今、読書のカテゴリーをみたら、8月からメモしてない・・・・。ぬぁんと。
その間、確かにあんまり本を読めてないけど。
少なくとも、明らかに読んだのを列記。

『その裁きは死』
アンソニー・ホロヴィッツ (著)、山田 蘭 (翻訳)

実直さが評判の弁護士が殺害された。裁判の相手方が口走った脅しに似た方法で。現場の壁にはペンキで乱暴に描かれた謎の数字“182”。被害者が殺される直前に残した奇妙な言葉。わたし、アンソニー・ホロヴィッツは、元刑事の探偵ホーソーンによって、奇妙な事件の捜査に引きずりこまれて―。絶賛を博した『メインテーマは殺人』に続く、驚嘆確実、完全無比の犯人当てミステリ。


『メインテーマは殺人』
自らの葬儀の手配をしたまさにその日、資産家の老婦人は絞殺された。彼女は、自分が殺されると知っていたのか?作家のわたし、ホロヴィッツはドラマの脚本執筆で知りあった元刑事ホーソーンから、この奇妙な事件を捜査する自分を本にしないかと誘われる…。自らをワトスン役に配した、謎解きの魅力全開の犯人当てミステリ!7冠制覇の『カササギ殺人事件』に並ぶ傑作!


その裁き・・を読むにあたり、メインテーマを読み返した。私は『カササギ殺人事件』も楽しく読んだので、今回も当然ながらニコニコ読むという感じ。

でも、これはこの後はどうするんだろうな。アホなアシスタントというだけでもねぇ・・・とは思うけれど。


『死んだレモン』
フィン・ベル (著)、安達 眞弓 (翻訳)
いやー、これはあかんかった。
酒に溺れた末に事故で車いす生活となったフィンは、今まさにニュージーランドの南の果てで崖に宙吊りになっていた。隣家の不気味な三兄弟の長男に殺されかけたのだ。フィンは自分が引っ越してきたコテージに住んでいた少女が失踪した、26年前の未解決事件を調べており、三兄弟の関与を疑っていたのだが…。最後の最後まで読者を翻弄する、ナイオ・マーシュ賞新人賞受賞作。ニュージーランド発、意外性抜群のミステリ!

ニュージーランドの土着感だけは楽しめたけど、物語として色々破綻していると思うんだけどな。

『壊れた世界の者たちよ』
ドン・ウィンズロウ(著)、田口俊樹(訳)
酒に溺れた末に事故で車いす生活となったフィンは、今まさにニュージーランドの南の果てで崖に宙吊りになっていた。隣家の不気味な三兄弟の長男に殺されかけたのだ。フィンは自分が引っ越してきたコテージに住んでいた少女が失踪した、26年前の未解決事件を調べており、三兄弟の関与を疑っていたのだが…。最後の最後まで読者を翻弄する、ナイオ・マーシュ賞新人賞受賞作。ニュージーランド発、意外性抜群のミステリ!

これは良かった!
昔の作品からの、楽しい仕掛けが色々仕込んであって嬉しく面白く読了。

個人的には最後の『ラスト・ライド』が昨今の選挙戦に力を入れているウィンズロウを見知っていると書かずにはいられなかったんだろうなぁと、ほろり。しみじみ。


『贖罪の街』
マイクル・コナリー (著), 古沢嘉通 (翻訳)
ボッシュはDROP(定年延長選択制度)の任期半ばでのロス市警退職を余儀なくされ、異母弟のミッキー・ハラーを代理人に立て、ロス市警への異議申立ての訴訟をおこなっているが、それ以外は、引退後の念願だった、古いバイクのレストアを老後の楽しみにしようとしていた。  ところがハラーから呼び出され、子飼いの調査員が怪我をして入院しているため、いま抱えている殺人事件弁護の調査員になってくれないか、と頼まれる。


相変わらず訳は雑だが、これはボッシュの正義に対しての心持ちを表しているなかなか好きな作品。ボッシュには正義とともにあらんことを、と思うわ。
May the justice be with you. かしらw

コメント

美藤
2020年12月1日15:59

>異母弟のミッキー・ハラー

えええ~?!

はにゃ。
2020年12月1日16:32

>美藤さま
あれ? 知らなかった?
そーーなんですわよw

どの辺で最初に出てくるんだったかなぁー。自分の母親の殺人を捜査する(『ラスト・コヨーテ』)の中で出てきたのかなぁ・・・。

ボッシュは自分の父親はほとんど知らずに育ったんだけど、LAの凄腕刑事弁護士だったハーラー氏が亡くなる直前に会えたというエピソードがどっかで出てきて。

で、リンカーン弁護士が始まった時に、長年の読者としては、主人公がミッキー・ハーラーで、えー、あのハーラー?!みたいな感じだった気がする。もうあんまり思い出せないけど。

腹違いとはいえ、その息子2人が、伝説的な刑事と、刑事弁護人という法のあっちとこっちに分かれたというのも興味深いサーガなのよねぇ。ふふふふ。

ミッキーの元妻も検事だから、夫婦の間でも法のあっちとこっちでうまくいかなかったというのもあるしね。

私は刑事ものをある程度書き込んだら、法のあっち側が書きたくなったんじゃないかと邪推してますが。ははは。

はにゃ。
2020年12月1日16:32

ついでに言えば、最近の作品はお互いを出し過ぎww

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