『燃える部屋』

2020年8月16日 読書
マイクル・コナリー(著)

2014年、定年延長制度の最後の年をロス市警本部強盗殺人課未解決事件班で迎えようとしているボッシュは、あらたな相棒として、若き新米女性刑事ルシア・ソト(28歳)と組むことになった。ソトはメキシコ系アメリカ人で、四人の武装強盗と対峙して二人を撃ち倒した事件で有名になり(その際、相棒は殉職した)、刑事に昇進し、未解決事件班に配属されたのだった。

意欲と向上心にあふれたソトを優秀な刑事になるとボッシュは見こんで、育てようとする。
今回、ふたりが担当するのは、十年まえに銃撃され、体に残った銃弾による後遺症で亡くなったばかりの元マリアッチ・ギタリスト、オルランド・メルセドの事件。


原著で読んで、その後日本語で読んだことはすっかり忘れてた。なので、3回目。

殺人事件の刑事としての矜恃みたいなものに厳しいボッシュは、今までパートナーに満足しないことが多かった(キズは合格なのかな)長い刑事生活の中で、このソトはやっとできる刑事だと認めることができて、事件の解決へ、物語の結末へとひた走ってゆく。

先を読んでいるので、結末は知ってたけど、やっぱり、なんだかなぁ・・・・・・。
コナリーもどうして常にボッシュをそういう境遇に描くんだろうか。ひどいっす。

久しぶりにコールドケースではない殺人事件の解決に向けて、ボッシュとソトのアイデアの出し方など、懐かしい思い。

しかし、相変わらず訳が(以下、略)。

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