追いつめられた天使 ― ロスの探偵エルヴィス・コール (1992年 新潮文庫)
Stalking the Angel (1989)


エルヴィス・コール・シリーズをちょっと読みたいなーと思って。
『モンキーズ・レインコート』(1989年 新潮文庫) The Monkey’s Raincoat (1987)に続いて第二作。


うーん、実は。
うんうん、好き好き!って程ではないんだけれど。
時代の空気自体は馴染みがあって好きかもなー。

この作品はロスアンジェスルで主に日本人デベロッパーを相手に商売をしている(らしき)アメリカ人一家(父・母・娘)、ヤクザ、武士道のバイブル?「葉隠-ハガクレ-」の行方、、、、と。

大層日本と関わりが深い物語で、アメリカで不動産を買い漁っていたバブル絶好調の頃の日本の影響がうかがい知れる。


エルヴィス・コールと相棒のジョー・パイクの会話で。

『追い越し車線の人生』

なぁんてのがあると、きっと Eagles の "Life in the fast lane" だろうなーと、くすっと。
こういうのが愉しくて、もうちょっと読もうかなーとも。

軽口をたたくアメリカのハードボイルドやら探偵ものを読むと、村上春樹みたいと。
ついつい思ってしまう。
(逆ですよね・・)

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