『コードネーム・ヴェリティ』
2017年6月25日 読書 コメント (2)
エリザベス・ウェイン (著), 吉澤 康子 (翻訳)
ポチってあったものの、kindleで積読してあった『コードネーム・ヴェリティ』を読了。
実は歴史/歴史物が苦手であんまり手を出さないのだけれど、これは心に染みた。
YAとして高く評価されていたようで、
とのこと。きちんと書かれたYAは大人にも(いや大人にはより、かも)響くという認識なので、楽しみしていた作品。
この凛々しさ。
もうね、これはね、ちょっと言葉が出ない。
(こういう物言いあんまり好きじゃないんだけど、でもついつい泣けて・・・)
私がヴァランダーをなんだかうじうじしていて今一つだなぁと思うのは、こういう主人公を愛さずにいられないからだということが分かった(苦笑)。
作りも良いし、伏線やらミステリ小説という扱いだけれど、これはアマゾンのレビューにもあった『まず私は「優れた戦争文学」、「二人の女性の友情物語」の部分を素直に読んで味わうべきだと思う』に賛成。(ついでに言えばその下のレビューが低いのにはびっくりだわ)
戦争は語り継がれるべきであるし、お涙頂戴ではなく、こうした胸を打つ二人の若き女性たちの友情という形で描かれたことにも心が震えたのでした。
今年は『ある時の物語』も良かったしなぁ。女の子が主人公の良い作品に当たったなぁ。
ポチってあったものの、kindleで積読してあった『コードネーム・ヴェリティ』を読了。
実は歴史/歴史物が苦手であんまり手を出さないのだけれど、これは心に染みた。
第二次世界大戦中、イギリス特殊作戦執行部員の女性がスパイとしてナチスの捕虜になった。彼女は親衛隊大尉に、尋問をやめる代わりに、イギリスに関する情報を手記にするよう強制される。その手記には、親友である女性飛行士マディの戦場での日々が、まるで小説のように綴られていた。彼女はなぜ手記を物語風に書いたのか? さまざまな謎が最後まで読者を翻弄する傑作ミステリ。
YAとして高く評価されていたようで、
エリザベス・ウェイン
1964年ニューヨーク生まれ。ペンシルベニア大学で民俗学の博士号を取得。小型飛行機の操縦が趣味で、国際的な女性パイロットの組織、ナインティ・ナインズのメンバーになっている。1993年、アーサー王伝説を題材にした物語The Winter Princeでデビューする。同シリーズの4作目にあたるThe Lion Hunter(2007)はアンドレ・ノートン賞の候補になった。2012年刊の本書はアメリカ探偵作家クラブのエドガー賞ヤングアダルト小説部門を受賞したほか、アガサ賞、ゴールデン・カイト賞、カーネギー賞など数々の賞の最終候補になり、高く評価された。
とのこと。きちんと書かれたYAは大人にも(いや大人にはより、かも)響くという認識なので、楽しみしていた作品。
この凛々しさ。
もうね、これはね、ちょっと言葉が出ない。
(こういう物言いあんまり好きじゃないんだけど、でもついつい泣けて・・・)
私がヴァランダーをなんだかうじうじしていて今一つだなぁと思うのは、こういう主人公を愛さずにいられないからだということが分かった(苦笑)。
作りも良いし、伏線やらミステリ小説という扱いだけれど、これはアマゾンのレビューにもあった『まず私は「優れた戦争文学」、「二人の女性の友情物語」の部分を素直に読んで味わうべきだと思う』に賛成。(ついでに言えばその下のレビューが低いのにはびっくりだわ)
戦争は語り継がれるべきであるし、お涙頂戴ではなく、こうした胸を打つ二人の若き女性たちの友情という形で描かれたことにも心が震えたのでした。
今年は『ある時の物語』も良かったしなぁ。女の子が主人公の良い作品に当たったなぁ。
コメント
うふふん♪ いつか感想が伺えたら嬉しいです(╹◡╹)♡