到着!

2012年12月10日 読書
到着!
ようやく、到着致しました!

じゃじゃーん。


早速解錠師と64とあれこれ無料のも買ってみました。

むふーん。楽しみ―。
The Reversal by Michael Connelly
最近、読書のカテゴリーで全然日記を書いてませんねー。

コナリーのThe Reversal、連休で読了致しました。
ボッシュとリンカーン弁護士のミッキー・ハーラーが一緒に出てくる作品。

何と言うか。
私が、コナリーのデビュー作にして刑事ハリー・ボッシュものの第1作の「ナイトホークス」(The Black Echo)を最初に読んだのが1998年位なのかなー。14年位前?

ボッシュにも色々あって、ミッキー・ハーラーが登場して。
うーん、時間が経ったよねー、という感慨的な感想でしょうか。

今マイクル・コナリーの作品を最初から読み返しているんだけれど(今は「暗く聖なる夜」と“The Brass Verdict”を併読中)、もちろん日本語の方が読みやすいし、早く読めるし、法廷物だと用語を調べたりしなくて良いから楽なんだけど。

やっぱり英語の原著の方が好きかもなー、と思ったりもしている今日この頃。
日本語訳を読んでいると、ついつい「この台詞英語で何て言ってるんだろう」って気になってしまう悪癖あり。

The Reversalは面白かったというよりは興味深かったという印象なり。



さて、次は再びミッキー・ハーラーものだけれど、“Fifth Witness”かなぁ。

金曜日。

2012年9月14日 読書
キツかったなー。
やっと金曜日。

月よりの使者が峠を越えたら、すこし身体が楽になりました。恐るべし、PMS。まったくもー。


まだまだ残暑厳しき日々、ですなぁ。
寝る時はエアコンは止めて高窓を開けて眠れる様になりましたが。
朝起きてしばらくしたら、もう部屋の中が暑くなります。

太陽の高さが変わってきてるのが明らかに解るのが、朝起きてシャワーを浴びる時。
今の時期だけかなぁー。7時過ぎに丁度バスルームに光が差し込んで照明をつけなくても十分な明るさ。ちょっと得した気分。

でも、仕事を終えて事務所を出たらもうかなり暗くて寂しい。
こちらは損した気分。

もうすぐ秋分の日だものね。日が短くなるわけだ。
寂しい。

走り抜けた様な7月・8月が終わったので、少々小説を購入。


ようやくの「ミレニアム1 ドラゴン・タトゥーの女」 スティーグ・ラーソン (著)、ヘレンハルメ 美穂 (訳)、岩澤 雅利 (訳)

「オリーヴ・キタリッジの生活」 Elizabeth Strout (著)、小川 高義 (訳)

「この声が届く先」 S・J・ローザン (著)、直良 和美 (訳)

「わたしが眠りにつく前に」 SJ・ワトソン(著)、棚橋志行(訳)


ただいま、Michael Connelly の Reversal を読んでおります。ミッキー・ハラーとハリー・ボッシュが絡むというか一緒に働く作品なのだ。何だか不思議だわ。


もう夏は諦めたので(←しつこい)、涼しくなって欲しいなー。そうしてのんびり読書したい。
ハリー・ボッシュ
Hoy es lunes. 月曜日ですねー。

この週末は涼しくて、寒い位で。

お陰で愛猫も食欲が出て、ちょっとずっしり重く4.5kgまで体重を戻しました。
嬉しい。

でも、暑くなったらまたすぐ食欲が落ちるのよね。
酷くおちる訳ではないのだけれど、少しずつ少しずつ体重が減少してしまうんだよねぇ・・・・。


私は予想通り朝寝坊して、ガイドブックを眺めたり、読書をしたり。

再読中のマイクル・コナりーのハリー・ボッシュ・シリーズ。
「エンジェルズ・フライト」を読了。

第一作から読み始めた当初、確かこのAngeles Flightから先が未訳で英語で読み始めたのだったと思う。

アメリカの発刊年が1999年。ペーパーバックで読んでるから、2000年位かなぁ。それでももう12年も前になるのかー。そりゃぁ、細部は忘れてるわねぇー。一番肝腎な結論だけは覚えていたんだけれど。

