『サイレンズ・イン・ザ・ストリート 刑事〈ショーン・ダフィ〉』
エイドリアン マッキンティ (著), 武藤 陽生 (翻訳)

軍用ヘリが空を駆け、警察署はテロの標的となる。フォークランド紛争の余波でさらなる治安の悪化が懸念される北アイルランドで、切断された死体が発見された。胴体が詰められたスーツケースの出処を探ったショーン警部補は、持ち主だった軍人も何者かに殺されたことを突き止める。ふたつの事件の繋がりを追うショーン。混沌の渦へと足を踏み入れた彼に、謎の組織が接触を図り…新たな局面を見せる紛争×警察小説第二弾。


こういうシリーズものは勢いに乗ってちゃちゃっと読みたいもの。
移動もあったし、第2作へgo とあいなりました。

IRA、フォークランド紛争!(あの時は、イギリスがなんであんな最果ての地で戦争なんかしてるの?と思いましたが)、、、、と時代を濃く濃く感じさせる小説。

知識が薄い私には、わかりかねている部分もさぞやたくさんあるのでしょうが、そう思っていても仕方ない。せめて音楽のイメージだけでも助けになるかなーと思いつつ。

最後のショーンの扱いに、「えーーーー!」となり、今第3作の『アイル・ビー・ゴーン』を読み始めたので、始まりに「やっぱり、そうきたかー」と。

警察のルールを無視しても、正義や刑事としての自分の流儀を曲げられないっていうのはボッシュと相通じるものがあり、うんうん、好きだよ、そういうスタイル。と思って読んでいる。

先週オランダからの友人カップルと会っていたのもあって、あぁヨーロッパに行きたいなぁ・・・なんてね。思いながらね。

しかし、訳が若くて勢いがあるのが良いね。若者的な言葉遣いとか、シマとかヤマなどのいわゆる警察用語って、下手すると安っぽくなってしまうけれど。この場合は合っていると思う。

Brexit も色々時間がかかっているけれど、UK も思えば随分変わったんだねぇーーー。
You’ve come a long way.....

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