取り急ぎ、Kindle見ながら、読んだものメモしとく。
本日のリハビリ代わりに。
順不同だと思う。


1. 『利腕』
ディック・フランシス
初、ディックフランシスでした。
予想以上に楽しめた。


2. 『完全記憶探偵エイモス・デッカー ラストマイル』
デイヴィッド・バルダッチ (著)、関麻衣子 (翻訳)
完全記憶探偵が面白かったので。


3. 『ホテル・ネヴァーシンク』
アダム オファロン プライス (著), 青木 純子
ニューヨーク州の山地にそびえ立つホテル・ネヴァーシンク。大統領も宿泊に来る人気ホテルだが、子どもが行方不明になる事件がたびたび発生していた。どうやら経営者一族の抱える秘密が関わっているらしい。洋館ホテルを舞台に展開するミステリと家族の年代記

なんか独特で結構好きだったかも。


4. 『兄の終い』
村井理子
好きな翻訳家・エッセイシストなんだけど、正直『一刻も早く、兄を持ち運べるサイズにしてしまおう』という一文以外は、取り立てて・・・という感じだったかもな。


5. 『楡家の人びと』
北杜夫 第一部のみ


6. 『ザリガニの鳴くところ』
ディーリア・オーエンズ (著), 友廣 純 (翻訳)
ノースカロライナ州の湿地で男の死体が発見された。人々は「湿地の少女」に疑いの目を向ける。6歳で家族に見捨てられたときから、カイアはたったひとりで生きなければならなかった。読み書きを教えてくれた少年テイトに恋心を抱くが、彼は大学進学のため彼女を置いて去ってゆく。以来、村の人々に「湿地の少女」と呼ばれ蔑まれながらも、彼女は生き物が自然のままに生きる「ザリガニの鳴くところ」へと思いをはせて静かに暮らしていた。しかしあるとき、村の裕福な青年チェイスが彼女に近づく……みずみずしい自然に抱かれた少女の人生が不審死事件と交錯するとき、物語は予想を超える結末へ──。

ノースカロライナの独特な地形を知らないと想像しにくい背景かもと思いつつ。友人たちの間で賛否両論だったのだけれど、私は結構好きかも。ミステリとして読む必要はないと思う。


7. 『ナイト・エージェント』
マシュー クワーク (著), 堤 朝子 (翻訳)
FBI局員ピーターはホワイトハウスの危機管理室で緊急電話を取り次ぐ深夜番。284晩で入電は1度だけ。誰が何のためにかけてくるのかも知らされていない。そんなある晩、取り乱した若い女から電話がかかってくる。「赤の台帳、オスプレイ、6日後」という暗号めいた伝言とこの番号を託した伯父夫妻は、同夜何者かに殺されていた。その日からピーターは国家レベルの陰謀に巻き込まれていき――。

マイクル・コナリー大絶賛という言葉に釣られて読んだけど、まぁまぁかな。エンタメとしてそれなりに面白く読めるけど、読んだ瞬間に内容を忘れるタイプの作品。(もう思い出せない)


8. 『危険な男』
ロバート・クレイス (著), 高橋 恭美子 (翻訳)
クレイスの、しかもパイクものが読めるだけで嬉しい!
けれど、まぁどうしてもこんな感じになるよねぇーという感じは否めないかも。


9. 『ザ・プロフェッサー』
ロバート・ベイリー (著), 吉野弘人 (翻訳)
アラバマ大学ロースクールの老教授トム。学生時代に同大フットボール部で全米チャンピオンとなり、卒業後は弁護士となるも恩師の導きで再びこの大学で教鞭を執り、法学者として順風満帆な人生を過ごしてきた。しかし今は愛する妻を失い、友人の裏切りから不名誉な形で職を追われ、自身も癌を患っていた。絶望の中、彼の前に現れたのはかつての恋人。娘夫妻と孫を大手運送会社のトラック事故で失った彼女は、トムに「法廷で真相を知りたい」という。ある確執から絶縁状態にあった教え子の新米弁護士リックを適任と感じた彼は、弁護の橋渡しをし自分は故郷に身を隠すが、被告である運送会社の隠蔽工作は裁判を予想外の方向へ導き……。
 真実と悪、師弟愛、スポーツと友情……挫折を繰り返しながらも最後まで「正義」を諦めない登場人物たちの矜持に胸が熱くなる、痛快法廷エンタテインメント!


続けて、シリーズの
10. 『黒と白のはざま ザ・プロフェッサー』
11. 『ラスト・トライアル』も。
4部作とのことなので、最後の作品の訳出を待ちます。


12.『食肉の帝王』
溝口敦
なんとなく、目に留まったので。


13. 『スクリーム』
カリン スローター (著), 鈴木 美朋 (翻訳)
刑務所内の暴動中に起きた殺人事件の捜査にあたるウィルは、服役中の男から犯人を教える代わりに8年前の連続強姦殺人事件を再捜査するよう取引を持ちかけられる。
不正捜査によって男を逮捕したという人物は声望の高い前グラント郡警察署長、ウィルもよく知る人物だった。
時を置かず当時と同じ異様な手口で傷つけられた女性の遺体が発見され――。
過去と現在の因縁が衝突する、シリーズ最高傑作!

