まぁなんといってもこのところ時間はあるので、ネットをうろうろすることが増えたわけで。

世の中の流行りの一つであろう、整理整頓、断捨離、ジョイがスパーク、とかさ。目に触れることが多いのですが。

ミニマリストの方々の物が無い生活が嬉しい、幸せ、気持ち良いっていうのは、まぁ解らないではないけれど。私はホテルみたいな部屋を目指す人たちとは好みが違うので、同意するかというのはまた別の話。

ただふと思ったのは、予備の品がなるべく無い生活というのは本人が健康で、丈夫で、社会がきちんとうまく廻っているということを前提にした考えだよなぁと。

最近ついつい病気のことを綴ることが多いのだけれど、それとは別に。

本当に子供の頃から病弱で、大人になっても高熱を出すことが珍しくない体質なので。
熱が出たら汗をかいてパジャマ(的なもの)を着替える→洗濯物がたまる→タオルや着替えも必要、というのがあまりにも自分にとっては当たり前の大前提なので。

例えば「毎日洗濯をするので、タオルやパジャマや着替えをミニマムに」というポストを見ると、「ぽかーーん」って感じ。
「違う人種やー」と思うほど。働いていると毎日洗濯もできなかったしなー。

それから、3.11のあと、物が無くなった経験をした今は猫のフードやトイレ関連の消耗品は常に買い置きがないと不安になる。人はお腹が空いたのを理屈で我慢できても動物はそういうわけにいかないものね。

これだけ災害があって、いつ自分にも社会にもどんなことが起きるか解らないという感覚が拭えない私には、ミニマリストになれない理由がまたもう一つ見つかったってところでしょうか。

ミニマリストに反対してるわけでもなく、反感があるわけでもなく、ただ人種が違うなぁ。
ああはなれないなぁ、すごいなぁとは思うけれど。ってレベルの話なので。

私が「起きてないことは考えない・思い煩わない」を最近のモットーにしてるように、ミニマリストの方々もそういうのは起きてから考えれば良いってことなのかもしれないけれどね。 別に皮肉でもなんでもなく。

コメント

美藤
2019年2月2日14:05

「ミニマリスト」って名前がついちゃうと、なんだか恥ずかしいよね(笑)

やっぱり311のあとに、どんなにたくさんのモノを持っていても、大きな災害が起こったら、持って逃げられるモノって両手に持てる分だけなんだ、って思い知って「ほんとに大事なもの」を考えるようになって、きっとそれは良いことで。でも気が付いたら断捨離とかミニマムな暮らしが意識高い人のお洒落な「流行り」になっちゃって、その仲間にはなりたくない感がある(笑)

心地良く暮らせる、安心していられる「モノの量」ってひとそれぞれだもんね。
散らかる原因第一のカワイイ雑貨だってそれが目に入ることがウレシイならそこにあっていいし、もう絶対着ない洋服だって思い出があるかもしれないしデザインが大好きだったり生地にうっとりかもしれないし、仕舞っとくスペースがあるなら持ってればいいんだよね。どっちみち逃げるときには捨ててくんだし(笑)

日用品だって、切らしてから買いに行くのは徒歩3分にコンビニがあってもそっちのほうがメンドウで気持良くないから、ついで買いでストックするほうがいい。足の踏み場もないほど買い込んだりはしないけど、押入れにはいる分ぐらいはぎっちりため込んである。

整理整頓、お片付けしつつ、ときどき散らかる捨てる、あ、また同じようなの買っちゃった~くらいの暮らしでいいわ。
ミニマリスト目指して修行する暮らしは、ないない!って感じ。

はにゃ。
2019年2月2日16:18

>美藤さま
そうだ!あれはまるで流行の修行みたいなんだ。あるいは宗教?
そこにも違和感を感じてるんだろうなぁー。

>どっちみち逃げるときには捨ててくんだし(笑)
ほんとだよねぇ。死ぬにしても持っていけないし、災害でもどうせ捨ててくんだよねぇ。

「素敵な私と暮らし」に酔えないタイプはあれには乗れないってことね。あはははは。

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