レイフ・GW・ペーション (著)、久山 葉子 (翻訳)

CWA賞、ガラスの鍵賞など5冠獲得!
北欧ミステリの重鎮による究極の警察小説

国家犯罪捜査局の元凄腕長官ラーシュ・マッティン・ヨハンソン。脳梗塞で倒れ、一命はとりとめたものの、右半身に麻痺が残る。そんな彼に主治医の女性が相談をもちかけた。牧師だった父が、懺悔で25年前の未解決事件の犯人について聞いていたというのだ。9歳の少女が暴行の上殺害された事件。だが、事件は時効になっていた。ラーシュは相棒だった元捜査官や介護士を手足に、事件を調べ直す。犯人をみつけだし、報いを受けさせることはできるのか。スウェーデンミステリ界の重鎮による、CWA賞、ガラスの鍵賞など5冠に輝く究極の警察小説。


いやー、面白かった!
ラーシュの心の中の台詞がいちいち、良いんだなぁー。口にだしたらあかんことをいちいち思っている、元偉い人。元長官。justice の人。ここが大事。

引き際も、やっぱりそう来たのねと、寂しいながらもあっさりとしていて良いし。結末もまぁそうくるよねーと思いながらも受け入れられる。

解説によると、スウェーデンではとっても売れている著者らしいけれど、初邦訳とのこと。

いやー、好きだなー。もっと読みたい。

『そしてミランダを殺す』と2作続いて面白かったので気分が良いぞ。

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