相変わらず、サラは好きになれないんだよなぁと思いつつ。
私はウィルは好きです。


14. 『献灯使』
多和田葉子
積読、解消。表題作はかなり良かった。


・・・・今日のリハビリ、終了〜
ふぅ。

コメント

アミ
2021年7月16日15:27

すごい読書量。 感心してます。
私は、好みのジャンルが違うのか、1冊も知りませんでした。
お恥ずかしい…。  ^^) _旦~~

美藤
2021年7月16日22:22

「利腕」はシド・ハレーものの2作目だったっけ?
ディック・フランシスの競馬シリーズは多すぎて全部は読んでないけどシド・ハレーはすごく面白く読んだなぁ。「大穴」で勇気と誇りを取り戻す主人公がすごく良いなぁと思った記憶。
「ザリガニ…」は読みたいリストに入れつつ、いつか読めるかなぁという感じ。
多和田葉子は、すっごく気になる作家なんだけど、いつもうまく読み進められないの。なんでかなぁ。

読書量、すごい。体力戻してきてるねぇ♪

はち
2021年7月17日0:22

私も、「ザリガニ…」を読みたいリストに追加
ザリガニは鳴くのか!?楽しみだ

hana
2021年7月17日11:39

はにゃ。さま^^

今更ながらに読書はいいな〜♪
ひとりでも、寝転がってでも、自分の選んだ場所で読める。

あと、読書量と睡眠は比例すると思っています^^
良い睡眠は記憶を定着させるそうです。
眠れるっていいこと!

『ザリガニの鳴くところ』、500頁以上の長編だし、単行本だしと横目
で見ながらやり過ごしていますがそのうちね。

文庫本『献灯使』は積んであります。多和田葉子さんの『エクソフォニー』はエッセイなので読み易くかつ面白かったです。私も何故か彼女の小説には近寄りがたいけれどそのうち解消予定です。

はにゃ。さん!、オリンピック開催(怒!)だし、暑いし、こんな時期は涼しい場所でゆっくり読書やお昼寝が最良で安全な過ごし方ですね。

はにゃ。
2021年7月29日16:50

>アミさま
いえいえ、私の趣味が偏っているという自覚があります。
日本の作家はほとんど読まないし。
人が死ぬ話ばっかり読んでるしw

でも、本が読めるようになったことが大進歩と思って、メモ書きしました〜。へへ。

はにゃ。
2021年7月29日16:56

>美藤さま
ディック・フランシス全然詳しくないのですが、いつも参加していた読書会(もちろん今はお休み中)の課題書だったので読んだのでした。なかなか新鮮で面白かった。もう少し続けて読もうと思いました。

「ザリガニ・・・」は、そんな長編だったのねー。kindleで読むのは便利だけれど、本の厚さが分からないので、いつも長さの感覚が分からないままに読んでいる気がする。私はすごく好きだったけど、さてお口に合うかしら。

多和田葉子はよく知らないし、なんでポチったのかすら忘れていてkindleに入っていて。
セールで買ったのかなぁ。表題作以外は、それほどでも・・という感じだったので、特にオススメとは言い切れないかも。

色々とできることが増えてくる前に読書が戻ってくるというパターンみたいなので、本が読めるのは個人的に良いサイン、ということなんだろうな、きっと。

はにゃ。
2021年7月29日16:57

>はちさま
「ザリガニ・・・」がここで好評で、びっくり。
この作品って話題になったのかな。私はいつも読書会関連で知った本ばかり読んでいる気がするので、世間の流れからは大きく外れている気がしていますが。

はにゃ。
2021年7月29日17:04

>hanaさま
よく眠るということは体が欲しているということですよね。最近ようやく昼寝・夕寝が減ってきました。それだけ体力が少しずつでも戻ってきているということなんだろうなぁと実感を持って感じています。

私はもうずいぶん長いこと睡眠導入剤を服用しているので、眠れるということと健康が必ずしもイコールではないのですが、それでも弱った時には長い時間眠るので、やっぱり相関性はあるんだなぁ・・・と改めて思った次第。

「ザリガニ・・・」は、さて、みなさん面白いのかな。でも、自然風景を想像するだけでも楽しいかも。確かにちょっとお高いんですよねぇー。長いからかなぁ。買うとき、「高いけど・・・うーん、えい」っとちょっと勢いつけてポチった記憶がありますw

オリンピックの試合、1秒も見てない毎日が過ぎてゆきます。感染拡大、どうするつもりなのか無能すぎて、きっとどうにもならないですね。私は通院以外は家にこもって猫とクーラー生活です。

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