『警官の街』

2020年2月9日 読書
カリン・スローター(著)、出水 純 (翻訳)

三カ月間で四人の警官が殺された。ひざまずかされ、額に一発の銃弾を受けて処刑されたのだ。目撃者もなく証拠も出ていないために、容疑者はいない。警官たちが犯人を“アトランタ・シューター”と呼びはじめたなか、五人目の犠牲者が出た。いままでと犯行スタイルが異なっていることから、犯人は“シューター”ではないかもしれないという意見が出る。男性警官の意見しか重要視されないものの、マギーはほかの警官の見解に納得できない。彼女は独自の捜査をすることにしたが―。人種差別や女性蔑視が横行する一九七四年のアトランタを舞台にした犯罪小説。



ウィル・トレント・シリーズは大好きなのだけど。
ノンシリーズを読んでみたら、うーーーーーーーーん、いまいちだったかな。

作品としては2014年発刊だったみたいなので、『ブラック&ホワイト』の後だし、若書きってことではないんだよね。

ただ、なんだろ。時代としての人種差別や女性差別等、社会問題を絡ませたところで力んでしまったのかしら。今ひとつ、いつものストリーテリングにキレがない気がする。

『プリティー・ガールズ』には手が伸びないので、ノンシリーズはちょっとやめとこうかなぁ。

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