『バニラ・スカイ』
夕食のお供に。

1997年のスペイン映画『オープン・ユア・アイズ』 (Abre Los Ojos) のリメイク作品。ストーリーはほぼ同じで、舞台をニューヨークに移しているが、同作でヒロインを演じたペネロペ・クルスが本作にも同役で出演している。

殺人容疑で逮捕された仮面の男・デイヴィッドと、精神分析医マッケイブの取り調べ室での会話を軸に、ストーリーは進む。

出版界の王様と言われていたデイヴィッドの父・デイヴィッド シニアが交通事故で死亡し、父の経営する大手出版社の株式51%を引き継いだ富豪で若き実力者でプレイボーイのデヴィッドは、自分の誕生日パーティーで親友・ブライアンの恋人のソフィアに一目惚れしてしまう。それに気付いたデイヴィッドのセックスフレンド・ジュリーは、嫉妬のあまり彼と共に自動車事故による無理心中を図ろうとするが、未遂に終わる。

運転していたジュリーは死亡し、助手席にいたデヴィッドも重体で3週間の昏睡から目覚めると、ハンサムだった彼の顔は、事故のせいで見るも無惨なものになっていた。この事故を契機に、デヴィッドの部下7人の老いた重役たちは会社を乗っ取ろうと策略するが、醜くなった顔のせいでデヴィッドの性格も段々と歪んでいく。


うーーーーーーーん。ひたすらトム・クルーズがキモかった(傷で醜いという意味ではなく、怪我する前の「ハンサム」な顔の頃から)、という印象しか残りませんでした。残念。

バブルな雰囲気が「アメリカン・サイコ」(2000年制作、2001年公開)を思い出させたんだけど。この映画が2001年の公開で同じ頃だから、「アメリカの80年代後半のバブル経済」の影響なんだろうか。

見たことだけ(忘れちゃうから)メモ。
地上波を見ないので、夕食のお供にあれこれと。
曲石混合というか、イマイチなのが多かった?
ゲームオブスローンズロスだよ、完全に。

1. チャイルド44 森に消えた子供たち
2009年海外版「このミステリーがすごい! 」第1位の傑作を巨匠リドリー・スコットが映画化!
トム・ハーディ×名優ゲイリー・オールドマン他、豪華実力派俳優陣が集結!
実在の連続殺人事件をモチーフに、理想国家の闇を描き出した傑作ミステリー!!

【ストーリー】
1953年、スターリン政権下のソ連で、子供たちの変死体が次々と発見される。
その死体には多くの共通点があるが、“殺人は国家が掲げる思想に反する"ため、すべて事故として処理される。
秘密警察の捜査官レオは親友の息子の死をきっかけに、事件解明に乗り出す。捜査が進むほどに、国家に行く手を阻まれ、さらに、愛する妻にも不当な容疑が。
真実が歪められるこの国で、レオは真犯人に辿り着けるのか―?

ミステリ好きにはお馴染みの小説の映画化。映画化するってのは聞いた記憶があったんだけど、その後すっかり忘れていた。実は原作読んでない。子供が犠牲者のミステリにはなんとなく手が伸びなくて。でも、これって時代背景から「楽園である共産主義国家では殺人は起きない」という国家的隠匿があったためにこれほどまでに沢山の犠牲者が出たのかぁ。知らなかったわ。

キャストが凄く豪華なんだけど、ストーリーは散漫。共産主義の問題を描くのと殺人事件を描くのとどっちも一応描こうとしたのが敗因かしら。イマイチ。

*ゲームオブスローンズのピップとタイウィンが出てたw


2. ボブという名の猫 幸せのハイタッチ
ロンドンでプロのミュージシャンを目指すが夢破れ、家族にも見放されてホームレスとなった青年ジェームズ。人生に目的も目標も持てないまま、薬物依存から抜け出す事もできず、まさにドン底の生活を送っていた彼のもとにある日、足にケガをした一匹の野良猫(ボブと命名)が迷い込んでくる。ジェームズが有り金全てをはたいてボブを助けて以来、ふたりはどこへ行くにも一緒で、次第にその動向が世間の注目を集めるようになる。しかし、彼らの前に次々と試練と困難が立ちはだかり、ジェームズはボブのためにも、それらを1つ1つ乗り越え、やがて大きなチャンスが訪れることになり……。

これは出演する猫のほとんどのシーンが実際のボブが出演してるのねー。知らなかった。とっても可愛い。物怖じしないで怖がらないですごいなぁ。ストーリーは知ってたし、猫が可愛い、以上。でしたかねぇ。


