「グラン・トリノ」「運び屋」【ちょっと追記】
2019年11月19日 音楽 コメント (5)クリント・イーストウッドの映画を2本続けて。Netflixにあったので。
しかし、本当におじいさんになったよなぁ・・・・・・・・。
周りの女性は「男根主義っぽくてあまり好きじゃない」と評判が悪いクリント・イーストウッドですが。私は割りに好きなんだよね。
なんというか、ああいう様式美のかっこよさってのは、まぁありだと思うので。
ウエスタンとかも何本か見てみたくらいだし。
この2本はどちらも、朝鮮戦争復員兵で、共和党支持者っぽく、ポリコレなんじゃそれとばかりに普通に有色人種への差別語を話す孤独な白人男性老人。
『グラン・トリノ』は:
『運び屋』は:
似たような老人だけれど、随分と違う話ではある。当たり前だけど。
家族との縁もうすく頑固で孤独な老人を、2通りで描いてみたって感じですが。
まぁ個人的にはあんな老人とは関わり合いにはなりたくないわなぁー、とは思いますわね。ははははは。
まぁでも見て損したとは思わなかったかな。
【追記】
どちらの映画にも、子供が出てるのね。
「グラン・トリノ」には Scott Eastwood。トレイ役で端役。
「運び屋」には Alison Eastwood。アリソン・イーストウッドは「父はクリント・イーストウッド、兄はカイル・イーストウッド、異母弟はスコット・イーストウッド」とのこと。
友人が『クリント・イーストウッドも年取って、子供と一緒に映る映画を撮っておきたかったのかな』と言ったのが、あ、そうかもね。と。
「運び屋」のエンディングでクリント・イーストウッドがふんふんっと歌い、ジェイミー・カラムがつなぐ曲がすごく良かったんだけど。このテーマ曲をベーシストであるカイル・イーストウッドも自分のアルバムで演奏していた。歌はHugh Coltman(私はよく知らない)。このバージョンもなかなか良い。こういうのがSpotify の便利なところ。
カイルのWikiみると『父親は、俳優・映画監督として知られるクリント・イーストウッドであり、ジャズ愛好家でもあるクリントの影響で、ミュージシャンになった。また作曲家として、クリントが手がける映画の音楽を担当してもいる』と出てるので、イーストウッド家では親子共演は当たり前なのかしらん??
そして、「運び屋」の奥さんが Dianne Wiest で、あのふわふわした喋り方が懐かしかった。昔ウッディ・アレンの映画に何本か出てたよねぇ。もちろんもうお年は召されているけれど、チャーミングな女性に描かれていて、こんなチャーミングな奥さんがいても外に出てチヤホヤされるのが楽しかったなんて、バカだよなぁと思うなど。
しかし、本当におじいさんになったよなぁ・・・・・・・・。
周りの女性は「男根主義っぽくてあまり好きじゃない」と評判が悪いクリント・イーストウッドですが。私は割りに好きなんだよね。
なんというか、ああいう様式美のかっこよさってのは、まぁありだと思うので。
ウエスタンとかも何本か見てみたくらいだし。
この2本はどちらも、朝鮮戦争復員兵で、共和党支持者っぽく、ポリコレなんじゃそれとばかりに普通に有色人種への差別語を話す孤独な白人男性老人。
『グラン・トリノ』は:
妻に先立たれ、一人暮らしの頑固な老人ウォルト。
人に心を許さず、無礼な若者たちを罵り、自宅の芝生に一歩でも侵入されれば、ライフルを突きつける。
そんな彼に、息子たちも寄り付こうとしない。学校にも行かず、仕事もなく、自分の進むべき道が分からない少年タオ。彼には手本となる父親がいない。
二人は隣同士だが、挨拶を交わすことすらなかった。
ある日、ウォルトが何より大切にしているヴィンテージ・カー<グラン・トリノ>を、タオが盗もうとするまでは ――。
ウォルトがタオの謝罪を受け入れたときから、二人の不思議な関係が始まる。
ウォルトから与えられる労働で、男としての自信を得るタオ。
タオを一人前にする目標に喜びを見出すウォルト。
しかし、タオは愚かな争いから、家族と共に命の危険にさらされる。
彼の未来を守るため、最後にウォルトがつけた決着とは――?