読んだ当初、確か他の作品と比べて際立って面白いと思った記憶が無いのだけれど、それは、(恐らくは)LA独自の警察機構や過去の事件/状況(ロドニー・キング事件やO.J シンプソン事件)などに加えて、ストーリーも複合的なストーリーで少々解り難かったのかも。

この作品の前に、元FBIの捜査官のマッケイレブの “Blood Work” があって、この辺りからクロスレファレンスというかカメオ出演的なネタが入ってきてるのかぁ、と再確認。

ふむふむ。

この先の作品は「シティー・オブ・ボーンズ」しか邦訳を読んでいないから、日本語作品としては初めて読むことになります。

あーしかし、未訳・未読の英語版ももう2冊溜まってるんじゃなかったっけ?

少なくとも夏休みには “The Reversal” を持っていかなくては・・・・・・・・。




マイクル・コナリー著 ハリー・ボッシュ・シリーズ邦訳タイトル
1. ナイトホークス
2. ブラック・アイス
3. ブラック・ハート
4. ラスト・コヨーテ
5. トランク・ミュージック
6. 堕天使は地獄へ飛ぶ  {エンジェルズ・フライト(改題)}
7. 夜より暗き闇
8. シティ・オブ・ボーンズ
9. 暗く聖なる夜
10. 天使と罪の街
11. 終決者たち
12. エコー・パーク
13. 死角
久々読書。「アイアン・ハウス」と「ラスト・チャイルド」」 by John Hart  あ、落語も。
久々読書。「アイアン・ハウス」と「ラスト・チャイルド」」 by John Hart  あ、落語も。
GW明けにある某読書会の課題本が、未読作家であるジョン・ハート。
作家ジョン・ハート氏については、アマゾンに掲載されているものを拝借すると、↓↓ の通り。

ハート,ジョン
1965年、ノース・カロライナ州生まれ。アメリカで現在最も勢いのある作家。ミステリ界の「新帝王」と呼ばれる。2006年に北米最高のミステリ賞であるアメリカ探偵作家クラブ(MWA)賞最優秀新人賞候補作『キングの死』で華々しくデビュー。その後、2007年発表の第二長篇『川は静かに流れ』で、同賞の最優秀長篇賞に輝いた。2009年の第三長篇『ラスト・チャイルド』(以上、早川書房刊)は、MWA賞最優秀長篇賞および英国推理作家協会(CWA)賞最優秀スリラー賞をダブル受賞した。


何だか凄そうでしょ?(笑)。

何でかなぁー、今まで全然ご縁が無かったのですが、その最新作「アイアン・ハウス」が課題本なので、取り敢えずはそれから着手。

遡ってその前の「ラスト・チャイルド」までこのGW前半で読了致しました。

確かに、読者をぐいぐいとひっぱっていく、ストーリーにチカラがある。


個人的には、「ラスト・チャイルド」の方が好きかな。
「アイアン・ハウス」は、ちと出来過ぎ感が・・・・・(笑)。

ちょっと感傷的なのが気になるけど、まぁともかく。

残りの2作「川は静かに流れ」と、「キングの死」までたどり着ければ読みたいと思う。


てなわけで、のんびりモードのGW前半。



そうそう、カナダ人落語家の桂三輝(かつら さんしゃいん)の落語会にも行ったのだった。

ブログで、上方落語独特のお道具、見台(けんだい)を作って貰ったって書いていたのを見ていたのだけれど、(この落語会で使ったのはご本人のじゃないと思う)、その見台がとてもしっくりときて、とてもプロっぽくなったなぁって思ってしまった。


去年の11月で3年の修業期間が終わったそうで。

「プロっぽくなったねぇ」と言ったら「プロやがな。」と言われたけど(笑)。そら、そーだ。失礼いたしました。

演題はお師匠の三枝さんの創作落語だったと思うのだけれど、なかなか面白かった!
益々精進して立派な落語家になってくださいまし、と思った次第。



ま、そんなのんびり静養の3連休でした。良く寝たー!