3. グッバイ、レーニン!
激動の80年代末のドイツを舞台に繰り広げられるコメディドラマ。心臓発作による昏睡状態にあったため、ベルリンの壁崩壊、東西ドイツ統一の事実を知らない社会主義者の母親。ショックを与えることが命取りになることから、息子は事実を隠そうとする。

設定や当時を模した画像などは面白かったし、設定はなんとなくわからないでもないけど、映画としてはどうかしらねー。途中寝てしまったw
『ロストイントランスレーション』
ずっと見そびれていた『ロストイントランスレーション』を借りてきたDVDで。
なぜかどのストリーミング系にもない映画ってのがあるんだよなぁ。

仕事でパークハイアットにアメリカからのゲストと食事に何度か行った際に、「ここで撮影したんだよねぇー」などと話をふられたりするし、まぁ見とこうか、とついでに。

ソフィア・コッポラ監督が、自らの来日での経験を生かして書き上げた本作で、第76回アカデミー賞脚本賞を受賞。CMを撮るために来日したハリウッドのアクション・スターと、ミュージシャンの夫に同行するも、ホテルに取り残されたアメリカ人女性が、たがいの気持ちを理解し合う。ただそれだけの物語だが、東京のカルチャーが外国人旅行者の目線で鮮やかに映し出され、彼らの高揚感と孤独、とまどいを伝えていく。
タイトルにあるとおり通訳の不備で意志の疎通ができないもどかしさや、某ハリウッド女優をパロったキャラが笑いを誘いつつ、主人公ふたりの感情を台詞の「間(ま)」で表現するなど、アメリカ映画とは思えない曖昧さが本作の魅力。むしろ「間」の感覚を知る日本人の視点で観た方が、より主人公たちの切なさを感じられるかも。コミカルとシビアな表情をさり気なく使い分けるビル・マーレイと、控え目に孤独感を表現するスカーレット・ヨハンソンの演技には存分に共感。「はっぴいえんど」を始めサントラの選曲も含め、映画に描かれるあらゆる要素が、優しく繊細に登場人物の心を代弁する。(斉藤博昭)


ふむ。(↑はアマゾンに出てた講評)

私が一番感じたのは、2003年の映画で16年も経ってるのに日本(及び日本人)の非グローバルな感じが全然変わってなくて結構ビックリ! ということかも。
しかも経済はこの頃より衰退してるだろうし。

何か変な風にショックだわ〜。

別に批評とかディスってるとかではないんだけど、日本人の多くは外国人(まぁとくに白人)を前にすると、なぜヘラヘラした感じの表情や動きになるんだろ。あれは不思議な感じがする。

疎外感を感じさせる舞台としての日本というのは確かにありかもしれないけれど、今後日本がこんなにフィーチャーされる映画って作られないだろうなぁと思った。着々と地盤沈下している国、日本。
ちょっと前に書いたけれど、なんかブラッドリー・クーパーが気になる。
ハングオーバーは以前観たけど、他にもまだまだ出演作品があるし。

ストリーミングで観られるものを探して、以下3本、観ました。

1. そんな彼なら捨てちゃえば?
He’s Just Not That into You 2009年

2. プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命
The Place Beyond the Pines       2012年

3.世界にひとつのプレイブック
Silver Linings Playbook                2012年


1.の煮え切らない役のブラッドリー・クーパーの見た目が cute だわぁ。ちょっと目がハートになる(笑)。男性ウケはしないだろうけれど、結構こういう映画は好きだわ。笑える。
2. は映画が3部構成になっていて、映画自体がちょいとなんだかなぁーだった。長いし。ライアン・ゴズリングスも出てるしキャスティングは豪華なんだけど、映画としてどーなのかしらん?と。
3.は父ちゃん役のデ・ニーロがめちゃくちゃで笑える。ジェニファー・ローレンスがダークヘアーで最初わからなかった。アメリカン・スナイパーでPTSDを患っている役を演じていたのを先に観てしまったので、ブラッドリー・クーパーの妻の浮気からメンタルを病んでいる役が少々かぶる気がしたんだけれど、もっとはちゃめちゃな映画でしたね。フットボールのチームのイーグルスにまつわる迷信(Eagles juju) も笑った。

まだ『アメリカン・ハッスル』と『二ツ星の料理人』を見つけてあるので、楽しみ。

こんな祭りができるほどには、体力が復活したということでしょう。

ところで、2005-2006にアメリカのテレビドラマシリーズで『キッチン・コンフィデンシャル Kitchen Confidential』の主人公ジャック・ボーデインを演じてたのね。あー、知らなかった。亡くなってしまったけれど、Discovery Channlelでやっていた No reservations 大好きだったんだよねぇ。観てみたい。
映画 ロッキー シリーズ
ロッキーのテーマ曲は非常に有名な曲なので、よく色々なところで掛かるし、まぁそれなりに盛り上がる感は持っていたつもりだった。でも自分がこんな風に映画の『ロッキー シリーズ』およびシルベスタ・スタローンに好感を抱くとは夢にも思っていなかったなぁ・・・・・。いひひ。わはは。

