『女には向かない職業』
2018年4月15日 読書P D ジェイムズ (著)、小泉 喜美子 (翻訳)
女探偵の元祖的おはなし?
1972年の作品なので、多分ミステリ小説読みならかなり最初の頃に読むのではないかと思う古典的作品なのだが、未読で電子積読していたのもの。
あれ、意外に好きだわ。と思うのは、もともと古典的な作品をあまり読んでいない人間だけど、クリスティをそれなりに読んだ今だからだと思う。
カレジやスエターという訳語は結構好きなのだわ。
小泉喜美子さんの訳って意識して読んだの初めてじゃないかな。
私が数少ない自分のモットーとしている「酔っぱらったら階段から転げ落ちないようにしよう」というのは小泉さんがそのようにして亡くなったから。
女探偵の元祖的おはなし?
探偵稼業は女には向かない。ましてや、22歳の世間知らずの娘には―誰もが言ったけれど、コーデリアの決意はかたかった。自殺した共同経営者の不幸だった魂のために、一人で探偵事務所を続けるのだ。最初の依頼は、突然大学を中退しみずから命を断った青年の自殺の理由を調べてほしいというものだった。コーデリアはさっそく調査にかかったが、やがて自殺の状況に不審な事実が浮かび上がってきた…可憐な女探偵コーデリア・グレイ登場。イギリス女流本格派の第一人者が、ケンブリッジ郊外の田舎町を舞台に新米探偵のひたむきな活躍を描く。
1972年の作品なので、多分ミステリ小説読みならかなり最初の頃に読むのではないかと思う古典的作品なのだが、未読で電子積読していたのもの。
あれ、意外に好きだわ。と思うのは、もともと古典的な作品をあまり読んでいない人間だけど、クリスティをそれなりに読んだ今だからだと思う。
カレジやスエターという訳語は結構好きなのだわ。
小泉喜美子さんの訳って意識して読んだの初めてじゃないかな。
私が数少ない自分のモットーとしている「酔っぱらったら階段から転げ落ちないようにしよう」というのは小泉さんがそのようにして亡くなったから。
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