『銀河核へ』

2020年8月10日 読書
ベッキー・チェンバーズ (著)、細美 遙子 (翻訳)

地球を失った人類は銀河共同体に加盟を許され、弱小種族ながら繁栄を享受していた。宇宙船“ウェイフェアラー”は超光速航行用の“トンネル”建造船。多種族混成クルーのこの中古船に突如、「銀河系中心部への新航路を拓く」という大仕事が舞い込んだ。かくして彼らは長く賑やかな航海に乗り出す…。個人出版から人気を博し、ヒューゴー賞候補作となった傑作スペースオペラ!


もうー、めちゃくちゃ面白いぢゃないか。大好き。

SFは人に勧められた作品しかほぼ読まないけれど、これは本当に楽しかった。

私はネタバレが大嫌いなので、作者についてすらあまり調べず、登場人物表とかも見ずに読み始めることが多いのだけれど。

最初の食事・食べ物のシーンで、あれ?この作家は女性なのかな?と思ったり。
それくらい、細やかに美味しそうに食べ物やハーブなどが描写されていたり。

最近、ドラマでマーベル関連を見ると、宇宙人が色々と派手な装いで出ていたりするけれど、ここまで個性豊かな宇宙の高等生物を描くには、まだまだ文字の方が良い気がする。

CGでの安っぽさを感じるとねぇー、興醒めな時あるからね。

ただ、姿形のスケッチだけはあったら良かったなぁーーーとは思ったかな。

大満足。

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