『運び屋』は:
イーストウッド演じるアール・ストーンは90歳の男。家族と別れ、孤独で金もなく、経営する農園には差し押さえの危機が迫っていた。
そんな時に、ある仕事が舞い込む。ただ車を運転すればいいだけの訳もない話だ。しかしアールが引き受けてしまったのは、実はメキシコの麻薬カルテルの“運び屋"だった。
たとえ金銭的な問題は解決しても、過去に犯した過ちが、アールに重くのしかかってくる。
捜査当局やカルテルの手が伸びてくる中、はたして自らの過ちを正す時間は彼に残されているのか。
似たような老人だけれど、随分と違う話ではある。当たり前だけど。
家族との縁もうすく頑固で孤独な老人を、2通りで描いてみたって感じですが。
まぁ個人的にはあんな老人とは関わり合いにはなりたくないわなぁー、とは思いますわね。ははははは。
まぁでも見て損したとは思わなかったかな。
【追記】
どちらの映画にも、子供が出てるのね。
「グラン・トリノ」には Scott Eastwood。トレイ役で端役。
「運び屋」には Alison Eastwood。アリソン・イーストウッドは「父はクリント・イーストウッド、兄はカイル・イーストウッド、異母弟はスコット・イーストウッド」とのこと。
友人が『クリント・イーストウッドも年取って、子供と一緒に映る映画を撮っておきたかったのかな』と言ったのが、あ、そうかもね。と。
「運び屋」のエンディングでクリント・イーストウッドがふんふんっと歌い、ジェイミー・カラムがつなぐ曲がすごく良かったんだけど。このテーマ曲をベーシストであるカイル・イーストウッドも自分のアルバムで演奏していた。歌はHugh Coltman(私はよく知らない)。このバージョンもなかなか良い。こういうのがSpotify の便利なところ。
カイルのWikiみると『父親は、俳優・映画監督として知られるクリント・イーストウッドであり、ジャズ愛好家でもあるクリントの影響で、ミュージシャンになった。また作曲家として、クリントが手がける映画の音楽を担当してもいる』と出てるので、イーストウッド家では親子共演は当たり前なのかしらん??
そして、「運び屋」の奥さんが Dianne Wiest で、あのふわふわした喋り方が懐かしかった。昔ウッディ・アレンの映画に何本か出てたよねぇ。もちろんもうお年は召されているけれど、チャーミングな女性に描かれていて、こんなチャーミングな奥さんがいても外に出てチヤホヤされるのが楽しかったなんて、バカだよなぁと思うなど。
コメント
「グラン・トリノ」は観た。
>見て損したとは思わなかった
わかる気がするその評価(笑)
イーストウッドって、いろいろ言いたくなるところはあるけど、及第点は常に超えてるのかな、って思う。
グラントリノのエンディングの曲好き♪
そうだね。ものすごく良い!ってほどではなくても、及第点は超えてる気がするなぁ。確かに。
社会性を切り取って映画に仕立てているのも、なんとなく見てしまう理由かもしれない。『アメリカン・スナイパー』とかね。
私ブラッドリー・クーパー好きなんだけど、「運び屋」での彼はなんだかちょっと間が抜けてたなぁ。DEAに対する皮肉なのかな・・・。
追加:私もエンディングの曲良いなーって思った。クリント・イーストウッドもふふんって歌ってるのが良いわぁ。
ジェイミー・カラムなのよね。早速Spotifyで聞いたんだけどイーストウッドの歌は入ってないのが残念。
「ハンナとその姉妹」で観たのがはじめかなぁ。好きだなぁと思う映画に結構でてる印象。脇なんだけどとっても存在感ある感じで。
良心あるアメリカの主婦・中年女性、ってイメージ?
美人女優タイプじゃないけど、お歳召してチャーミングになるタイプだよね。
そうそう、「ハンナとその姉妹」!私、なんとビデオを持ってた(昔のボーイフレンドに貸しっぱなしになってたのがこの間戻ってきたw)。
あのふわふわとして独特な喋り方が好きだったんだよねぇ。美人ではないけど、魅力的。でも、あまり自我の強いタイプではない感じ、かしらねー。
「運び屋」でも主人公に振り回されてたよ〜。