最近読んだもの

2021年11月24日 読書
今朝は通院のため、少々朝早くひと仕事して。
なんだか仕事が落ち着いているっぽいので。

最近読んだもののメモをば。

『ヨルガオ殺人事件』 アンソニー・ホロヴィッツ (著)、山田 蘭 (翻訳)
『カササギ殺人事件』から2年。クレタ島でホテルを経営する元編集者のわたしを、英国から裕福な夫妻が訪ねてくる。彼らが所有するホテルで8年前に起きた殺人事件の真相をある本で見つけた──そう連絡してきた直後に娘が失踪したというのだ。その本とは名探偵〈アティカス・ピュント〉シリーズの『愚行の代償』。かつてわたしが編集したミステリだった……。巨匠クリスティへの完璧なオマージュ作品×英国のホテルで起きた殺人事件。『カササギ殺人事件』の続編にして、至高の犯人当てミステリ登場!


色々とホロヴィッツにはミステリ好きの間では賛否両論あるみたいだけれど。
やっぱり上手だよなぁ・・・と思うのよね。
読み始めたら、ページターナーでどんどん進む。

クリスティへの完璧なオマージュというところに、私は異論はありませんが、クリスティ者からすると「うーん」らしいしw

こういうのはバカンスのときに気安く読んだら楽しいだろうなぁ・・・。さて、バカンスに行かれるのは一体いつかしらん、と思いつつ。


『タイタニックを引き揚げろ』 挫折・・・。


『自由研究には向かない殺人』 ホリー・ジャクソン (著)、服部 京子 (翻訳)
高校生のピップは自由研究で、5年前に自分の住む町で起きた17歳の少女の失踪事件を調べている。交際相手の少年が彼女を殺害し、自殺したとされていた。その少年と親しかったピップは、彼が犯人だとは信じられず、無実を証明するために、自由研究を口実に警察や新聞記者、関係者たちにインタビューをはじめる。ところが、身近な人物が次々と容疑者として浮かんできてしまい……。予想外の事実にもひるまず、事件の謎を追うピップがたどりついた驚愕の真相とは。ひたむきな主人公の姿が胸を打つ、英米で大ベストセラーとなった謎解きミステリ!


高校生が主人公ということでYAといって良いと思うのだけれど、これは好きな作品(ただ1点、そこは「うぅぅぅぅ。えーーーん」というのがあったけど)だなぁ。

ちょっと、『弁護士 ダニエル・ローリンズ』のことも思い出しながら読んだかも。
でも、本作はイギリスが舞台で、ダニエル・ローリンズはアメリカなんだけどね。


『杉の柩』と『十二夜』
クリスティの『杉の柩』は多分3度目。
下敷きとされているというか、引用がされているシェイクスピアの『十二夜』も今回は一応読んでみた。

杉の柩はしみじみ好きな作品だなぁ。全体的に美しくロマンティックで、犯人は確かに「えーーっ!」という人物だし、ミステリとしてどうかという議論になると認められないという人もいるのかもしれないけれど。

クリスティやポアロさんが好きな立場として読むと、もうひたすら良くできた素晴らしい作品だとしか思えない。Best5には絶対入るなぁ(ちゃんと考えたことないけど)。

只今『チェストナットマン』を休憩して、『亡国のハントレス』を読んでる。これ、エンタメとして結構出来が良いのでは?今1/3ほど読んだけど、とにかく掴みは最高!面白いわぁ。読み終わったら、さて。

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