メモ: (Wikiより)

・見台(けんだい)

演者の前に置く小さな机。書き物机や湯船、布団や床といったものに見立てる。もっとも、演じる噺によって使わない場合や、滅多に使わない落語家もいる(3代目桂春団治、2代目桂枝雀、桂三枝など大きな動きのある演目をする落語家など)。

・小拍子(こびょうし)

小さな拍子木。普段は見台の上に置かれており、鳴らすときは左手で小拍子を持ち、見台を打つ。噺の合いの手などに使ったり、雰囲気を変えるために使ったりする。また、舞台の袖でお囃子や鐘の音など効果音を出す裏方に合図を送るためにも使う。前座の若手が、調子をとって小拍子を打ち鳴らしながら口上を述べて客を集める用途もある。変わったところでは、創作落語でパソコンのマウスに見立てて使用した例(桂文珍・「心中恋電脳」)がある。

・膝隠(ひざかくし)
演者のひざを隠す小さな衝立。
そういえば、ちょっと前に「木星の骨」 フェイ・ケラーマン を読みました。
最近のこの作家のこのシリーズとしては、後半の展開とスピード感が良く、なかなか面白かった。

リナもあんまりでしゃばってこなかったし。

あれ?こんな作風の人だっけ?
と思ったり。

しかし、刑事ものとしては、家庭のこととか、ティーンエイジャーの息子の成長やら性的な心配やら、異色な作品では。





そこから、全然本を読んでません。
既読の古い本を取り出してきて、あっち読んだり、こっち読んだり。


昨日寝込んでいる間に、「左岸」(上) 江國 香織 を読んだ。これは先日ボーイフレンド君との待ち合わせの時間つぶしに買ったから。

喪失の話なせいか、何なく読了。読み返したりもした。

でも、何だか下巻も、対である 辻 仁成の「右岸」にも進む気がしない。


備忘録的メモ。

最近の読書

2011年9月6日 読書
ギリシャに持っていった読書予定の本は:

1. S.J.Rozan “The Shanghai Moon: A Lydia Chin/Bill Smith Novel”

※随分前に買って積み読になっていたもの。9月に邦訳が出ると読書部部長(笑)から聞いてこれは読まなくては~っと持参。


2. Michael Connelly “The Reversal”

※ボッシュとリンカーン弁護士ハーラーが絡む長編らしい。2010年の作品だけど、ペーパーバックになるのを待っていた。


3. 日本語の本1冊持ってったのに、何を持って行ったかすらもう忘れてしまった。何だっけ???


おほん。

と、まぁ、以上3冊でした。



で、予想通り。

ほとんど読書はしませんでした(笑)。

ビーチが気持ち良過ぎて、海で水に浸かっていたくてさ。
「ビーチベッドで読書」とか「ビーチベッドで昼寝」って時間がほとんど無かったなぁ。
一応毎日ビーチに本を持っていってはいたんだけどね。てへへ。


行きの飛行機の中で、ちょこっとシャンハイ・ムーンを1/4位まで読んだだけで他の2冊は開きもしなかったなぁ・・・・・・・・・・・・。たはは。


で、シャンハイ・ムーンは9/30発売らしい、という情報を見て、それまでには読了したいなぁ・・・と思っている今日この頃。


週末体調も悪かったので、あと1/4位まで進みました。


この作品は第二次世界大戦の頃にオーストリアのユダヤ人少女がナチから逃れて上海に移民したことが関係するミステリ。

最近、米国人のお気に入りの女性作家の題材は現代史が絡んでいるものが多いな、とふと思う。

このシャンハイ・ムーンは、1940年代位からかなぁ、当時の第二次世界大戦、ナチとユダヤ人、太平洋戦争、上海、日本軍、ドイツ軍、中国の傀儡政権、国民党との内戦・・・・・と、様々な要素がそこかしこに散りばめられていて、「あー私ったら歴史の知識が無いよなぁ・・」と、ちょっと凹みます(苦笑)。

サラ・パレツキーも「ビター・メモリー(Total Recall)」でホロコーストについて、「ブラック・リスト」でアメリカの赤狩りを背景にミステリの長編小説を執筆していました。

残念ながら、日本人にとってホロコーストはかなり意識の薄いテーマだけれど、9.11の後、宗教や人種の対立を否が応にも意識せざるを得ないアメリカ人にとっては、振り返えらざるを得ないテーマだったりするんかなぁ・・・・なんてね。ちょっと思ったりしたのでした。



