『キリング・ゲーム』
2017年10月19日 読書ジャック・カーリイ (著)、三角 和代 (翻訳)
兄ちゃんがシリアル・キラー・シリーズ、ついに(日本で発刊された)最新作まで追いついてしまった。
版元担当編集者が「攻めてる」と評してましたが、「うーん、なるほど。こーきたかー」とはなるかなぁ。
でもあそこで終わるのは上手くもずるくもあり。
今までのナイーブな「僕」に好感を抱いていた部分も薄れてきて、定番の女性関係なんかもあるし、このシリーズに対する愛着が下がっているのは事実かな。
兄ちゃんがシリアル・キラー・シリーズ、ついに(日本で発刊された)最新作まで追いついてしまった。
版元担当編集者が「攻めてる」と評してましたが、「うーん、なるほど。こーきたかー」とはなるかなぁ。
でもあそこで終わるのは上手くもずるくもあり。
今までのナイーブな「僕」に好感を抱いていた部分も薄れてきて、定番の女性関係なんかもあるし、このシリーズに対する愛着が下がっているのは事実かな。
街で連続殺人が起こっていた。しかし凶器も手口もバラバラ、被害者同士にもつながりはまったくない。ただ現場に1セント硬貨が残されていることだけが共通していた。被害者をランダムに選ぶ動機なき殺人なのか?
やがて犯人がカーソンを名指しで警察に挑戦状を送りつけてくるに及び、事件は警察の威信をかけたものとなる。過去の経験から「動機なき無差別殺人」などないと信じるカーソンだったが、突破口は一向に見えてこず、被害者の遺族の悲しみに向き合うことしかできなかった。
一方、殺人犯は微細な証拠も残さぬように細心の注意を払って殺人を遂行していた。ルーマニアの独裁政権下で心理実験のモルモットとされた過去を持つ男の狙いはいったい何か。
コメント