『ファーストマン』
美藤さんの真似っこみたいになってますがw

ストーリーはこんなん:

1961年、空軍でテストパイロットを務めるニール・アームストロングは、NASAのジェミニ計画の宇宙飛行士に応募する。
飛行士に選ばれたニールはヒューストンの有人宇宙センターで過酷な訓練を受けながら、他の飛行士たちとの絆を深めていく。
NASAが目指すのは、宇宙計画のライバルであるソ連もまだ到達していない月面着陸。
ニールたちは使命感を胸に、様々な困難を乗り越えながら、この前人未到のミッションに挑んでいく。


確かアームストロング船長ってちょっと変わった人だったんじゃなかったけ?くらいの乏しい知識のみで、見ました。ライアン・ゴズリングを目当てに。

Wikiを見ると下の方に『立花隆は著書「読書脳」(2013年)の中で、アームストロングを「精神的に健康すぎるほど健康な人で、反面人間的面白みにはまるで欠けた人物。驚くほど自己抑制がきく人で、いかなる場面でもパニくるとか、感情が激するといったことがない。」と評している。』って書いてある。

寡黙でちょっと何考えてるかよくわからない人だった感じが、映画でもよく描かれている。

映画のシーンでかなりの時間が、ガタガタと揺れるか旋回する宇宙船の船内で
なぜか古びて見えるスウィッチと格闘している姿だったりするのだけれど。

ライアン・ゴズリングの静謐な横顔がとても印象的。月に向かう船内で、自分が向かっているその月を見続ける横顔。


(ブレスレットについてググってみたら、あくまで推測に基づいて描かれているけれど、息子さんのインタビューでも「可能性はある」と言っていた模様。何せ自分のことは話さないから事実は不明らしい)


そもそもライアン・ゴズリングを初めてみたのは『ブルー・バレンタイン』で、なぜかこの映画でいわゆる知識人とかフェミニストたちが騒いでこんな動画も残っている。今思えば、あの熱狂はなんだったんだろって感じですけど。

https://www.youtube.com/watch?v=2epESvYLZh8

日記に書いたような記憶があるんだけど、見つからない。

私は割とあの夫に好意的だったと思う。上昇志向を一度持ってしまうと、もうあの夫ではダメだったんだよね。もっときちんと働いて、もっときちんとした旅行に連れて行ってくれる夫が欲しくなったんだろうなぁと。自分が働いて、自分のお金で連れて行ってあげれば良いじゃんと、当時思ったような記憶がある。


あの映画をみたときには特に、「ライアン・ゴズリング」として、意識してはいなかったけど。その後『Drive』あたりから気になりだしたのかな。

あの、ちょっと静謐さを出せる感じが好きなのかな。

売れっ子だよねぇ。ドラマ "This is us" でも、"Ryan Gosling don’t do this crap!"ってセリフが出てきて笑ったけど。

アクションや暴力ものでも、ゴリゴリなマッチョな感じではない、どこか繊細さを醸し出すあの感じが良いのかもしれない。


米ソの宇宙開発競争の只中の最重要国家事業の一つとして掛けられたプレッシャーの中で、個人としての悲しみや苛立ちを隠して、静かに課されたタスクを淡々とこなした人。

アームストロング船長って、アメリカ人に取っては、多分私が思い描く何千倍もの大きさのヒーローだろうと思うので。それをヒーローとしてではなく、ひっそりと悲しむ個人として描くという視点が好きかも。

そして、多分それがライアン・ゴズリングに似合ってたのかもね。

コメント

美藤
2019年12月3日23:01

『ブルー・バレンタイン』をまったく認識してなかったんだけど、町山智浩さんの語りの熱さが可笑しいw
ライアン・ゴズリングって、恋愛映画の役柄に共通点がありそうな??

ニール・アームストロング、「精神的に健康すぎるほど健康な人で、反面人間的面白みにはまるで欠けた人物」って酷い言われようだね(笑) 月着陸のHERO要素を抜いちゃうと「ブルー」のディーンや「きみに読む」のノアになるのかな? ライアン・ゴズリング、ちょっと不思議なキャラクター色あるなぁ(笑)

ブレスレットの真偽はどうなんだろうね。
観ながら、「どっから出した?」って思っちゃった(笑)
材質が何か知らないけど、何億年後かに月の生態系に影響でたりしないのか、なんて思った(笑)

はにゃ。
2019年12月5日16:41

>美藤さま
町山さんって早口で面白いよねぇー。あの時、なんでこんな騒動になったんだか、今から思うと不思議なくらい。この頃のライアン・ゴズリングってそれほど知られてなかったよね、多分。髪抜いたのなんて、忘れてたw

そんな情緒的な男から 「反面人間的面白みにはまるで欠けた人物」へ。ははは。
La La Land もやっぱり熱くなりきらない役だったし、そういう雰囲気が立ってる役者なのかしらねん。

ブレスレットはねぇー、私は、「あー、綺麗にまとめにきたなー」って、ちょっと思っちゃった。わはは。実話なら実話でも良いし、推測でも良いんだけど。やっぱりあのエピソードで、寡黙で感情を表に出さない人の本当の哀しみや嘆きを表現しやすい形であらわしたなぁ、と。映画はどこかでしめないといけないわけだし、まぁ、あれでしめたわけねーと。ちょっとひねくれてるね。へへ。

ところで、今年Spotiyで私が一番聞いた曲は旅人氏の”David Bowie on the moon”だったようです。月つながりでお後がよろしいようでw

でも、この曲ほんとに好き。

美藤
2019年12月5日20:26

ふふふ、ブレスレットねー。
引き出しに仕舞われたカットで、再登場は予測したー(笑)ちょっとベタだよねー。

おお、”David Bowie on the moon” 気に入っていただけて嬉しい♪
この曲、私も好き。3年前にSoundcloudで配信されたもののほうが、もう少し声が生っぽいかな。Bowieの訃報を聞いて歌が生れでた、そのリアルタイムな声。アレンジはアルバムVer.とほとんど変わってないんだけどね。

素敵な月つながりをありがとう♪

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