最近読書も音楽もちっとも捗りません。

音楽に至っては、iPodのデータを全部入れた外付けハードディスクが行方不明で更新すら出来ていないし。



季節の変わり目は苦手・・・・・。

すこし、ぼんやりして過ごすのが良いのかもね。
昨日の養生のお供。
一気に読了。

数か月前に購入して積ん読になっていたもの。
映画を見に行きたいなぁっと思っていたので、原作を先に読むか、映画を先に見に行くかちょっと迷っていたんだけど。

思わず時間が出来たので、一気に。


秀作。

あー、こういう静謐だけれど、骨太な長編小説が読みたかったんだなぁ・・・と、満足。


映画についてちらっとだけ検索してみたら(私は映画も小説もドラマもネタばれがイヤなのであんまり事前情報を手に入れたくないので)、結構変えてある様なので先に原作を読んでよかったみたい。

それから小説についても、今ちらっと検索してみたら、アンチの感想の方が結構いるのね。

お涙頂戴に思えるとか設定が陳腐とかリアリティが無いとか。
なるほどねぇ。

ヒトの好みはそれぞれ、ですね。まさに。
そんなこと言ったら村上春樹の長編なんて結構リアリティ無いと思うわぁ。井戸とか羊とか・・(笑)。


続いてこの作家の作品をもっと読みたいと思ってるんだけど、デビュー作品の「日の名残り」が英語のペーパーバックも日本語版も積ん読になってるんだよねぇ。やっぱりこれから攻めるべきかしらん。


で、どっちを読もうかなぁ・・・・・・・。楽な日本語かなぁ、やっぱり。たはは。
昨晩夕ご飯を食べ終わった後、ビールを飲みながら、ノルウェイの森の残りを読んだ。


もうね、後半ボロ泣きでした。

前回はこんなに切なくなったかなぁ・・・・・・・と、思いつつ。


喪失。
痛み。


今回特に沁みたのは、直子のお葬式をワタナベ君とレイコさんがするところ。泣けたなぁ。そうして、あのお葬式は素敵だと思った。

あんな風に葬って(おくって)貰ったら、本望だな。

これはきっとオトナになったせいだね。



思うに、「喪失」は村上春樹の小説の中でずっとテーマの一つになっていたと思うけれど、「喪失」よりも「不条理」と「闇」がより大きなテーマになった頃から、私の中でのハルキ熱は冷めてきたんだだろうなぁ。
全く何も期待はしていないのだけれど、映画の「ノルウェイの森」を見に行こうかなと思っている。

ワタクシ、一応、元・村上春樹ファン、でした。

新作を愉しみに待っていたのはどこまでだったかなぁ。

カフカがうーむ、で、1Q84は読んでません。



で、映画を見る前に、今一度小説を読み返してみようと、年末に本棚から引っ張りだしてきた、埃っぽい赤と緑の「ノルウェイの森」。読み返すのは何度目でしょう。最後に読んだのは何年前だろうか。


大ヒットしつつある時にリアルタイムで読んで、その後恐らく3回以上は読み貸したはず。


病気で亡くなってしまった大学の同級生のお母様とこの小説の話しをしたなぁ。


一番最初に読んだ時、若輩者の私が、「村上春樹氏は成熟したんだな。」と思ったことを今でもはっきり覚えている。



なのに、今読んでみると、10代から20代のかけてのヒリヒリとする様な痛みをくっきりと感じて、息苦しい位。

こんな感覚だったかなぁ。それは覚えていない。恐らく、当時は自分がそういうヒリヒリした中にいたから気付かなかったんだろうか。



あの小説は空前の大ヒットだったから、初めて読んだ時にどの世代に自分がいるかで、随分と感想が変わるんだろうなとは想っていたし、読み返した時にきっとまた感想が変わるんだろうなとも想っていた。


オトナになって読み返してみて、あの小説を今初めて読んだら、あのヒリヒリとした感覚はもうとうに忘れてしまっていて、解らないかもしれないなぁ、とも想う。


今下巻の1/3位終わった辺りかな。

今からもうこれから先の出来事で哀しくなってしまう。

死の匂いのとても強い小説。

どうして、あんなに大ヒットしたんでしょうね。今でも不思議です。
週末に向けて。・・読書熱は少々上昇。
週末に向けて。・・読書熱は少々上昇。
週末に向けて。・・読書熱は少々上昇。
何だかやる気の出ない、疲労感の漂う1週間でした。ふぅー、ようやく金曜日だ。

