綺麗な言葉。
今日はそんなお天気の様ですね。


英語だと Indian summer が相当すると思うけど、英語は夏で、日本語は春を使っているのが違って、面白いなぁとずっと思ってる。


定かな記憶じゃないけれど。英語だと、秋~冬期にぽかぽか陽気になって、その暖かいお天気を描写するのに、随分前に通り過ぎた春では遠すぎて、ちょっと前の夏を喚起するのでは?という解説を読んだことがあり。


先日読んだウィリアム・クルーガー(William Krueger)著の、コーク・オコナー・シリーズの中では、またちょっと面白い説明が。主人公コーク・オコナーは1/4インディアンの血を流れていて、舞台となっている架空の町ミネソタ州オーロラは先住民(インディアン)が多く住む地域。ミネソタはカナダとの国境に接している程緯度も高く、冬は厳寒の地。そんな地域で秋~冬に暖かい天気の日があるのは「変な・おかしなこと」なので、インディアン=変なやつら、だからインディアン・サマーって呼ぶようになったんだよ(大意)、という様な説明。

これまた興味深い。


私の感覚では、日本はもともと夏は蒸し暑く、その陽気に思い入れは少なく。寒い冬の後の、暖かく花が咲く「春」と言う存在を、古来大切に思ってきたのかなぁと思う。


と書きながら、背中が暑いw
私が働いている事務所では、私の背中に全面窓があり。
その上、秋~冬にとても日当たりが良いため、かなり背中が暑くなる。
毎日着るものに悩みます。今日も今の服装は、半袖Tシャツに五分袖リネンシャツ。

この陽気だと、私にとっては、「ぽかぽか春の小春日和」ではなくて、「小さい夏」って感じですなんですよねw へへ。

コメント

はち
2015年11月17日9:29

関東地方,昨日の夜は雨が降ったけど,今日再び小春日和で気分が好い
アメリカ英語では,この陽気は夏なんだ,勉強になります(笑
日本はやはり春なんだよね,でも正月を新春と呼んだり,立春が二月なのは,気が早過ぎ!

美藤
2015年11月17日14:46

ずっと以前に、小春日和とインディアンサマーについて触れたエッセイを読んだ記憶が。たぶん沢木耕太郎だったかな。20度前後の陽気、日本ではやっぱり春どまりですよね(笑)
それと、なぜ「インデイアン」サマーなのかっていうの。
ネイティブアメリカンの冬支度のために11月の一週間、暖かな日差しが恵まれることになっている、というような季節の巡りの約束があって、それを白人がインディアンのための夏と呼ぶようになった、という話でした。それは、誰が書いてたか思い出せません。

ありす
2015年11月17日21:44

今のぽかぽかした陽だまりが大好きです。庭にいて花を植えるのも気持ちいいし。
うちの近所では、刈り取った田んぼにスズメが日向ぼっこしてますし、大根が干してある風景なども和みます。

はにゃ。
2015年11月18日17:17

>はちさま
Indianが出てくるあたり、やはりアメリカ英語なのですよね。オーストラリアに住んでた友人は初めて聞いたフレーズだと!

立春が二月は早過ぎには、深く同意でございますw

はにゃ。
2015年11月18日17:28

>美藤さま
ぐぐってみると、「温度」としての適性から「春」ではなく「夏」。

昔はインディアンは嘘つくのがデフォで、夏じゃないのに夏みたいな気温だから「嘘の夏」でIndianというフレーズがつくという様な説明が多い様ですね。カリフォルニア北部のネイティブインディアンにはご指摘の様な季節の巡りがある旨も書かれていました。

でも単純に春と夏に対しての思い入れみたいなものもあるんじゃないかしらん、なーんてね、思ったのでした。言葉って面白いですね。

はにゃ。
2015年11月18日17:35

>ありすさま
あら、ありすさんってもっと都会にお住まいかと思っていたら、田んぼにスズメや大根が干してある風景なんて見られるのですか!ちょっとびっくり。

「陽だまり」というのも素敵な言葉ですよね。私も言葉も、陽だまり自体も大好きです。

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