ISBN:4167659034 文庫 横山 秀夫 文藝春秋 ¥660

横山秀夫が元新聞記者であることも知りませんでした。何作も読んでるのに、作者にちっとも興味を抱いていなかったってことだね。あはは。

作品としてとても秀逸だと思います。彼独特の心理ゲームみたいのが、適度に抑制されてるし。

海の仙人

2007年1月10日 読書
ISBN:4101304513 文庫 絲山 秋子 新潮社 ¥380


実は、仲良しの女の子とその前の彼とを思い出してしんみりしちゃったんだよねぇ。彼女は思うところがあったのでしょうね、別の人と結婚したんだけど。

切ない思いって、時々やってきては、苦しくなりますよね・・。

でも、最後の彼の状態は、ちと韓流ドラマみたい、と思ったわたくし、ひねくれ者でしょうか・・・・。
東京日記 卵一個ぶんのお祝い。
(著)川上弘美

今年のクリスマスプレゼントに頂きました。

気持ちがほっこりする様な本でした。

ありがとう。
ISBN:4103808063 単行本 江國 香織 新潮社 2003/11/19

『きらきらひかる』や『落下する夕方』など多数の作品で、揺れる女性の内面と恋愛模様を描いてきた江國香織の短編小説集。淡く繊細な筆致でつづられた12編は、さらりとした読みごたえでありながらも、男と女の物悲しさを秘めたものばかりだ。第130回直木賞受賞作品。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ふぇ〜。ようやく週末、2連休ですわー。

青空のもと、洗濯干したかったのになぁ。生憎曇りの様ですな。まぁ、しょうーがない。

朝寝坊して、のんびり洗濯して、ゆっくりご飯でも食べますかねぇーーー。

仕事メシは、自分のお財布では行かれない様なゴージャスなところへ連れて行ってもらえますが。

やっぱり、自分の意思で自分の食べたいものを自分のペースで食べられる食事の方が、好きだなぁ。

贅沢なハナシかしら。

ってなわけで、今週末はのんびりモードの予定でございます。

皆様も愉しい週末を♪♪


ところで、「号泣する準備はできていた」ほとんど読んだけど、あんまり面白くない。これはお勧めできまへんな。
ISBN:4087477851 文庫 江國 香織 集英社 2005/02 ¥480

月〜日の7日連続勤務が終了し、昨日はようやくのお休み。

一日ゴロゴロしてしまいました。

ちょこっと寝て、起きて本を読んで、また寝たり。

好きな時にお茶を飲んだり、コーヒーを飲んだり・・・・。

そうそう、そうだった。

こういう、自分のペースで好きなことをする、ということが出来ないと、ストレスがたまる性格なんだった・・・・・。

と、思い出した昨日。


夜も早寝したのに、今朝も眠い。

おまけにまだ疲労が抜けきれてなくて、体が重い。

あぁ、そうだった。

前の会社の時は、今朝みたいに、朝起きてもまだ疲れが取れてないなぁ、体が重いなぁ、といつもいつも思っていた気がする。

世の中のたくさんのサラリーマン程ではないのでしょうけれど、忙しくて、忙しくて・・・。責任のある仕事があれこれあって・・・。

不条理なことで事務所に残されたりして・・・・。

そういう生活がイヤで転職したんだったなぁ・・・・・。

と、今朝、思い出したりしておりました。

今の仕事も別にバラ色では無いけれど、少なくとも朝起きて疲れが取れていないという思いはほとんどしなくて済んでるってことなんだねぇ、と思ったりも。

まぁ何とか人生やり過ごすしか、無いわけで。

「泳ぐのに、安全でも適切」でもないけれど、泳いでいくしかないわけですねぇ、人生。

久々に読んだ江國香織作品。短編集ですが、なかなかによろしい。「うんとお腹をすかせてきてね」、好きだなぁ。こんな風に恋人と食事したいなぁ(笑)。

縛り首のN

2006年8月21日 読書
ISBN:415076364X スー・グラフトン著 文庫 嵯峨 静江訳 早川書房 2001/01 ¥819

読了。さすがにちょっと飽きてきたかも。少々休憩して、続きに掛かろうかなぁ・・・・・・・。

グロテスク

2006年8月21日 読書
ISBN:4163219501 単行本 桐野 夏生 文藝春秋 2003/06/27 ¥2,000 『OUT』 『柔らかな頬』など、単なるミステリーにとどまらない作品を生み出してきた桐野夏生が、現実に起きた事件をモチーフに新たな犯罪小説を書き上げた。自身をして「その2作を超えて、別のステージに行ったかな」と言わしめた作品だ。 主人公の「わたし」には、自分と似ても似つかない絶世の美女の妹ユリコがいた。