真ん中水曜日に有給取って休憩したから、体調は全然悪くないんだけど。


音楽熱は低空飛行中。

音とか、バンドとか、ライブとかに対する熱みたいなものが、今とっても低体温な状況です。何でかなー。不明。

すっごく愉しみなライブって感覚が無いのって実に寂しいものですねぇ。ワクワクしたいのになー。



読書熱は少し上昇してきましたよ。10月とかほとんど本読んでないんじゃない?って感じだったけど。

私が個人的に大好きなアメリカのミステリ作家のマイクル・コナりーの作品「エコー・パーク」が講談社の「翻訳ミステリベスト10」の三冠(読者が選ぶ、作家が選ぶ、翻訳家・評論家が選ぶ)No.1に選ばれたとのことで。

お昼休みにちょいと本屋でIN☆POCKETを買いに行ったら、まんまとあれこれ+5冊購入~。

この間亡くなった佐野洋子さんの未読のエッセー集を2冊。佐野洋子さんのエッセー、好きだったなぁ。もう新しいのが読めないのは寂しいなぁ・・・・・・と、思いながら。

新訳アガサ・クリスティ。「そして誰もいなくなった」。

実は翻訳ミステリで、本格的というか王道というべきか、アガサ・クリスティは昔どの作品か忘れたけど、何かを読んでイマイチ好みでなくて・・、あんまり読んでいないのです。これで翻訳ミステリが好きとか言ったら石投げられそうだけど(笑)。

新訳が出ていたので再挑戦。えへへ。


それから佐藤さとるさんという少年少女作家(と言うのかしら)の「コロボックル」の作品。「だれも知らない小さな国」。小学生の時かなー、この佐藤さとるさんの作品が大好きでよく図書館で借りて読んでたなぁ。とっても、とっても懐かしい。本当はオリジナルの子供向けの大きさの本を買いたいところだけれど、まぁ、かさばるので文庫サイズで再読しようかと。

そういえば、読書部のみなさま。梨木香歩さんの「西の魔女がしんだ」の最後のシーンは、佐藤さとるさんの「ジュンと秘密のともだち」のラストへのオマージュじゃないか、っと勝手に思っとりやす。むふん。

んで、ついでに「日本推理作家協会編ミステリー傑作選」なるものまで。未読の作家の作品が収まってたので、面白そうな人がいたら良いなっと希望的に。

そんな感じの11月初旬~中旬。


なぁんか中途半端に仕事も暇だし、でも意外に日曜日に会社イベントがあったり、とどっちつかずな感じです。

9月・10月があっという間に飛ぶように過ぎていった気がする反動か、11月はとっても遅くて長いです。

どっか景色の良いところでぼーっとしたいなー。寒くなり過ぎる前に。

でも、みなとみらいは戒厳令下みたいな状況だしね。ははは。毎日、毎日あまりにもたくさんの警察官を見掛けるので(うちの側もしょっちゅうパトロールされてる)、APECが終わったら、景色ががらんとしちゃって、逆に変な気すらしちゃうんじゃないかしら、なんてね。

さて、本日は女友達とタイ料理を食べに行くざます。

横浜の非常~~~~にディープなところにあるタイ料理屋に行こうと思っているので、吉と出るか凶と出るか。

ま、女友達とのご飯はビールが飲めて話が出来れば良いって感もありますけど。



そういえば、先日の新聞に深澤真紀さんが「40代のガールズトークは痛すぎる」みたいなテーマでインタビュー受けてて。その内容が妙に引っ掛かる感じだったんだけど。

その後、深澤さんのインタビューや講演的なものをネットで拾って読んでみると、そこまで意地悪な感じでもないみたいで。

あれは、新聞社の男性記者(だと思われる)であるインタビュワー(interviewer)がインタビューを受ける人(interviewee)の考えへの理解と愛があまりにも足りない結果だったのかなーっと思われるものでした。違うのかもしれないけど。

全然関係ないけど、自分メモ的に記録。


それでは、サラリーマンの皆様、良い週末をお過ごしくださいませ~~~~。

9 DRAGONS 読了 他

2010年10月18日 読書
◆香山リカ 「しがみつかない生き方」 読了。古本にて。彼女の本は実は初めて。
サブカル出身の人だからか、着眼点は面白い気がするけど。言っていることが一々説得力が感じられないのは何故だろうなぁー。


