終電の神様

2017年11月25日 読書
阿川大樹

『終電の神様番外編 始発のアフターファイブ』と共に。

あと一本前に乗ってたら―― 胸にじんわり。電車から始まる人生の謎。通勤電車は謎と奇跡を乗せて――父危篤の報せに病院へ急ぐ会社員、納期が迫ったITエンジニア、背後から痴漢の手が忍び寄る美人――それぞれの場所へ向かう人々を乗せた夜の満員電車が、事故で運転を見合わせる。この「運転停止」が彼らの人生にとって思いがけないターニングポイントになり、そして……。あたたかな涙と希望が湧いてくる、傑作ミステリー!


ミステリー?へ?これ、ミステリー???



というのは脇においても。
うーーーん、ちょっと残念な気持ち、かな。

著者が横浜在住でブログやツイッターなど拝見していてとても頭の良い方だと思っていたのと、20万部突破したというのを見かけてポチってみたけど。

人身事故で影響を受ける同じ電車に乗り合わせた人たちの人生模様を描く短編連作という形で、そのモチーフは良いと思うんだけど。

理系の男性が描いたからかなぁという、少々情緒に欠ける作品群だった気が。
無料でDLできた番外編は良かった。

こういうの読むと桜木紫乃は本当に優れた作家なんだなぁと思う。

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