ロス・マクドナルド 著


これ、この間の会では、プロットは面白いけど、キャラ立ちがイマイチで・・・・・。
なんて感想を述べたのですが。

思い返せば思い返すほど、ロイ・ブラッドショーがずるいよなーと思う。

目の前の人に、無意識についつい良くしてしまう人っているよなー。
男にでも、女にでも。

浮気性みたいなもんで。

ミセス・ブラッドショーはどの時点で納得したのかなー、とか。

女性はそもそも母性的愛情が強い傾向が強い場合があるかもしれないけれど。
そういうタイプでもなさそうなのに。
女性的愛情と母性的愛情を公私ともにどこで折り合いをつけたのだろうか、とか。

時間が経つほどに、印象が強まる不思議な小説だった。

コメント

ありす
2013年6月17日22:28

それって映画「再会の時」の原作ですよね?

芸達者の揃った見応えのある作品でしたけど、団塊世代との感覚のズレか「ふ〜ん」って感じで観た覚えが有ります。原作ではまた印象がちがうかもですね。映画を観直してみようかな。

はにゃ。
2013年6月18日10:20

>ありすさん、

残念ながら、違うんですー。

「再会の時」の原題は The Big Chill だったと思います。あの映画は私も見ましたけれど、ベトナム戦争が背景にあった暗い作品だった記憶が・・・・。

原作はあるのかなー。

この The Chill はいわゆる本格ハードボイルド作品で、翻訳ミステリの読書会で課題図書だったのでした。読んだ直後はいまいちな印象だったのに、ずっと頭から離れない不思議な作品でしたよー。

ありす
2013年6月18日16:00

あひゃー(×○×)

そうそう、bigがついてましたね!私が「デカイ貝殻?」と口走って友達に大笑いされたんですわ(汗)でもおかげで、またあの映画観ようかなと言う気になりましたよ。

不思議な作品でしたか…。私は最近全然本読んでませんから、本屋でチェックして見ますね。多謝です!

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