衣替え

ここ数年の習いのような、長い寒い冬から急に暑くなるという気候パターン。
勤務体系がまだ定まらないため相変わらず休職中なので、衣替えを少しずつ。

流石にカシミアなどのセーターはもう着ないだろうと少しずつ洗濯しながら。
半袖のシャツなどを出してみる。

去年の大学病院に紹介状抱えて初診で行った時に着て行った麻の半袖のシャツが出てきた時には、さすがに感慨深かったかも。まだ1年経っていないけれど、この180度の人生の変わりっぷり。

人には色々と思いも掛けない出来事が起こるのだから、仕方ない。

ちょっと前に、劇症のアナサキス・アレルギーになって、魚が一切食べられなくなった、という人のブログを拝見したことがあったなぁ、そういえば。
食べることが大好きな方で、大層嘆いていらしていて。
お気の毒にと思ったけれど。

私も野菜が思うように食べられなくなる日が来るなんて思ってもみなかった。
でも、ここで嘆きを吐き出しておくと、しばらくすると諦めがつくから。
やっぱり書いたり、話したり。
吐き出すっていうのはとても大切なのだと思う。

話がそれたけれど。
衣替え。

去年の夏から考えると随分と体型が変わったので、洋服はかなり買い直している。
随分と捨てたつもりだけれど、新しく購入したものも多くて、相変わらずものが多い暮らしです。

でも、いいんだ。
子供の教育費がかかるわけじゃないし。
ダウンサイズせざるを得なくなったらその時に考えれば良いし。

随分と若い頃はシルクとカシミアが大好きとのたまっていた記憶があるのだけれど（苦笑）、最近は麻とカシミアにご執心。流行のせいか、定着したのか。麻の服が市場に多く出回っているのは嬉しい限り。

高温多湿の日本の気候に合っているものね。

＃オール柳井　だけでなく、他でも買い物したいけれど。
家にいる限りではどうしても選択肢は限られる。
頭からつま先まで＃オール柳井というのは流石に避けたいなぁと思いつつ。

在宅で仕事ができるようになっても、家ではそれなりにきちんとした格好をしようと考え中。
そういう本日は白の麻のシャツを着ている。

白い麻のシャツってなんでこんなに惹かれるんだろう。
この皺さえが魅力的ってずるいじゃないか。

衣替えをしてみたら、実はちょっと自分でも驚いたほどに形が異なる白い麻のシャツやスキッパーシャツ、チェニックがぞろぞろ出てきて。中にはちょっと大きくてどうしようかというのもあるのだけれど。でも、捨てられない。

ボックスシルエットが流行中なので、別に着られなくもないし、と言い訳しながら。

「小さい暮らし」にはとても手が届かないし、麻とカシミアは好きな心が強過ぎて、全くもって捨てられずにいる。

別にアンチこんまりとかそういうことでもないのだけれど、私はこうやって煩悩と共に暮らしていけば良いんだろうな、と思ったりしてる。