◆吾妻ひでお 「失踪日記」 読了。古本にて。
大変遅ればせながら、ですけど。


◆Michael Connelley "9 DRAGONS" ようやく、読了。原著にて。
面白かった。

ボッシュものは全部読んで来てるけど、エレノアが・・・・と、実にびっくり。結構なお歳になった今になって娘と一緒に住むことになるとはねぇ・・・・・。

ボッシュものとしては、出来は平均的な面白さでしょうか。前々作だっけ?核物質とテロものはイマイチで、前作のエコー・パークがとっても面白かった記憶あり。
済んでしまった読書の記録。(自分用メモ)
済んでしまった読書の記録。(自分用メモ)
済んでしまった読書の記録。(自分用メモ)
秋ですねー。今日は気持ちの良いお天気。

ワタクシ的秋は夏休みの休暇が終了した、9/28(火)から始まりました(笑)。

ところで、毎日眠くてしょうがないのですが、秋ってこんなに眠いんでしたっけ?春は眠いイメージが確かにあるんだけど。

今年は暑かったし、喘息も出てたから疲労がたまっているとか、何とかもっともらしい理屈はありそうだけど。


本日自分の読書の記録をちょこっと見ていたら、今年の後半は恐ろしく本を読んでいないことが判明。

きゃー、私何してたんだ????

記録もしてないし。。

まぁ、確かに夏の間、海行ったりプール行ったり、小学生かって位外で遊んでたけどねぇ。

それから、twitterに○○読了。面白かった、みたいにつぶやいてしまうと、気が済んでしまっているってこともあるんだろうなー。


でもさ、つぃったーって後から自分の記録を見直すには向いていないから、やっぱり書いておかないと、後であれれ、って困ったことになりそう、とふと思ったり。んで、一応自分メモ様に記録。


1. Brass Verdict by Michael Connelly
リンカーン弁護士の続編。この本は実に去年バリ旅行に持って行って途中まで読んで、その後放置していたものでした。放置長過ぎ。

マイクル・コナリーは、ボッシュ刑事ものが一番点数が多くて、リンカーン弁護士が2作まで、ノン・シリーズが他に数点ありますが。

リンカーン弁護士は、嫌いではないけど、凄く面白いってところまでいかないなぁ。

弁護士ものなので、アメリカの司法システムとか興味深いんだけど。

結末があっけなかったなぁ。ある意味読了したことで満足。

マシュー・マコノヒー主演で映画化されるとのことで、撮影中らしいよ。


2. Finger Lickin’ Fifteen by Janet Evanovich
ステファニー・プラム・シリーズ15作目。

これは、相変わらずさくさく読める作品。ライト・ノベルって感じね。

特出したところは特に無い気がする。


3. The Scarecrow by Michael Connelly
ノン・シリーズというか番外編というか、記者のJack McEvoy ものと呼んで良いのか。

The Poet にも出てたJack McEvoyが主人公で、登場した時に随分しおたれていてびっくりしたんだけど、これは面白かった。

リンカーン弁護士ものよりずっと好きだなぁ。

こういうミステリを読むと、あー面白かったなぁと思ってしまう小説読みのミステリ好きなワタクシです。


4. 蛇の歯 フェイ・ケラーマン
あ、これも読んだの、思い出した。リナ&デッカー・シリーズ第10弾

フェイ・ケラーマンは最近ちょっとなぁ・・・・、って感じ。

まずLAPDの刑事部がかなり人情的に描かれているのが(いや私だってもちろん実情は知らないけどさ)、本当???って思ってしまう。

主人公のデッカーの奥さんのリナの描かれ方も鼻に付くんだよねぇ・・・・。

うーん。次の作品は正直特に愉しみにはしてないです。


こんなとこかなー。もう少しあると思うけど、思い出せない。しかし、少ないなー。


最近ちょっとライブ熱が低目安定で治まってしまっているし、読書熱も下がっているのかなぁ。

9月があっという間に掛け抜けて行ってしまったので、考えずにいると1年終わっちゃいそうー。まぁ、それならそれで別に良い気もするけど。

朝霧

2010年5月12日 読書
昨日、東京駅の本屋さんで、北村薫氏の「円紫師匠と私シリーズ」の「朝霧」が本屋にあった。これを読んだかどうか、一所懸命考えたけど、思い出せなかったので、ともかく購入した。