========

祖母の実家にある古本屋で600円で売ってたので、購入。夏休み中に読了いたしました。

厚いし、2段組だし、結構読みでがありましたね。

いやぁ、しかし。

この間も書きましたが、人間のどろっっとした感情や、怪物を書かせたら天下一品ですなぁ。

東電OL殺人事件を下敷きにしてるので、家に戻ったらそっちも思わず再読しちまいました。

東電OL殺人事件のレポは続編も出てるのですが、世間の女性が著者が予想した以上に反応したそうで。自分にも堕ちていきたいという願望があるという感想が数多寄せられたそうですが。

そうなのかなぁ・・・・・・・・・。そのあたりはちょっと理解できないんだけどね。

無法のL

2006年8月15日 読書
ISBN:4152080124 スー・グラフトン著 単行本 嵯峨 静江訳 早川書房 1996/06 ¥1,733

相変わらず、ずるずる読み進んでおります。今はMまで読了。個人的に「悪意のM」は結構好きだな。

残虐記

2006年8月15日 読書
ISBN:4104667013 単行本 桐野 夏生 新潮社 2004/02/27 ¥1,470

何となぁ〜〜〜〜く、桐野夏生が読みたくなって、↓のI’m sorry, Mamaと併せて購入。(もちろん古本)

こういう、どろっとした人間の心持ちを書かせたら天下一品だよなぁ、というのが最初の感想ですなぁ。

結局どちらもほぼ1日で読了。続けて読んだのと、少々題材が似通っている部分があるのもあって、印象が混ざっとります。

I’m sorry,mama.

2006年8月15日 読書
ISBN:4087747298 単行本 桐野 夏生 集英社 2004/11 ¥1,470

前評判より、主人公の異常っぷりが際立たないのは、フィクションとノンフィクションの境目がだんだん曖昧になってきたせいですかねぇ・・・・・・。
ISBN:4150763623 スー・グラフトン 著 文庫 嵯峨 静江 翻訳 早川書房 1999/04 ¥756

今年の密かな目標は、エド・マクベインを1巻から読み進める、だったんですけどねぇ。

結構最初の方で頓挫しておりまして。

代わりと言っちゃぁなんですが、キンジー・ミルホーンを延々読んでおりまする。

A,B,C,D,E,F,G,H,I,J,K,Lだから、現在12冊目ですね。

何だろうー。こういうシリーズものって、凄〜〜〜〜〜〜く面白くなくても、ついつい続きを読みたくなっちゃうんだよなぁ。1話完結なのにね。

でも、キンジーは育った環境の影響があるのか、人に対して距離を置いていて、初対面の人に対する評価が厳しいのがちょっと違和感を感じるんだよね。

なのに、延々読んでるのよねぇ。

これは以前リリー・ブラウンの「猫は・・・」シリーズを延々読んだ時とおんなじ現象ですなぁ。

猫シリーズは途中で飽きてたのに、何故か辞められなくてずるずる読んでたんだよなぁ。結局どこまで読んだのか忘れてしまった。

キンジーシリーズは多分今発行されているの全て読破するまで続きそうな気がします。

今のLはあんまり面白くない、けど。

証拠のE

2006年5月29日 読書
ISBN:4150763550 単行本 スー・グラフトン 早川書房 1989/08 ¥672

土曜は読書三昧。スー・クラフトンのキンジーシリーズをA、B、Cと読了後、ちょっとブレイクを置こうかなぁなんて思っていたのに、結局、欺しのD、証拠のE、と読んでしまいました。

ここまで読んでくると、だんだんキンジー・ミルホーンのイメージも結構はっきりと掴めてきて。

私はキンジーとヴィクを比べると主人公の人柄など、ヴィクの方が好きかもなぁ、という気がする。これはスー・グラフトンの人となりもあるのだろうと思うのだけれど、キンジー・シリーズは概して人物に対する評価が辛い。特に見た目を重視している感が強くて、そこにちょっと抵抗を感じることもある。

