Bucky F*cking Dent
デイヴィッド ドゥカヴニー (David Duchovny) (著)、 高取 芳彦(訳)

モルダーがこんなに博学で多才だったとは。

『Xファイル』主演俳優が描く父と息子の絆

1978年のニューヨーク。ヤンキースタジアムでピーナッツ売りをする30代の売れない小説家テッドは、ある夜、病院からの電話で、母の死以来疎遠になっていた父が末期がんと知る。久しぶりに実家に帰ったテッドは、レッドソックスが試合に勝つと、父の病状が良くなることに気づく。父の悪友たちを巻き込み、快復のために大芝居をうつテッド。そしてついに、同率首位のレッドソックス対ヤンキースの最終決戦がやって来た……。

『ホーリー・カウ』で小説家デビューを果たした『Xファイル』のモルダー捜査官による、まさかの小説第二弾!野球、音楽、ヒッピーカルチャーなど小ネタ満載、クセモノ揃いのキャラにニヤニヤ笑い、不器用な父と息子の関係に泣ける、唯一無二のドゥカヴニー・ワールド!!


某所ですごく良かったと聞いて買ってみたけど、本当に良かった。

野球選手についてもっと詳しかったらもっと楽しかったかもしれないけれど、知らなくても全然大丈夫。

自分が末期がんだとして、あんな風に見送られたらどれだけ幸せだろう。


丁度父の通院に付き添うために取った有給の日に読了。
とてもあんな風にはいかないけれど、ね。

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