今日は出かけながら Spotify でアリアナ・グランデの thank u, next。
そして、七尾旅人のリトルメロディ。*

*七尾旅人はフォローしている美藤さんの影響。

『圏内の歌』でバスの中なのに涙ぐみそうになる。
これは今聴いて、今こそまた聴かれないといけない歌なんだと思う。

途中で車椅子の乗客の乗降を運転手さんがアテンドしていて。
「何かお手伝いありますか」と言いそうになって、私では力もないし邪魔なだけだなとふと思う。そして、無事に乗れてバスが発車したら暖かい想いでまた涙ぐみそうになる。

なんでもない日常があるということ。
なんでもない日常にほぼ戻れたということ。

まだ戻れていない人々もいるということ。
(東北だけでなく、ね)

私は自分の子供はいなくて、それに後悔がゼロかというと、うーーーん、どうだろ、とは思うけれど。甥っ子の子育てに参加させてもらって、今でも仲良くしていることで結構満足している部分もあって。

どちらかというと、こんな自然災害だらけの国で、地球自体の環境の先行きさえ危うい中で自分の代で終えられることに安堵する部分もあったりして。

自分が病を得ることよりも、自分の子供が病を得ることを比較したら後者の方がずっとしんどい気がして。

私なんて若い頃に交通事故まであってるし、考えたら親不孝だよね。

なぁんてことをバスの中で考えていたわけではないけれど。
晴れて天気が良いのに、それでもセンチメンタルになったりも、するんだね。

日常生活。

コメント

美藤
2019年6月3日21:41

>これは今聴いて、今こそまた聴かれないといけない歌なんだと思う。
うん、ほんとうにそういう歌だと思います。

なんでもない日常を脅かされ奪われてしまった場所に出かけて行って、歌を紡いでくる歌い手。福島でも高江でも。それから、手助けの必要な人が無事にバスに乗れたことに涙が滲むようなセンシティヴな心情もきっと美しい歌にしてくれるひと。
そういう歌い手でいつづけるのはしんどいだろうなぁと思う。あまりに酷い状況が長く続きすぎてるし、、。そんな状況に麻痺してしまいがちな自分のためにもとても大切な歌い手だって思ってる。
もちろん彼の歌の世界がとても美しいからというのが第一だけどね。

はにゃ。
2019年6月4日11:48

>美藤さま
なんとなくそばを掠めてたけど、聴こうとしていなかった旅人氏に逢わせてくれてありがとう。

>そういう歌い手でいつづけるのはしんどいだろうなぁと思う
私もそう思うなぁ。そりゃぁ心が折れたりするだろうなぁ。例えば預言者やユタさまみたいに、割り切って言霊を紡いでほしいなぁ、なんて思ったり。

声が魅力的だし、言葉に力があるし。少々メロディーが似通っている感は否めなくもないけれど。いつか生声を聴きたいなぁと思います。も少し私が元気になったらね。へへ。

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