という気分の今なのですが。

ロッキーシリーズを制覇して観たのですよ。
ハウスメイト(単なる友人、恋愛関係ではない)のススメでだな。

1. ロッキー
2. ロッキー2
3. ロッキー3
4. ロッキー4/炎の友情
5. ロッキー5/最後のドラマ
6. ロッキー・ザ・ファイナル
7. クリード チャンプを継ぐ男

ついでに
1. レイジング・ブル
2. リベンジ・マッチ
も観たった。えへへ。
(レイジング・ブルはデ・ニーロの怪演と役者魂が非常に有名だけれど、短気で焼き餅焼きで嫌な男だなーという感想ではだめでしょうかw)

ロッキーの1は昔テレビかなんかで観たと思うけど、細かいことは覚えていなくて。そもそも当時から20代、30代の私はスタローンなんかにゃ微塵も興味がなく。

男子の血湧き肉躍るであろう、あのテーマ曲にも特に思い入れはなく。
どちらかというと、嫌いだった。

スタローンが『エクスペンダブルズ』を作ったあたりから、吹っ切れて面白いじゃんか、と思えて、少し興味が出たくらい。

でも、今回改めて『ロッキー』を観た後でちょこっとググった限りでは、ロッキーはまさにスタローンの人生そのものの様で。ふーーーーーん、と。スイスの大学行ってて徴兵逃れした、とかって噂になってたのを覚えてるし。そんなに苦労してたとは知らなかった。

あの聞き取りにくい喋り方も、出生児に医師の鉗子の使い方が悪かったために「言語障害」と「顔面麻痺」を負ったためというのも知らなかったし、そのせいで子供時代からいじめに苦しんだ、というのも。役者を目指すも全然仕事が取れずに、オーディションを受け続けていたというのも。オーディションが受からないなら自分で脚本を書けば仕事が取れるのではと脚本を書き続けていたというのも。全然知らなかった。

自分の人生をボクシングに水平展開した作品がロッキーだったのかー。
すみません、知らなくて。
そして、どこかバカにしてたのも。
ごめんね、スタローン。

若い頃は斜に構えて、ベタなストーリーを嫌ったりするものだったりするんじゃないかと思うけど。私の若い頃なんて全くその通りで、『ロッキー』の何が良いのかさっぱりわからなかったのよ。

ま、年は流れ幾年月。ようやくスタローンくん、頑張ってるじゃないかーと思えるようになりました、って感じなのかな。

イタリアの種馬(Italian Stallion)ロッキー・バルボアに、(ロッキーは1976年公開の映画らしいので)40年以上経って、拍手を贈りたいと思います。パチパチパチ。
『ハクソー・リッジ』
『ハクソー・リッジ』
これは2016年に公開された映画らしいのだけれど、公開当時の記憶は全くなくて。
戦争もの繋がりで見つけたから。

こちらも実話をベースにした映画。衛生兵が主人公というのは珍しいよね、多分。

緑豊かなヴァージニア州の田舎町で育ったデズモンド・ドスは、第2次世界大戦が激化する中、陸軍への志願を決める。先の大戦で心に深い傷を負った父からは反対され、恋人のドロシーは別れを悲しむが、デズモンドの決意は固かった。だが、訓練初日から、デズモンドのある“主張”が部隊を揺るがす。衛生兵として人を救いたいと願うデズモンドは、「生涯、武器には触らない」と固く心に誓っていたのだ。上官と仲間の兵士たちから責められても、頑として銃をとらない。とうとう軍法会議にかけられるが、思いがけない助けを得て、主張を認められたデズモンドは激戦地の〈ハクソー・リッジ〉へ赴く。そこは、アメリカ軍が史上最大の苦戦を強いられている戦場だった。1歩、足を踏み入れるなり目の前で次々と兵士が倒れて行く中、遂にデズモンドの〈命を救う戦い〉が始まる──。©Cosmos Filmed Entertainment Pty Ltd 2016

監督メル・ギブソン
主演アンドリュー・ガーフィールド, サム・ワーシントン, ルーク・ブレイシー


アンドリュー・ガーフィールドが繊細な主人公によくお似合い。

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ここでまた豆知識。ドラマや映画の中で、衛生兵を呼ぶの「コーマン!」と叫んでるのと「メディーック!」と叫んでるのがあって。あれ?と思って調べたら『米軍では「メディック」と呼ぶのは主に陸軍で、海軍及び海兵隊では「Navy hospital corpsman」(海軍衛生下士官:通称コーマン)が野戦救護に当たる。「ドク(doc:先生)」という通称も用いられる』らしい。

