ろくでなし(!)の犯罪心理捜査官セバスチャン・シリーズ第3作。
M・ヨート (著)、H・ローセンフェルト (著)、ヘレンハルメ 美穂 (翻訳)

トレッキング中の女性が偶然見つけたのは、山中に埋められた六人の遺体。ずいぶん前に埋められたらしく白骨化していたが、頭蓋骨には弾痕が。早速トルケル率いる殺人捜査特別班に捜査要請が出された。トルケルは迷った挙げ句、有能だがトラブルメーカーのセバスチャンにも声をかける。家に居座ってしまったストーカー女にうんざりしていたセバスチャンは、渡りに舟とばかりに発見現場に同行する。史上最強の迷惑男セバスチャン再び。



ろくでなしっぷりも結構嫌いでなかったセバスチャン。あーしかし今回のそれはあーた、さすがにあかんだろ・・・という行為なんぢゃ。。。。「ひとでなし」と「ろくでなし」は違うぜよ、セバスチャン。


発見された白骨、行方不明のアフガニスタン人、そしてセバスチャンにトルケルのチームの面々と。この先これらをどう収束させるのかと思ったタイミングで、そーきたか、と。そして次に続く・・・なのねぇ、と。

有名な脚本家2人からなる著者は、シリーズの第1作や第2作の内容もどんどん含めてシリーズ第3作のストーリーを進めるのが、よくあるシリーズものでは前作のネタバレにならないように腐心してあるのとは全く違うのが興味深い。

まるでテレビドラマの冒頭に"previously on 〇〇〇(これまでの〇〇〇では"と今までの流れを説明するみたいだなぁとちらっと思う。

さ、早く続きを読みたい。

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