The Wrong Side of Goodbye
今、去年の秋に出たMichael Connelly の "The Wrong Side of Goodbye" を読んでいる。

なぜかその前の "The Crossing" からアマゾンの kindle では出ずに、 iBook のみになってしまったのが、ちょい不便なのですが。

コナリーはダブルミーニングがお好きなので、これも多分そういうことなのだろうと思うのだけれど。でも、その前にどう考えても、チャンドラーの "Long Goodbye" へのオマージュは入ってるよねぇ、恐らく。

常々チャンドラーへの敬意をインタビューなどで語られてますからね。

今、まだ半分くらいまで来たところですが。

ところで、コナリーは、今年新シリーズを開始するそうで、The Late Show というタイトルの新作が6月~7月に出ることが決まっているそう。なんと Renée Ballard というお名前の夜勤専門の若き女性刑事のお話だそう。ふーむ。

コナリーは女性の描き方が「素晴らしい」とはちょっと言い切れないので、どんな作品になるのか興味深い。そしてその和訳版はどうなってしまうのかかなり心配。

でも Kiz も刑事としては中途半端に辞めちゃったし、"The Burning Room" でそのメンターとなった Soto とも1作しか書いてないし。

女性刑事に興味はあるんだろうなぁとは思うけれど。

秋にはボッシュシリーズをもう1冊出すそうで、相変わらず精力的に働いてらっしゃる。さて、次のボッシュはどんな作品になるのかなー。

ボッシュは段々お年を召してきて、今ではサン・フェルナンドというLAの北にある小さい街のパートタイムで、しかもボランティアでの刑事と、私立探偵の二足の草鞋という生活。ボッシュは「刑事」以外では生きていられないと思うからねぇ。

ちゃんと読み終えなくては。

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