『ポケットにライ麦を』
アガサ・クリスティー (著), 宇野 利泰 (翻訳)

投資信託会社社長の毒殺事件を皮切りにフォテスキュー家で起こった三つの殺人事件。その中に、ミス・マープルが仕込んだ若いメイドが、洗濯バサミで鼻を挟まれた絞殺死体として発見された事件があった。義憤に駆られたマープルは、犯人に鉄槌を下すべく屋敷に乗りこんだ。マザー・グースに材を取った中期の傑作。


いつの間にか、クリスティーの作品がとても好きになっている自分に気づく。
食わず嫌いはいけませんという見本ですね。

クリスティーは本当に才能あふれた作家だということを今作でも改めて思わされる。

人物造形、ストーリー展開、そして伏線。
ミス・マープルが思った以上に旅して移動していることにも驚きます(笑)。

満足。

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