なので、スピルバーグのドラマでは The Pacific が海兵隊ものだったので「コーマン!」と叫び、Band of Brothers は陸軍のパラシュート部隊だったので「メディーック!」と叫んでましたね。
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The Pacific に続けて沖縄戦に関するアメリカ映画を観てしまった。

戦争ものに対する感想はどうしても似てしまうので、割愛。
でも、メル・ギブソン、監督としては少々大味かなと思いました。
観た記録だけ。




【追加して】『ヒトラー 〜 最後の12日間』も観た。どれだけ戦争映画観てるんだろ。
『アメリカン・スナイパー』
ふと気づいたのだけれど。

最近夕食の時に映画を見れる体力がついたのだな、と。
海外ドラマは1エピソードが大体43〜50分くらいなので、2エピソード見ることが多くて。

映画もまぁ大体120分なんだけど、その2時間向かい合うって気力が無かったんじゃないかなー。

第二次世界大戦についてのドラマや映画を続けて観ていたので、そのあとのイラクの戦争の地獄はどんな風に描かれているんだろうと。

実はこの映画を観て気づいたんだけど、私、結構ブラッドリー・クーパー好きかも。
何がどう好きなのか、よくわからないんだけど。
ロバート・ダウニー Jr. に対して思ったみたいな、セクシーとかゴージャスって感じでもないし。普通な感じが良いのかしら。

クリント・イーストウッドが監督で、いかにもな男目線の映画。

Wiki 情報によると、実在の主人公であるクリス・カイルは、もうちょっとうさんくさい部分もあったらしいけれど。

歴史に残る凄腕のスナイパーがPTSDに悩み、同じ境遇の退役軍人を救う活動の結果、銃で殺されるという実に皮肉な事実だけれど。

事実だからというのではなく、やはりぐっとくるものはある。
戦争は地獄で、美化して語ってはいけないと思うけれど。
その地獄の中で描かれるべき何かがある、というのも事実だと思う。

普通の外見のブラッドリー・クーパーが病んで、立ち直って、仲間を救おうとした姿というのは、やはり心を動かされるってのはあるよなぁ。

この間読書仲間の複数の女友達がクリント・イーストウッドの映画は今ひとつ好みでないって言っていたのが、私はちょっとびっくりで。確かに男性目線の人だと思うし、白人であの世代でウエスタン映画でスターになった人だから、超王道の人だと思うけれど。

私は違和感なく、なかなか好みの映画だったと思ったな。


第87回アカデミー賞 音響編集賞受賞 ほか作品賞・主演男優賞など計5部門ノミネート
クリント・イーストウッド監督 × ブラッドリー・クーパー主演

米軍史上最多、160人を射殺したひとりの優しい父親。
観る者の心を撃ち抜く、衝撃の実話。
国を愛し、家族を愛し、戦場を愛した男――。
描かれるのは伝説のスナイパー、クリス・カイルの半生。2003年にイラク戦争が始まってから4回に渡り遠征。
その常人離れした狙撃の精度は1.9km向こうの標的を確実に射抜くほどだったという。
公式記録としては米軍史上最多の160人を射殺。味方からは「伝説の狙撃手」と英雄視される一方、イラクの反政府武装勢力からは
「ラマディの悪魔」と怖れられ、その首には2万ドルの懸賞金がかけられた。
しかしカイルの素顔は、命がけの壮絶な局面でも仲間を一心に守りたい、そして良き夫、良き父でありたいと願うひとりの男。
戦争の狂気に取り憑かれつつ、故国で待つ家族をこよなく愛する主人公の光と影を生々しく掘り下げる。


↑アマゾンでの作品紹介を拝借。



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ところで、ヴェトナム戦争映画では何回派兵されたかを turn か term (よく考えたら覚えていない)という単語で表していたと思うけど、この映画では tour だった。tour 1, tour2, tour 3, tour 4 というように。確かハルキ氏が、翻訳という観点からヴェトナム戦争ものでは、2 turns だっけ? 2 termsだっけ?  映画か小説で2期間派兵されたのが2回往復したみたいに訳されていて誤訳だろうという趣旨のことをエッセーに取り上げていたので記憶しているんだけど。あれ?どっち?もしや同じ tour? あとでもうちょっと調べよう。
ーーーーーー
『ブルージャスミン』
ずっと前から携帯にDLしてあった、『ブルージャスミン』をようやく観た。
フォローしている美藤さんのところで、昨年感想を拝見して、あー観なくちゃって思ってたのに。大変遅ればせながらだけれど。

