先日怒涛の日記連続アップをしたのですが。人生の棚卸しっていうの、書いているうちにふっと出てきたわけで。

https://hanya.diarynote.jp/201903241513398383/

で、さっきお風呂に入りながら、「病気前の私はもういなくなってしまって、病気後、再び自分の足で歩き出すための準備をシミュレーションしているところなんだな」と、ふと思ったわけです。

こんなサイトがあった。
「人体の細胞更新速度」
https://sites.google.com/site/jinntainosaiboukousinnsokudo/

例えば脳は『遅い細胞は約1年で全て入れ替わる』そうだから、全てが入れ替わったわけではないけれど。

それでもこれから先のことを思い、考え。
形から入るための仕事着の買い物だったり、またバカンスに行きたいなっと思わせてくれるための白いマキシ・ワンピースだったり。

白いシャツをインしてデニムを履こう。そしてチャック・テイラーや(可能なら)ドクターマーチンを履こうと思うことで、これからの自分を思い描いて、鼓舞して、道を再び築こうとしている姿なんじゃないかって。

今はまだ毎日通勤する体力も戻っていないわけだけれど。

去年の8月までの私はもういない。

安定期に入っただけの病人であることに変わりはないし。

1時間の海外ドラマすら見れなかった。
その1時間の海外ドラマが見れるようになったけれど、2時間の映画は見れなかった。
2時間の映画を見れるようになった。

というように、少しずつ、少しずつ回復して。
ようやく、先の姿を考えることができるからこその、春物の買い物だったんだなぁ、と。

まだ映画館には行かれてないけれど。
必然的にまだライブには行かれないけれど。

でも、少し音楽を聞けるようになっているのが、進歩なんだな。きっと。

入院している間、個室にテレビがあったけれど、一度もつけなかった。
退院して自宅で療養している間(今もしているけれど)、音楽を聞こうという思いが浮かんでこなかった。
Spotifyの契約は解除していなかったけど、使ってなかった。

今は通院の時や、家でメールチェックしながら、Spotifyを使えるようになった。
こうやって、また新しい自分を築いていくんじゃないのかな。

もしかしたら病気の前の自分が思い描いていた自分にはもう戻れないのかもしれない。
趣味や嗜好も変わっているかもしれない。

それでも一度リセットされたことは、また新しく始めるしかない。

コメント

hana
2019年4月2日0:02

はにゃ。さん^^

60代のお肌は更新するのに100日もかかるんですってえぇぇぇx?
笑うしかないわ!!
ガハハ... ...。

sunao
2019年4月4日14:34

ご無沙汰をしています。病気前の自分には戻れないですよね。よくわかります。当時大好きだった音楽もドラマも一切不要になりますもん。昔、主治医に「回復期ってね、日に日に体調がよくなると実感できるわけじゃないから、心の病気を発症しやすい。だから僕は君を病院に呼ぶんだよ、「やぁ、元気かい?」そんな会話でもちゃんと診療なんだ」と言われたことがあります。思い通りにならなくなった身体をいたわりながら、ゆっくり生きていきましょう。

はにゃ。
2019年4月8日16:12

>hanaさま
ひゃーーーーー。100日?そうなんだー。じゃあ私の肌や脳みそも結構入れ替わりに時間がかかっているわけね。ほんと笑うしかない。細胞がんばれw

はにゃ。
2019年4月8日16:16

>sunaoちゃん
本当だね。タカさんのドラムも(へへへ)全く恋しくなかったし、環境が無が良かったもんなー。メンタル落ちてるなぁと思う日々も多かった。掛かりつけ医(今回の病気の主治医ではない)が優しいこと言ってくれたらほろりとしたり。

naoちゃんの日記更新を見つけると嬉しくなります。お互いに、ゆっくり、ゆったり。生きていこうね。

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