アガサ・クリスティー (著)、深町 眞理子 (翻訳)

亡くなった叔母の遺品、一幅の風景画を見たタペンスは奇妙な胸騒ぎをおぼえた。描かれている運河のそばの一軒屋に見覚えがあったのだ。悪い予感を裏づけるかのように、絵のもともとの所有者だった老婦人が失踪した…初老を迎えてもますます元気、冒険大好きのおしどり探偵トミーとタペンス、縦横無尽の大活躍。


トミタペ夫婦の作品。『NかMか』が中年期。今作が初老という設定。
『NかMか』よりは楽しめたのは何故だろう。時代設定?

でも、コージーよろしく、素人が鼻をつっこんでいって「あ~れ~!」と助けられる、みたいのは実はあまり好みではない。

友人がこの頃のクリスティは頭に「マクベス」があったのだろうというコメントになるほどね、とは思うけれど。

コメント

sunao
2018年6月25日13:20

これ、探偵をトミー&タペンスからマープルへ大胆に変更した映像作品の方が面白いかもしれません。元々原作通りでない作品に対して、結構ネガティブなイメージを持っていたのですが、これを見た後に「これもありだなぁ・・・」と思ったんです。できればぜひぜひ映像の方をご覧くださいませ☆

はにゃ。
2018年6月25日18:35

>sunaoちゃん、
へーー、そんなのあるんだ!と思ってググったら、ミスマープルのシリーズものの中にあるみたいだね。ミスマープルを投入なんてまぁ何ととは思うけれど、確かにメリハリはつきそう。タペンスは結局何も予想できていなかったわけだものね。ちょっと探してみようと思います。ありがとう♡

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