ウッディ・アレンは性的なトラブルの色がすっかりついてしまって。
若い頃は大好きだったんだけどなー、と思いながら。

まずはベラベラベラベラよく喋るのがウッディ・アレンだよなぁ、と思う。
1人で絶え間なく喋るのよね、主人公が。

でも、すごく意地悪だよなぁ。
自分が主演している映画だとダメな男でも、どこか笑える部分があったと思うんだけど、ジャスミンはとにかく痛々しい。そして、おばか。

大学は卒業せずに結婚してしまったとのことだけれど、「文化人類学」なんて専攻してて。
それって大学院行って、研究者にでもならない限りどうにもならない専攻じゃない?
大学生活、そして結婚してから。
何を考えて生きてきたのか、と。

姉妹がそれぞれ別のところから養子になった(血が繋がっていない)家族が離婚して、離散してと、家庭環境にも恵まれなかったみたいだけれど。それにしても妹に対する態度もひどいし。

全てにおいて考えが浅すぎて呆然としてしまうレベルのジャスミン。

ウッディ・アレンの作品でこんなに考えが浅い男性主人公っていたっけ?
いや、みんな結構流れに流されてあたふたってイメージはあるけれど。

ふわふわした喋り方とか、ちょっとミア・ファーローを彷彿とするなぁ。そりゃ、ウッディ・アレンだもんなー。なんて思いながら。

小説もそうだけれど、男性作家が女性を主人公に描くのって難しいんだなぁと改めて思う。
『ミッドナイト・イン・パリ』は結構楽しめた記憶だったから、余計にそう思うのかなー。

こなさなくてはいけないノルマを終えて満足だけど。
痛々しい以外の言葉が出てこない。

でも多分ちょこちょこっと見直す気がする。台詞チェックとかで。


虚栄という名の花。

◆劇場大ヒット!
ウディ・アレン監督キャリアNO.1興収記録を樹立した『ミッドナイト・イン・パリ』に匹敵する大ヒット作!

◆アカデミー賞主演女優賞受賞! ケイト・ブランシェットの鬼気迫る演技は早くも伝説!
本作でケイト・ブランシェットが演じたのは、虚栄心とプライドだけは人一倍の元セレブ。
虚言と現実逃避を繰り返し、ひたすら堕ちていくジャスミンの、はかなさと哀しみを体現。
そのキャリア最高のパフォーマンスは絶賛され、アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の二冠に輝き、世界の映画賞の主演女優賞を総なめにした!

◆ウディ・アレンの新ヒロイン“ジャスミン"が誕生!
「ジャスミンという名前に変えたの ジャネットなんて平凡だもの」

『ミッドナイト・イン・パリ』『ローマでアモーレ』などのロマンティック・コメディ路線から一転、
本作はウディ・アレン監督がシリアスな作風にギアチェンジした。
NYを舞台にした華麗なる“過去"と、サンフランシスコを舞台にした悲惨な“現在"とを対比させながら、セレブが身も心も破綻していく様を容赦なく映し出す。

◆2014年アカデミー賞 主演女優賞受賞
脚本賞

■ストーリー
サンフランシスコの空港にジャスミンという名の女性が降り立った。
かつてニューヨーク・セレブリティ界の花と謳われたジャスミン。
しかし、夢のセレブ生活から一転、裕福でハンサムな実業家のハルとの結婚生活も資産もすべて失い、人生のどん底にいた。
庶民的なシングルマザーである妹ジンジャーの質素なアパートに身を寄せたジャスミンは、華やかな表舞台への返り咲きを図るものの、過去の栄華を忘れられず、不慣れな仕事と勉強に疲れ果て、精神のバランスを崩していく。
そんなある日、理想的なエリート外交官の独身男性ドワイトとめぐり会ったジャスミンは、彼こそが再び上流階級にすくい上げてくれる存在だと確信する。
名曲「ブルームーン」のメロディに乗せて描かれる、あまりにも残酷で切ない、ジャスミンの運命は───。

■スタッフ
監督・脚本:ウディ・アレン(『ミッドナイト・イン・パリ』、『ローマでアモーレ』、『恋のロンドン狂騒曲』)

出演:アレック・ボールドウィン(『ローマでアモーレ』、『恋するベーカリー』)
ケイト・ブランシェット(『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』、『エリザベス』)
サリー・ホーキンス(『ウディ・アレンの夢と犯罪』、『ヴェラ・ドレイク』)
ピーター・サースガード(『17歳の肖像』)


