アガサ・クリスティー (著)、橋本 福夫 (翻訳)

ミス・マープルのシリーズ。

穏やかなセント・メアリ・ミードの村にも、都会化の波が押し寄せてきた。新興住宅が作られ、新しい住人がやってくる。まもなくアメリカの女優がいわくつきの家に引っ越してきた。彼女の家で盛大なパーティが開かれるが、その最中、招待客が変死を遂げた。呪われた事件に永遠不滅の老婦人探偵ミス・マープルが挑む。


いやぁ、新住宅地なんて出来てきてるし、今回の動機の原因といい、かなり現代に近づいてきてますねぇ。

その原因のせいか、珍しく「あ、きっとこれが殺人の動機」と分かってしまった。

愉しく、さくさく、読了。

才能ある女性作家に掛かるとこうも女性の書き分けが可能なのだわよね、といつも思うわけですが。さて、我らがコナリーたんの新シリーズ(女性刑事もの)はどうなることでしょうねぇ。ドキドキ。

コメント

sunao
2017年7月26日23:42

これ、とても面白いです。アガサは天才ですね〜

はにゃ。
2017年7月28日12:12

>sunaoちゃん
そうそう、とても面白かったです。アガサクリスティーは本当に天才!素晴らしい才能だと今は分かりました。

古典の王道過ぎて老後の楽しみ的に読んでいなかったのだけれど、友人のクリスティー番長の指導の下(笑)、この数年で結構読んでその才能に惚れています。

私は特にクラシックな雰囲気が楽しめる作品が好きなんだけれど、この作品の様にどんどん現代に近づいてきていても面白いものは面白いねぇ。

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