アガサ・クリスティー (著)、田村 隆一 (翻訳) 
原題: A Murder is Announced

そういう原題なのね。良い邦題ですね。

その朝新聞に出た広告に、チッピング・クレグホーンの村人たちは夢中になった。「殺人をお知らせします。十月二十九日金曜日、午後六時半にリトル・パドックスにて……」本気か、それともたちの悪いイタズラなのか? 予告の時刻になると、人びとがリトル・パドックスのブラックロックさんの家に集まった。そして予告の時刻に一発の銃声が! 大胆な殺人事件の解決にいどむのは、好奇心たっぷりの老婦人ミス・マープル!



ミス・マープルで、私は3作目かしら(2月に『動く指』を読みました)。
いや、面白いなぁ。

人が多くて混乱しながら読んだし読み飛ばしてもいるけれど。
こういう伏線の張り方と様々な登場人物のキャラ付けと描写が、クリスティーは本当に上手だと思う。

1943年の作品ということは70年以上前。
確かに戦時中で物資が無い状況なんかも描写されてました。

次作が楽しみ。


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