↑↑  アマゾンで紹介されている内容をメモがわりに引用。
『ミスト』、『レディー・プレイヤー1』
『ミスト』、『レディー・プレイヤー1』
『ベター・コール・ソウル』も『高い城の男』も観終わってしまって、夕食のお供に映画をちらりと。

■ミスト
その夜、激しい風雨と共に雷鳴が轟き、町を嵐が襲った。湖のほとりに住むデヴィッドは、妻のステファニー、5歳の息子ビリーと地下室に避難していた。翌日は晴天。しかし、デヴィッドは湖の向こう岸に発生した霧の壁を見て不安になる。それは不自然にこちらに流れてくるのだ。息子と共に買出し出掛けたデヴィッドは妻に連絡を取ろうとするが、携帯電話も公衆電話も不通になっている。スーパーマーケットの中へと入ると店内は大混雑。すると突如大きな地震に襲われ、外は霧に囲まれて身動きが取れないまま、彼らは店内に閉じ込められてしまう…。

スティーヴン・キングの中編小説『霧』を原作とした映画らしいんだけど、なんて救いのない話・・・。

だからホラー映画ってあまり好きじゃないんだよーーと思ってしまった。

キャスト的にはウォーキング・デッドに出ている俳優・女優が3人も出ていてにんまり。
つい先日観終わった『高い城の男』の主演女優も脇役で。

個人的には全然好きじゃない。


■レディー・プレイヤー1
いまから27年後の世界。人類はゴーグル1つですべての夢が実現するVRワールド[オアシス]に生きていた。そこは、誰もがなりたいものになれる場所。無敵のヒーローやハーレークイン、キティだってなれる夢の世界!ある日、オアシスの天才創設者からの遺言が発表される―「全世界に告ぐ。オアシスに眠る3つの謎を解いた者に全財産56兆円と、この世界のすべてを授けよう」と。突然の宣告に誰もが沸き立ち、56兆円をめぐって、子供から巨大企業まで全世界の壮大な争奪戦が始まった!果たして想像を超えた戦いの先に、勝利を手にするのは一体誰だ!

腐ってもスピルバーグとはこのことかしらん、と。

ガンダムが出るって話題になったのは覚えているけど、それっきり忘れていたのを、サブスクで。

CG多用してるけどお金ちゃんと掛けてるから安っぽくないし。
80年代のポップカルチャーが、もうおぢちゃん・おばちゃんにドストライクで笑えるではないか。

そして亡き社長の話とかその元パートナーとか、オトナの演技が良い。
話は若者向けなんだろうけれど、出てくるキャラとか観てて楽しいのは中年ではなかろうか。

ポップコーン・ムービーとして(私は夕食のお供にだけど)ちゃんと楽しめました。

ノーカントリー

2017年7月2日 映画
ストリーミング系の見るリストから選んで。

『2007年度の第80回アカデミー賞で8部門にノミネートされ、作品賞、監督賞、助演男優賞、脚色賞の計4冠を受賞』とのこと。ふむ。話題になったよな、そういや。


Fargoは映画もテレビドラマも観てるのだけれど、私は一体コーエン兄弟が好きなのか、どうか。

メキシコのギャングの壮絶な暴力は小説『カルテル』とテレビドラマ『ブレイキングバッド』等、今や馴染みとなってしまっているけれど。

このような暴力と死(テロも含め)の時代に生きていることを再確認はさせてくれる。

殺し屋のアントン・シガー(ハビエル・バルデム)がどこで観たんだっけっとずっと気になったが007スカイフォールの悪役シルヴァか!と。

でも、最近「暴力と死」の映画や小説はちょっと・・・・という気分かもしれない。

『HEAT』

2017年6月9日 映画
ずっと見るリストにいれておいた『ヒート』を観る。監督はマイケル・マン。

見逃したよなぁと思っていたし、ロバート・デ・ニーロとアル・バチーノですからね。いつか見ようと思ってたのだけど。

1995年の映画、ということは。22年前かぁ。
実に171分。長い。(ちょっと冗漫に感じる箇所もある)
今だったら2/3くらいの時間に編集されているかもねぇ。

主人公以外の人間像も結構描きこんでいて、例えば24でアメリカ大統領の役を演じていた、デニス・ヘイスバート(Dennis Haysbert)の役、ドナルドのエピソードなんかも今ならもっと簡単に描かれているだろうなぁ、と。

それでもそれでも、LAは美しく描かれているし(コナリーを思ふw)、ロバート・デ・ニーロの何とセクシーなことよ。今73歳らしいので、50歳位?わーを、あんな素敵な50歳ってありかしらw