移動のお供に読み出したら、読んでいなかったことが判明。あー良かった。時々読んだことを忘れて同じ本を買ってしまうことがあるからね(苦笑)。

やっぱり面白い。

北村さんの作品ではこのシリーズが大好きなのだけれど、相も変わらず浅学なワタクシには難しい/知らないことが沢山出てくる。それも愉しい要素だけれど。


私は学生の頃にまったく勉強していなかったということを、よくよく思い知らされるシリーズでも、ある。わはは。



実はワタクシ、高校生の頃、編集者になりたかったんだよねー。あれが人生で唯一なりたかった職業なのだなぁ。・・・そんなことを思い出す。

最近の読書

2010年5月9日 読書
最近の読書
最近の読書
最近の読書
金曜日の午後から1日半、寝たり起きたりだったから、最近停滞気味だった読書が少し進みました。

もう何年抱えていたんだろうというS.J.ローザンのWinter and Nightがこの間ようやく読了したので、日本オリジナルの短編集「夜の試写会」も余韻が冷めぬうちに、続けて。

最初の1篇はどこかで読んだ気がする。

この割に初期からの、と思われる短編集を読んでみて、最近のリディアとスミスはパートナー暦が長くなってきていて、スミスが(うぶな)リディアをからかうシーンとか、リディアの中国人ならではの家族の様子の描写が無くなってきているんだなぁ、ということに気付く。

そうそう、以前の作品にはこんな会話がよく出てきてたのにね。

冬と夜で、また一層彼らの仲は近づいた感じだから、次作はどうなっているのか急に興味が沸いて、思わず英語版の中古をあまぞんで注文してしまいました。


「鴨川ホルモー」
鹿男あをによし、が面白かったので買ってあったもの。いやー、万城目学、凄い。面白い。そうして、京都に行きたくなる。鹿男読んだ時は奈良に行きたくなった。なんとも魅力に溢れた小説でした。好きっす、こーゆーの。


「理系の人々2」
これは先週かな、仲良しの理系の友人が貸してくれたコミック。ぱらぱら読み返してました。いやー、これ、めちゃくちゃ面白いです。ワタクシは根っから文系なので、その理系の友人の思考パターンの謎が氷解した!って位にツボでした(笑)。理系の友人/コイビトがいる方には超お勧めでございます。


さて、読書に戻りますー。コナリーのBrass Verdict は一体いつ終わるんだろうー。これは去年のバリ旅行から抱えてますわ。とほほ。

スモールトーク

2010年3月8日 読書
絲山 秋子


うーん、絲山 秋子 好きだなー。


これ読むと、運転したくなる。

昔はマニュアル運転してたんだけどなー。今やすっかりペーパードライバーで、免許証はIDにしかなっていないのが、少し寂しい。

女のしくじり

2010年2月16日 読書
どこからかたどり着いた「あの女」というブログ(http://ameblo.jp/ano-onna/)を書いている ゴマブッ子 が著者。

このブログは最高におかしくて、個人的にゲイの友人が多いのもあって、愛読しているブログなのです。

正直、このブログを読んでいれば、書籍は読まなくても十分な気がしますが。


ブログからトーンを少し落としてあるのかな。まぁ、愉しく読みました。


20~30代でモテずにモテを目指している女子には実践的かもね。私も20代の時にこーゆー本を読んでたら、人生すこーーーーーし変わってたかも。なぁんてねーーーーー。あはははは。

