『パリ警視庁迷宮捜査班』
ソフィー・エナフ (著)、山本知子 (翻訳)、川口明百美 (翻訳)

フランスで15万部突破! 「コスモポリタン」名物ライターがおくる、スリルと笑い満載の傑作!
喧嘩っ早い性格がたたって停職処分を食らった警視正、アンヌ・カペスタン。復帰後の仕事として、新しく結成される未解決事件捜査班を率いることを命じられる。ところが、集まったのは、大酒飲み、ギャンブル好き、スピード狂、作家活動が本業と化している片手間警部、組んだ相手が次々不幸な目に遭う通称「死神」などなど、くせの強いメンバーばかり。カペスタンは20年前に起きたフェリー船員殺人事件と、8年前の強盗殺人に目をつけ、捜査を始めるが……。


六カ月の停職から復帰したパリ警視庁警視正のアンヌ・カペスタンは、新結成された特別捜査班を率いることを命じられる。しかし、あてがわれたオフィスは古いビルの一角。集められたメンバーは、売れっ子警察小説家(兼警部)、大酒飲み、組んだ相手が次々事故に遭う不運の持ち主など、警視庁の厄介者ばかり。アンヌは彼らとともに、二十年前と八年前に起きたふたつの未解決殺人事件の捜査を始めるが、落ちこぼれ刑事たちの仕事ぶりはいかに…「フランスの『特捜部Q』」と評されるコミカル・サスペンス、開幕!


面白かった!
フレンチ・ミステリは、アクが強いものが多いとよく言い合うんだけれど。これはコミカルで、でも主人公ができる女性で。私はできる女性が主人公の小説が大好物なので、本当に楽しく読み進めた。(いつも以上に人の名前が覚えにくいのだけが難点だったけど)

著者はコスモポリタン誌のライターで活躍しているらしいのだけれど、女性作家らしく、カラフルな登場人物だけでなく、ファッションやインテリア、食べ物、などのディテールが生き生きしているのも楽しい。

早くも次作が楽しみ。

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