見るリストを1つこなせて大満足。
Netflixで。

天才的なライダーのルーク(ライアン・ゴズリング)は、移動遊園地で命懸けのバイクショーを行い、その日暮らしの生活を送っていたが、偶然かつての恋人ロミーナ(エヴァ・メンデス)と出会ったことで、それまでの生活を抜け出し、彼女の住むNY州スケネクタディにやってくる。ロミーナがルークとの子供を密かに生んでいたことを知ると、二人を養うため、街で出会った修理工の男と共に銀行強盗を行い、大金を手に入れる。一方、立身出世に野心を燃やす新米警官のエイヴリー(ブラッドリー・クーパー)は、ルークを追い詰めるが、いざ対峙したときに、重大なミスを犯してしまう。誰にも打ち明けられないまま自分の過ちを深く恥じ入るエイヴリーだったが、彼はこの一件で皮肉にも周囲から高く評価され、そして複雑な思いを抱えたまま、腐敗しきった警察に、一人立ち向う。
15年後、壮絶なドラマは、息子たちの世代にも引き継がれ、親から受け継いだ罪と向き合うことになる。ルークの息子ジェイソン(デイン・デハーン)は、高校生になっていた。何も知らず、同級生としてエイヴリーの息子AJ(エモリー・コーエン)と親しくなるが、やがて父親たち、ルークとエイヴリーの秘密を知り、復讐心に駆られる。葛藤の末に決意したジェイソンの選択とは―。


【キャスト】
・ライアン・ゴズリング
・ブラッドリー・クーパー
・エヴァ・メンデス
・デイン・デハーン


ライアン・ゴズリングについてちょっと調べてたら、『ブルーバレンタイン』を観てたのかぁ。あーーー、あのオットの方か・・・・となり。
では、と。

あぁ、この監督はこういう人の弱さに惹かれる/描きたいんだろうなぁ。

最新作の『光をくれた人 The Light Between Oceans (2016)』にも興味が出てきた。
超メジャーな映画を見てまする。

◆『パシフィック・リム』

ついに、観ました。
ストリーミング系にようやく入ってきたので。

あぁぁぁー、なるほどー。
周囲の友人たちが騒いでいたのが分かるわー。

あえての着ぐるみ感のある怪獣。
Kaijuですもんねー。

これはポップコーン・ムービーですなぁ。
何度もあはははと笑ってしまった。

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◆『マイティ・ソー』(2011年公開)
◆『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年公開)

GWを前にHuluでマーベルコミックのシリーズの映画がどどーんと。

これらは「マーベル・シネマティック・ユニバース(Marvel Cinematic Universe, MCU)」って呼ぶんですねぇー。知らなかったぜ。

前に飛行機の中で『アベンジャーズ』観た時に全然わからなかったので、まずは未知の『マイティー・ソー』と『キャプテン・アメリカ』から。

なるほどねー。今ならわかる、そのつながり。

Wikiに教えてもらった下記の順で見れるものは見ようかな。


フェイズ1
『アイアンマン』(2008年公開)
『インクレディブル・ハルク』(2008年公開)
『アイアンマン2』(2010年公開)
『マイティ・ソー』(2011年公開)
『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』(2011年公開)
『アベンジャーズ』(2012年公開)

フェイズ2
『アイアンマン3』(2013年公開)
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2013年公開)
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014年公開)
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』(2014年公開)
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015年公開)
『アントマン』(2015年公開)

フェイズ3
『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016年公開)



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あ、そうそう。『Drive』も観たよーん。
ライアン・ゴズリングたん、良いではないかーーーー。

これはかなり好きな映画でした。


監督   モーガン・ネヴィル
撮影   ニコラ・B・マーシュ グレアム・ウィロビー
編集   ジェイソン・ゼルデス ケヴィン・クローバー
出演   ダーレン・ラヴ メリー・クレイトン リサ・フィッシャー
      タタ・ヴェガ クラウディア・リニア ジュディス・ヒル
      ブルース・スプリングスティーン ミック・ジャガー スティング
      スティーヴィー・ワンダー シェリル・クロウ ベット・ミドラー
      パティ・オースティン クリス・ボッティ


これも同様に見るリストから。

こちらは、黒人ミュージシャンの素敵な歌声が聴けて、楽しい。

そして、ミュージシャンになるのは簡単でも、ミュージシャンであり続けるのは難しい、という、これまたいつもの感想がもたげる。

とくにフロントマンになるということは、歌のうまさとは別の才能なわけで。

そのラインは絶対になくならないですもんね。

若き、ルーサー・ヴァンドロスの姿を見て、あぁぁぁと。
ライブで聴いてみたかった。
監督デミアン・チャゼル

HuluかNetflixかどちらかで視聴。
えーっと。結論としては、個人的にはイマイチかなぁ。

スポ根ものみたいなのが、なんとも。

この映画について某有名人2人の間で論争があったのは、見た後にネットで見つけた。
確かにジャズ・ミュージシャン氏が指摘していた内容も、映画評論家氏が指摘していた内容も、あーなるほどね、と。

