ジョージ・P. ペレケーノス (George P. Pelecanos)(著)、 松浦 雅之 (翻訳)
前作『硝煙に消える』は翻訳が佐藤耕士さんだったのに、訳者が違う。
なんでだ?同じハヤカワ・ミステリなのに・・。
というか、Wikiみてると全部ハヤカワから出てるのに、横山啓明さんと3人で翻訳をしている。今なら基本的に1作家に1翻訳者が担当みたいになっていると思うけど、当時は違ったんだろうか。
ペレケーノスについては殆ど知識が無くて読み始めて、手始めにニック・ステファノス・シリーズにしたんだけど。訳出がここで止まってるのね・・・・。残念。
ちょっとナイーヴで自分を「ぼく」というニックをもっと読みたかったな。
「D.C.カルテット」が4作。「デレク・ストレンジ & テリー・クイン シリーズ」が4作。ノンシリーズが3作訳出されているので、そのどれかにいくしかない、と。
ところで、こういうハードボイルドは結構好きで、いつまででも読んでいられる気がする。
舞台になっている80年代のワシントンD.C.(特別区)は治安も景気も悪くて。
政府が雇用凍結してたし、大学出ても就職できない人が続出、という時代。
バブルに浮かれた日本とはまるで雰囲気が異なる街でした。殺人も多くてMurder Capital と呼ばれていたのを思い出す。
大体探偵免許自体がそんなに簡単に取れちゃってよいわけ?と思うんだけど。
特別区であるD.C.ならではの何か理由があったんだろうか。
馴染みのある地名や道の名前が少し郷愁。
もう行くことはないんだろうか。
ひとつとても残念なのは、丹念に運転中や店でかかっている音楽を描写してくれるんだけど、いまひとつピンとこないというかよく分からない/知らない。
これが分かるのと分からないでは結構差がある気がする。とても残念。
家出した妻の居所を探りだしてくれ。十五年ぶりに現われた旧友のビリーが、ニックに調査の依頼を持ちこんだ。彼はビリーの妻に複数の浮気相手がいた事実を突きとめ、その一人と会った。が、彼女が立ち寄った形跡はなく、しかも男から二十万ドルを持ち逃げしていたことも判明した。ニックは彼女の行方を追うが、その直前、友人の記者が何者かに殺されるという事件が…二人の友のため、探偵ニックが捨て身の闘いを挑む。
前作『硝煙に消える』は翻訳が佐藤耕士さんだったのに、訳者が違う。
なんでだ?同じハヤカワ・ミステリなのに・・。
というか、Wikiみてると全部ハヤカワから出てるのに、横山啓明さんと3人で翻訳をしている。今なら基本的に1作家に1翻訳者が担当みたいになっていると思うけど、当時は違ったんだろうか。
ペレケーノスについては殆ど知識が無くて読み始めて、手始めにニック・ステファノス・シリーズにしたんだけど。訳出がここで止まってるのね・・・・。残念。
ちょっとナイーヴで自分を「ぼく」というニックをもっと読みたかったな。
「D.C.カルテット」が4作。「デレク・ストレンジ & テリー・クイン シリーズ」が4作。ノンシリーズが3作訳出されているので、そのどれかにいくしかない、と。
ところで、こういうハードボイルドは結構好きで、いつまででも読んでいられる気がする。
舞台になっている80年代のワシントンD.C.(特別区)は治安も景気も悪くて。
政府が雇用凍結してたし、大学出ても就職できない人が続出、という時代。
バブルに浮かれた日本とはまるで雰囲気が異なる街でした。殺人も多くてMurder Capital と呼ばれていたのを思い出す。
大体探偵免許自体がそんなに簡単に取れちゃってよいわけ?と思うんだけど。
特別区であるD.C.ならではの何か理由があったんだろうか。
馴染みのある地名や道の名前が少し郷愁。
もう行くことはないんだろうか。
ひとつとても残念なのは、丹念に運転中や店でかかっている音楽を描写してくれるんだけど、いまひとつピンとこないというかよく分からない/知らない。
これが分かるのと分からないでは結構差がある気がする。とても残念。
コメント