アガサ・クリスティー (著)、加島 祥造 (翻訳)

傲慢で美貌の愛妾ノフレトを連れて族長が帰ってきた。その日から、一族のなかには反目や憎しみが。そしてノフレトが崖の小径から転落死を遂げた。これで再び平和が戻ってくるかに思われたが―紀元前二千年のナイル河畔で起こった恐るべき惨劇!エジプトの古代都市を舞台に華麗な世界が展開する異色ミステリ。



クリスティのエキゾチックな舞台の小説は、もうそれだけで楽しい。

1945年の作品。1943年に『五匹の子豚』、1944年に『ゼロ時間へ』だから脂が乗った頃合いですかね。

実は、作品そのものと、犯人にまつわる示唆は、私は分かりにくくてうーーーんと思ったんだけど。

エジプトものという舞台だけで許せる。

ギリシャ神話のようにエジプト神話について読みたくなったわ。

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