『ファイトクラブ』(新装版)
2017年10月29日 読書チャック・パラニューク (著)、池田 真紀子 (翻訳)
あの映画の原作。
本でも映画でも、可能な限り内容を知らずに見たり読んだりしたい性質なので、映画をその昔見てしまってネタバレているのは、痛恨ではあるものの。
文体にリズムとスピードがあって、どんどん読んでしまう。
読みながら考えていたのは、『アメリカン・サイコ』って何年だっけ?1991年です。「ヤッピー(yuppie: young urban professionals)」っていつ頃から使われだしたんだっけ?1984年頃かららしい。そして本作は1996年アメリカで刊行された模様。
先日『「A」―マスコミが報道しなかったオウムの素顔』森 達也 (著)、という作品を読んでいたので、「カルトの成り立ち」というものまで併せて考え合わせながら読んでしまった。
結末というかその設定を知っていても、惹き込まれどんどん読んでしまった。
これはよく出来てる。ネタバレせずに読みたかったー。
チャック・パラニュークという著者についても全く知らなかったのだけれど、アメリカでは随分と人気があり(wiki によると「若年層にカルト的に」?)、結構な数の著書があるらしい。
あの映画の原作。
傷痕一つない体で死にたくない。殴り、殴られ、ぼくたちは生を実感する。
痛いほど繊細な語りがほとばしる伝説的作品が、改訳新版でついに復活!
デヴィッド・フィンチャー監督×ブラッド・ピット&エドワード・ノートン主演の映画化以後、創作の原点をパラニューク自らが明かした衝撃の著者あとがきと、アメリカ文学研究者・都甲幸治氏の解説を新規収録。
おれを力いっぱい殴ってくれ、とタイラーは言った。事の始まりはぼくの慢性不眠症だ。ちっぽけな仕事と欲しくもない家具の収集に人生を奪われかけていたからだ。ぼくらはファイト・クラブで体を殴り合い、命の痛みを確かめる。タイラーは社会に倦んだ男たちを集め、全米に広がる組織はやがて巨大な騒乱計画へと驀進する――人が生きることの病いを高らかに哄笑し、アメリカ中を熱狂させた二十世紀最強のカルト・ロマンス
本でも映画でも、可能な限り内容を知らずに見たり読んだりしたい性質なので、映画をその昔見てしまってネタバレているのは、痛恨ではあるものの。
文体にリズムとスピードがあって、どんどん読んでしまう。
読みながら考えていたのは、『アメリカン・サイコ』って何年だっけ?1991年です。「ヤッピー(yuppie: young urban professionals)」っていつ頃から使われだしたんだっけ?1984年頃かららしい。そして本作は1996年アメリカで刊行された模様。
先日『「A」―マスコミが報道しなかったオウムの素顔』森 達也 (著)、という作品を読んでいたので、「カルトの成り立ち」というものまで併せて考え合わせながら読んでしまった。
結末というかその設定を知っていても、惹き込まれどんどん読んでしまった。
これはよく出来てる。ネタバレせずに読みたかったー。
チャック・パラニュークという著者についても全く知らなかったのだけれど、アメリカでは随分と人気があり(wiki によると「若年層にカルト的に」?)、結構な数の著書があるらしい。
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