『ウインター・ビート』『アンサンブル』 サラ・パレツキー
2015年4月6日 読書サラ・パレツキー(著)、山本やよい(翻訳)
サラパレツキーのヴィクシリーズ14作目の『ウインター・ビート』読了。現在個人的にヴィク・キャッチ・アップ・キャンペーン中なので、残りは後2作。
パレツキーは近年の作品に、ナチ、公民権運動、イラク帰還兵etcと、社会問題を取り上げていて非常に感銘を受ける。
Wikiによるとヴィクシリーズ(長編)は下記の通り。
1. サマータイム・ブルース Indemnity Only 1982年1985年6月
2. レイクサイド・ストーリー Deadlock 1984年 1986年3月
3. センチメンタル・シカゴ Killing Orders 1985年 1986年9月
4. レディ・ハートブレイク Bitter Medicine 1987年 1988年7月
5. ダウンタウン・シスター Blood Shot 1988年 1989年9月
6. バーニング・シーズン Burn Marks 1990年 1991年4月
7. ガーディアン・エンジェル Guardian Angel 1992年 1992年9月
8. バースデイ・ブルー Tunnel Vision 1994年 1994年10月
9. ハード・タイム Hard Time 1999年 2000年12月
10. ビター・メモリー Total Recall 2001年 2002年12月
11. ブラック・リスト Blacklist 2003年 2004年9月
12. ウィンディ・ストリート Fire Sale 2005年 2006年6月
13. ミッドナイト・ララバイ Hardball 2009年 2010年9月
14. ウィンター・ビート Body Work 2010年 2011年9月
15. ナイト・ストーム Breakdown 2012年 2012年9月
16. セプテンバー・ラプソディ Critical Mass 2013年 2015年1月
9.11以降の愛国法や世の中の雰囲気等、日本にいて体感できないものを随分とパレツキーの小説で味わっている気がする。
【注目したモチーフ】
10作目のビターメモリー:ナチ
11作目のブラック・リスト:9.11後、赤狩り
13作目のミッドナイトララバイ:公民権運動
14作目のウィンタービート:イラク帰還兵
----------------
それから短編集の『アンサンブル』
ヴィク以外の作品は取り立てて・・・って感じだけれど。
冒頭の30周年に向けた著者メッセージはちょっとじんとしてしまった。
アメリカ以外ですべてのパレツキーの作品(長編・短編)を刊行しているのは日本の早川書房が唯一だそう。
シリーズが長くなると版元が変わってしまうってことあるけれど。(人気が出て版権が上がるとか、人気がなくて続きが出ないとか。色々とオトナの事情もあるでしょうね)
早川書房が継続的に訳出してくれていることには感謝しないといけないなぁ、と。
(ということで、古本でなく新刊で13、14作目は注文してみたよw)
是非これからもヴィクの続きを読ませてください。
サラパレツキーのヴィクシリーズ14作目の『ウインター・ビート』読了。現在個人的にヴィク・キャッチ・アップ・キャンペーン中なので、残りは後2作。
パレツキーは近年の作品に、ナチ、公民権運動、イラク帰還兵etcと、社会問題を取り上げていて非常に感銘を受ける。
Wikiによるとヴィクシリーズ(長編)は下記の通り。
1. サマータイム・ブルース Indemnity Only 1982年1985年6月
2. レイクサイド・ストーリー Deadlock 1984年 1986年3月
3. センチメンタル・シカゴ Killing Orders 1985年 1986年9月
4. レディ・ハートブレイク Bitter Medicine 1987年 1988年7月
5. ダウンタウン・シスター Blood Shot 1988年 1989年9月
6. バーニング・シーズン Burn Marks 1990年 1991年4月
7. ガーディアン・エンジェル Guardian Angel 1992年 1992年9月
8. バースデイ・ブルー Tunnel Vision 1994年 1994年10月
9. ハード・タイム Hard Time 1999年 2000年12月
10. ビター・メモリー Total Recall 2001年 2002年12月
11. ブラック・リスト Blacklist 2003年 2004年9月
12. ウィンディ・ストリート Fire Sale 2005年 2006年6月
13. ミッドナイト・ララバイ Hardball 2009年 2010年9月
14. ウィンター・ビート Body Work 2010年 2011年9月
15. ナイト・ストーム Breakdown 2012年 2012年9月
16. セプテンバー・ラプソディ Critical Mass 2013年 2015年1月
9.11以降の愛国法や世の中の雰囲気等、日本にいて体感できないものを随分とパレツキーの小説で味わっている気がする。
【注目したモチーフ】
10作目のビターメモリー:ナチ
11作目のブラック・リスト:9.11後、赤狩り
13作目のミッドナイトララバイ:公民権運動
14作目のウィンタービート:イラク帰還兵
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それから短編集の『アンサンブル』
ヴィク以外の作品は取り立てて・・・って感じだけれど。
冒頭の30周年に向けた著者メッセージはちょっとじんとしてしまった。
アメリカ以外ですべてのパレツキーの作品(長編・短編)を刊行しているのは日本の早川書房が唯一だそう。
シリーズが長くなると版元が変わってしまうってことあるけれど。(人気が出て版権が上がるとか、人気がなくて続きが出ないとか。色々とオトナの事情もあるでしょうね)
早川書房が継続的に訳出してくれていることには感謝しないといけないなぁ、と。
(ということで、古本でなく新刊で13、14作目は注文してみたよw)
是非これからもヴィクの続きを読ませてください。
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