アカシア香る

2010年2月15日 読書
藤堂志津子 著

主人公が45才の女性という設定。

45才ってこんなに枯れるかなー、というのが正直なところ。もちろん個人差はあるのは解っているけれど。

淡々として、昨日の休日に、のんびり読了。

でも、きっと読んだことすら忘れてしまいそう。




他にも読みかけの本とか併読中の本とかたくさんあるのに、何故かこれを読んだのは、穏やかな読み物が欲しかったってことかしら。


・・・・・・・・・犬の力は途中で止まってます。
からくりからくさ
からくりからくさ  梨木 香歩 著

一昨日は風邪で寝込んでいたので、梨木香歩さんの「からくりからくさ」を読みました。

以前、「西の魔女が死んだ」が面白かったので、ちょっと前に本屋で仕入れていて、積んどいたもの。

前半は「西の・・」に通じる、ちょっと甘やかな世界観なんだけれど、後半随分と壮大になっていてびっくり。

能面、市松人形、草木染め、機織り、紡、はたまたクルド人・・・。

少々、そこまで広げるかいっと思ったりも、しました。

が、筆力はさすが。



1点、ワタクシ親戚が少ないせいか、曽祖父とか大叔母とか遠縁の血縁の人があれこれ出てきて、途中で混乱気味でしたけど。それは偏にワタクシの経験不足だと思います(笑)。



※「犬の力」はまだ途中~。

スカーペッタ

2010年1月7日 読書
検屍官シリーズの最新作をお正月に読みまして・・・・・・・・。

その名も: 「スカーペッタ」 パトリシア・コーンウェル著

何だかなぁ・・・・・・・な、作品だったのですが。今仕事の資料待ちで少し時間があるので、感想なぞ。


~~以下、かなり辛口~~

多分(少なくとも外見的に)、検屍官のケイ・スカーペッタ = 著者のパトリシア・コーンウェル、みたいなイメージを持っている人、多いのではないでしょうか。

作品中の描写と、日本語版の帯にどどーーんとよく出していた顔写真と比べてね。

今回の「スカーペッタ」は、そのタイトル通り、まさにケイ・スカーペッタの話になっているのですが。本当に、よくもわるくも、スカーペッタについての話なんだわー、これが。


上下巻あって、一応ミステリにカテゴライズされるのだろうと思うのだが・・・。これだけストーリーの中で、主人公が権力も力も美も人徳も兼ね備えた素敵な人物だと、あれこれ語らせるミステリあるいは小説ってあるんだろうか、と少々辟易・・。

コーンウェルさん、不幸なんだろうか。それとも、とっても幸福なんだろうか。

シリーズの中で、生き返る人がいたり、若返ったり、ポジションを追われたり、公人から私人になったり、と色々な変化があったシリーズですが。まぁそれはある程度許せるとしても、だ。

今回はオリジナルなメンバーの人間関係やら環境を今一度古き佳き時代に近づけようという階段の途中の作品みたいな感じ。

以前、Politically Correct というフレーズが流行ったことがありましたが、そういう配慮が妙に目立つ設定になってるしねぇ。

人種、障害、性的嗜好、などなどなど・・・・・・・・。レズビアンについても、もはや必須の要素なのでしょうねぇ・・・・・・・。

今回は、被害者も容疑者も little person。"小さい人”と訳されてますね。日本語だと、小人症と言うのが一般的なのかなー。

検屍官シリーズは、医学的な特徴から容疑者を割り出すのがひとつの持ち味でもあるから、しょうがないのかもしれないけれど。以前も、代謝異常から来る体臭をモチーフにしたり、あれこれ工夫はしてるんだろうけどなぁ・・・・・。

でもなー、落ちが随分あっさりと割れたのもねぇ・・・・・・・・・。へ?って感じだし。

ともかく上下巻の中でミステリ的要素は半分以下なんじゃないの?って位に、主人公たちについてのストーリーなのだよ、これが。



それにしても、だ。

アメリカって国は私が昔留学なんぞしてたり、以前一年に2回か3回行ったりしていた頃とは随分と変わってしまったんだろうなーと言う妙な感慨も。

田辺聖子氏が、一時期妙にブランド品の名称なんかを小説に盛り込んだ、ある意味トレンディーな小説を書いていた時期があり、ワタクシは個人的にとても気持ち悪かったのですが。

今回のスカーペッタにも、ブランド、人名等々、現実世界の固有名詞が溢れてますねー。そういうのって薄っぺらいと思うんだけどなー。

それが功を奏しているとしたら、ピリピリした、ますます物質的な国になっちまったんだろうというアメリカの空気感はよく出ているかもしれない。

何ちゅうさびしい感想。


検屍官シリーズ、昔面白かったのにねぇ。

最近はあきまへんねー。

シリーズの前作も、もうすっかりあらすじ忘れてますが、これもそういうことになりそうな予感。いや、確信。

ケイ・スカーペッタ賛美に尽きた小説でした。まる。って感じっす。

残念。

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