『11月に去りし者』
ルー バーニー (著)、加賀山 卓朗 (翻訳)

『このミステリーがすごい! 2020年版』(宝島社)【海外編】第6位獲得!

1963年、世紀の暗殺事件の秘密に近づきすぎた悪党(ギャング)がいた――
ハメット賞受賞作。

1963年11月、ニューオーリンズ。暗黒街で生きる男ギドリーは、ケネディ大統領暗殺の報に嫌な予感を覚える。数日前に依頼された仕事はこの暗殺絡みに違いない。ならば次に死ぬのは自分だ、と。仇敵を頼って西へ向かう道中、夫から逃れてきた訳ありの母娘と出会ったギドリーは家族連れを装いともに旅するようになる。だが組織が放った殺し屋はすぐそこに迫っていた――MWA賞受賞作家の話題作。


これ、何にも期待せずに読んだら、面白くて。
おやすみ最後の日曜日に一気読み。

リズムもよくてきゅんっとじわっときて好きなタイプの本。訳も良いんだと思う。

題材がJFK暗殺周辺なんだけど先日観た『アイリッシュマン』もそうだしやっぱりアメリカ人にとっては最大のミステリの一つなんだろうなぁと改めて思いますねぇ。

こうなったら古い映画の、『ダラスの熱い日』(原題:Executive Action)も見て見た方が良いかなぁ、なんて思ったり。

この著者はデビュー作の『ガットショット・ストレート』が結構人気だったらしいのだけれど、全然知らず。読んでみたいんだけれど、紙しかないんだなぁ・・・・。うーむ。

年末年始のおやすみ最後の日の、良い読書体験となりました。

コメント

美藤
2020年1月6日20:09

タイトルも良いし、要チェック!

今年もよろしく♪

はにゃ。
2020年1月7日14:39

>美藤さま
これはオススメできると思う。良かったら。

まだまだライブに行くのは先になりそうだけれど、私も音は楽しんでいきたい!今年も宜しくねぇ〜〜〜〜!

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索