それから、あれ、何かつじつまが合わないぞ、って思う箇所なんかもあるんだけれど。

でも、話は中々に面白いのだわ。証拠のEは面白くて一気に読んでしまいましたわん。

ただ今Fに突入です。

欺しのD

2006年5月29日 読書
ISBN:4150763542 文庫 スー・グラフトン 早川書房 1988/09 ¥714

死体のC

2006年5月23日 読書
ISBN:4150763534 文庫 スー・グラフトン 早川書房 1987/10 ¥840

画像でませんな。

A、B、C、と読了いたしました。

面白かったけど、ちょっと休憩して、他の読んでから先へ進もうかなぁ。

泥棒のB

2006年5月16日 読書
ISBN:4150763526 文庫 スー・グラフトン 早川書房 1987/06 ¥714

順調に読み進んでるんですけどね。

あと一歩ってところで眠くなっている今日この頃。

もう少し、です。

アリバイのA

2006年5月9日 読書
ISBN:4150763518 文庫 スー・グラフトン 早川書房 1987/03 ¥882 タイトルにアルファベットがついていることで知られるアルファベットシリーズ。第1弾は『アリバイのA』。「わたしの名前はキンジー・ミルホーン。カリフォルニア州でのライセンスを持った私立探偵である」と始まる自己紹介文が「おとといある人物を殺害し、その事実がいまも胸に重くのしかかっている」と続く。私立探偵が殺人?…

先日の短編集(ウーマンズ・アイ)で気を良くして早速買い込みました。あんど、連休でとっとと読了いたしましたー。

おもろいー。好きだにゃー、このトーン。

何でしょうねぇ、サラ・パレツキーのヴィクシリーズにしろ、こういうさっぱりしたオンナに妙に魅かれてしまうワタクシ。

もう今Bに突入ですわん。ふっふっふ。
ジュリー スミス(Julie Smith )著, 長野 きよみ (翻訳)ISBN:4150016038 新書 早川書房 1993/10 ¥1,529
ISBN:4150753571 文庫 サラ パレツキー (編集), 山本 やよい(翻訳) 早川書房 1992/09 ¥714

お馴染み、ヴィク・シリーズの作者サラ・パレツキーが編集した、女性探偵モノの短編集。

それぞれに、なかなか個性があって面白かったなぁ。

音楽もそうだけど、未知の作家の特徴・感触をこういう短編集で選んで(ライブならイベントで見て)、その人の作品を買う(ワンマンに行く)っていうのは有効だよねぇ。

上巻目次:

運のいい拾い物(リザ・コディ)
前と同じ場所で(スー・グラフトン)
ベニーの神殿(マーシャ・ミュラー)
人形(ドロシイ・S.デイヴィス)
顔の傷(ナンシー・ピカード)
テキストのない殺人(アマンダ・クロス)
不用品(フェイ・ケラーマン)
あなたをもっと知るために(アントニア・フレイザー)
花嫁には気の毒な日(ジュリー・スミス)
盗まれた女流詩人(バーバラ・ウィルスン)

下巻目次:

死とダイヤモンド(スーザン・ダンラップ)
わたしに代わって、あの男を殺して(メアリ・ウィングズ)
切り裂かれた招待状(マリリン・ウォレス)
セルマを探して(ギリアン・スロヴォ)
デボラの裁き(マーガレット・マロン)
男の城(シェリー・シンガー)
誉れある名(キャロリン・G.ハート)
ゴースト・ステーション(キャロリン・ウィート)
どこにいるの、モニカ(マリア・アントニア・オリヴァー)
報復の調べ(サラ・パレツキー)
思い出のサマーキャンプ(ドロシイ・B.ヒューズ)

何人か、単独で読みたい作家を見つけましたぞー。邦訳出てるのかな。
ISBN:4488275060 文庫 ジル・チャーチル著 浅羽 莢子訳 東京創元社 1997/09 ¥672

こちらも、同様にこの週末に読了。

これ、私が読んだこのシリーズの中で一番プロットの出来が良い気がする。

高級リゾート地での出来事なので、いつものママっぷりとはちょっと趣が異なる部分もまた良し。

途中でちょっと飽きて止まってましたが、またシリーズの先が読みたくなったにゃぁ。

シリウスの道

2006年4月25日 読書
ISBN:4163240209 単行本 藤原 伊織 文藝春秋 2005/06/10 ¥1,800

臥せっている間に読了。

あぁ、やっぱりこの人の作風好きだなぁ、としみじみ。

子供時代の記憶と今の自分の有り様を絡ませたプロットとしては、例えば、白川道の「天国への階段」とか、天童荒太の「永遠の仔」とか、東野圭吾の「白夜行」とか。

すぐに名前が挙がる作品はいくつかあるけれど。

個人的には、天国の階段は途中からあの湿度がかなりしんどくて。

永遠の仔と白夜行は相次いで読んだんだけど、表裏一体をなす作品みたいに感じられて、どっちも好きだった。どちらかと言えば、私にとっては白夜行がほんの少々だけ優れていた感があったかなぁ。

それらとはまた別の藤原ワールド。この人の描く主人公はいつもかっちょ良過ぎます。

でも、それがイヤミじゃないのよねぇ。これが、この作者が好きだってことなのでしょう。

藤原さんの健康状態の回復を祈ってやみません。

< 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24

 

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索