『通り魔』

2022年3月12日 読書
エド マクベイン (著), 田中 小実昌 (翻訳)

kindle化を祝って、シリーズ第二作の『通り魔』を。
街は女、秋は死の季節。闇は彼の親友、獲物は女だった――通り魔は夜の闇を身にまとい、女を襲った。「クリフォードはお礼を申します、マダム」これが彼の口ぐせだった。刑事たちの追求もむなしく、ついに殺人事件は起った……大都会の犯罪を追う警察官の悲哀をみごとに浮き彫りにした作品。


田中小実昌さんって、なんとなく有名人だったよなぁ。
かと言って、著作も翻訳した本もあまりご縁がなかったけれど。
そういえばお嬢さんも作家さんだったなぁ・・・。「おやすみなさい、と男たちへ」だったかな。読んだ記憶あるよ。そして確かもう亡くなったんだよなぁ・・・などと思いながら。

で、マクベインですよ。
群像もので楽しいし、警察ものは大好物だし、そもそも今茶色く焼けて字が小さい古本じゃなくて電子書籍で読めるだけで御の字、って感じなんですが。

非常に時代を感じるけれど。
古びてないとは100%言えないけれど、なんか良いです。長すぎず、短すぎず。週末にさくっと読める感じとか。

次は『麻薬密売人』ですな。

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