Stash Tea
毎日寒くて、朝は必ずミルクティー。

若い頃は断然コーヒー派だったけど、少しずつカフェインがだめになってきて。
デカフェにしても、なんとなく胃がもたれる様になってきて。

紅茶も最近はほとんどデカフェ。
チャイティーでデカフェが無いものはそれを飲むけれど。あればデカフェを買います。

で、この冬のお気に入りは Stash Tea の Deface Chocolatte Hazelnut というもの。
iHerbでしばらく欠品していたのがようやく復活したのですかさず購入。

濃い目に入れて牛乳を少し。
味は甘くないんだけれど、香りが甘くて、なんとなくほんわかした気持ちになる。

Stash Tea といえばその昔。
ロスアンジェルスかサンフランシスコかシアトルのホテルにどれかのホテルで初めて飲んでハマって。昔むかしなので、当然日本では売っておらず。

日本に持って帰ってきた Tea Bagの情報を頼りに、会社の女の子たちと注文を取りまとめて、Stash Tea から直接購入なんてしたことがあった。メールしたのかなぁ、FAXだったかなぁ(←時代)。

そんな注文に対応してくれた良い会社、という印象がずっと残っていて、今でも割とご贔屓にしてる感覚があって(だからカスタマーサポートって大切だよね)。

今では日本でも、(山本山が代理店やってるらしく)買えるようになったんだけど、 iHerb の方が安いので時々数種類織り交ぜて買うんだけど。

なんというか西海岸っぽい複雑な味(わかるかなー、この感覚)のものがあるんだよねぇー。
取り敢えずパッケージと説明見て買ってみて、失敗だわーこれ、っていうのもあるw
ヒッピーが始めたポートランドの会社っぽいから、イカしてるのね、きっと。ふふ。

でも、ヘーゼルナッツは大当たり。デカフェだし。
久々に飲めて嬉しいわ。

ヘーゼルナッツといえば、昔むかしアメリカに留学してた頃。
シアトル系コーヒーなんてものはまだまるで知られていない頃で。

ショッピングモールに行くと必ず匂うのが、
1. シナボンの甘い香り
2. 洋服屋さんから香るポプリっぽい甘い香り
3. コーヒー豆を売っている店のフレーバーコーヒーの甘い香り
という記憶。

全て甘い香りですな。

スーツ着た男性がショッピングモールにお昼ごはん食べに行って、食後のおやつに大きいチョコチップクッキーを右手に持って、左手にヘーゼルナッツの香りのコーヒー、みたいなのがすっごく記憶に残っている。

日本では喫茶店文化があったので、割と多くの人にモカ、キリマンジェロ、ブルーマウンテン、あるいはブレンド、みたいにコーヒー豆の違いでコーヒーを飲む、みたいな知識はあったと思うけど。

当時のアメリカにはそんなの全然なかったんだよねー。
アイスコーヒーも勿論なかったし。

なので、コーヒーを差別化するにはフレーバーをつけて売ってたんだよなー。
まぁ、それがスタバの甘い系の飲みものに発展しているのかもしれないけど。

で、日本だとコーヒー豆は種類ごとに売ってるのになーと拙い英語で説明しても、
Coffee bean is coffee bean is coffee bean.
「コーヒー豆なんて(そんなもん、何の区別もなく)所詮コーヒー豆だよ」、と下宿先のおじいちゃんによく言われましたw

なんてことを思い出した今朝。

さて、朝ごはんを食べよう。

コメント

美藤
2022年2月7日19:43

>イカしてるのね、きっと。ふふ。

このフレーズにシビレましたーー(笑)
こう言うのがぴったりな時と場所と気分ってあるなーと。でも日本ではない感じの。

Faxで個人輸入してたことあったなーというのも、懐かしやー(笑)
L.L.Beanがまだ日本で買えなかった90年頃かなぁ、アウトドア好きの友人たちとでフリースのプルオーバーとか、ブランケットなどのファブリック類まで取りまとめて買ってた。バナナ・リパブリックも。むかーしの麻やコットン100%素材のナチュラルなサファリ・ルックが好きで(日本上陸した頃にはテイスト変わっちゃってご縁がなくなったけど)
送料や関税も掛かってたんだけど、そのころ円高だったんだよねー。

日本に出店したL.L.Beanもバナナ・リパブリックも、いまや撤退or縮小だっけ?
なんかひとつ時代が転回してる感じがするねぇ。

はにゃ。
2022年2月8日13:16

>美藤さま
L.L. Bean! 90年代にはまだ日本で買えなかったんだっけ。そっかー。
あの「トートバッグ」! 懐かしい。私はアウトドア派ではなかったので、L.L.Beanはご縁が無いブランドだったけど。一世風靡したもんねぇ。

バナナ・リパブリックは、ワシントンD.C.の洒落たエリアにジョージタウンという区画がありまして・・・。そこにお店があったので好きでよく行ったわぁ。まだ創業者のサファリ・ルックの頃。その頃に買ったベルトがまだ最後の1本残ってるんだけど。当然ながらサイズアウトしていて、でもなんとなく捨てられずにいる。いや、もうすぐ捨てる予定なんだけど。買収されてGapの上位ブランドみたいになっちゃって、全く変わっちゃったし、業績うーむらしいし。そもそも名前自体がポリコレ的にあかんのでは?みたいな感じになってしまったし。

そうそう、当時は円高だったからねー。Victoria’s Secretも、よく会社の女の子と取りまとめて買ったなぁ。懐かしすー。

今や円安が進む一方で、シャンパンも高くなっちゃったし。ブランドも国も衰退/貧しくなるのを目撃してるのは、なんとも憂鬱な話だね。

美藤
2022年2月8日14:12

バナリパのポリコレ問題、そうだよねぇ。
サファリ・ルックでバナナ共和国じゃ、金持ちの白人がハンティングに出かけた時代の制覇主義まんまだもんね。80年代の終わりにサンフランシスコでお店見つけた時は、単純に好みの服でいっぱい買い込んで帰ったんだけど。
L.L. Beanは92年かそこいらに吉祥寺に旗艦店ができて、地元だったのでまあ覗きには行ってたけど、個人輸入するのが楽しかったんだなと思った。船便の箱開けた時の匂いが明らかに日本じゃなくて(笑)
アメリカを楽しめた時代が確かにあったんだよね。幸か不幸かその頃を知ってるから、斜陽感は半端ないね。

はにゃ。
2022年2月8日15:05

>美藤さま
うんうん、個人輸入が楽しかった!
本当にそう。誰かの手を経ては手に入らないものを、自分で選んで買えた喜びよ♡

私はまさに80年代の終わりに留学してて、日本はバブルの真っ盛り、アメリカは景気悪くて政府も新規採用凍結とかしてたことはすごくよく覚えている。

その後アメリカがぐっと景気良くなって(仕事や友人に会いにアメリカに何度も行ったし、アメリカのファッションが大好きでいつも服を買い溜めしてきてた・・・)、相反して日本が縮んできて。

アメリカを楽しめたり、憧れられた時代があったのに、21世紀にこんな状況になっているとはね。とほほほほ。

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