でも、音楽がスウィング、グルーヴしていない感じがやっぱりなぁ。
上手な人が必ずしもかっこよい演奏をするわけではないよねーという、いつも感想が思い浮かぶ。

ずっと「見るリスト」に入っていたので、見て気が済みました。
まぁ音楽好きは見て損はないのかな。
『インビクタス/負けざる者たち』(原題:Invictus)

クリントイーストウッドが監督した2009年の映画。


~wikiより~
ネルソン・マンデラの自伝『自由への長い道』が出版された際、記者の「映画化されるとしたら誰に演じてもらいたいか」との質問にマンデラはモーガン・フリーマンの名前を挙げた。それをきっかけに、フリーマンは南アフリカのプロデューサーを通じてヨハネスブルグにあるマンデラの自宅への訪問を実現した。そしてフリーマンは自伝の映画化権を買い、本作品の制作を決定した。

モーガン・フリーマンとクリント・イーストウッドが組むのは『許されざる者』(1992年)『ミリオンダラー・ベイビー』(2004年)そして本作品の3回目となる。フリーマン自身が本作品の脚本をイーストウッドに送ると同時に監督を依頼し、後日イーストウッドが「是非やりたい」と快諾した。その時の出来事をフリーマンは「クリントを説得したのは私じゃなく、その脚本さ」と笑いながら話している。



ふーむ。このワールドカップの事実すら知らなかったたわけものはわたくしですが。

映画はまぁまぁというところでしょうか。
あーしかし、マット・ディモンは華が無いなぁ(←えらそー)

最近ストリーミング系で見るものが枯渇しつつある。

Game of Thrones の最新シーズンも見終わっちゃったし。
The Walking Dead のシーズン7の第1話の衝撃が凄過ぎて、第2話に進めないでいる。ニーガン残酷すぎるよー・・。
ほかに見るものが見つからず。



~wikiより~
少佐こと草薙素子が失踪(前作『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』のラスト)してから4年後の西暦2032年。
少女型の愛玩用人造人間「ロクス・ソルス社製 Type2052 “ハダリ(HADALY)”」が原因不明の暴走を起こし、所有者を惨殺するという事件が相次いで発生した。被害者の遺族とメーカーの間で示談が不審なほど速やかに成立し、また被害者の中に政治家や元公安関係者がいたことから、公安9課で捜査を担当することになり、公安9課のバトーは、相棒のトグサとともに捜査に向かう。




へー、ハードボイルドだねぇ。
アニメについては全く詳しくないのだけれど。

なかなか楽しめました。

大塚明夫さん(調べた)の声が素敵。
友人と。

ボーンシリーズは1しか見てないんだけど。まぁ別に困らないかな、と。

007の『スカイフォール』でもそうだったけど、MI6やCIAの監視体制やコンピュータの使い方が視覚に訴えて面白い。スパイ小説なんかで馴染んでいるハッキングなどが、今のテクノロジーでどのように見えるか、って見せてくれてる感じ。

後はまぁ基本アクションものですからねー。

色々と現在の設定を織り込んでいるのがくすりと。
有色人種のIT企業のトップや、スノウデンや。
CIAがボーンを探すのにSNSもチェックしろ!って言ってたり。

トミー・リー・ジョーンズが演技しているのを久々に見た気がするなぁ。
日本では缶コーヒーのCMでお馴染み過ぎですけどね。

マット・デイモン。なあーんか華が無い感じでとりたてて好きな俳優ではないけれど。46歳でのアクションとしてはよく頑張っているのでは?ですかね。

しかしお金は掛かってるよねー。ハリウッド大作の王道。
これIMAXで見たら絶対酔ってたと思う。

コブラ

2016年10月23日 映画
ダーティーハリーが5まで見終わったので。

『スタローン版『ダーティハリー』を目指して制作された』とのことで。
時々くすっと笑いながら見るものの、見たことすら忘れてしまいそう。

ただ、この頃のスタローンはカッコ良いなぁ。当時は嫌いだったけど、今は素直にイケる!と、思いますw


金曜日

2016年10月21日 映画
はーあ。
なんだか疲れた金曜日。

今週はダーティハリーを4まで見たよ。

Go Ahead. Make my day!



これって1、2、3では言わないって知ってました?
私は知りませんでしたーーーー。

泣ける or 泣けるぜ が、marvelous と swell なのもー。

吹き替え版は昔から嫌いなので、見てないんだよね。

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