人はみな、色々な人と様々な関係を作ったり、築いたり、押しつけられたりしながら生きているものですよね。

で、どういう人が好きか?どういう友人や、どういう恋人/パートナーが欲しいのか、どういう同僚があらまほしいのか、なんていう命題があったとして。

はて、どうなんだろうね、私ったら。と、最近よく思うのですね。なぜか。

人間関係も、適宜、ダンシャリやメンテナンスをしろっていう感触なのかしらん。



例えば、ワタクシの人間関係はと考えてみるならば。


まずはリアルな人間関係。リアルな関係には、親子(や親せき)、友人、職場の人、それから恋人/パートナーってって感じ?

ここやら、つぶやきやら、facebookやらのネット関係での繋がり。それから、何となくやり取りをしている間に親近感が湧いて実際に会ってみたりすることもある(ワタクシの場合は中年女性が多いですな)。

音楽を通じて知り合った人たちにもとても仲良くなって普通に友人付き合いをしている人もいれば、挨拶する程度の人もいるねー。

お稽古ごとのクラスメイトや、最近某読書会なるものに行き始めたので、そこの読書討論のお仲間(友達とも違う、オフ会の仲間ってことかなぁー。個人的なことは一切知らないし。でも、3時間位お酒を飲みながら、あーだのこーだの(主にミステリの)小説について結構熱く語ったりする不思議な人間関係)。


ってな感じでしょうか。ざっくり言うと。


私は小さい頃から本を読むことが好きだし、音楽を聴くこととはつかず離れず生きてきたし、海外旅行や異文化が好きだし。

で、おんなじ様な趣味を持つ人とは話が合うだろうと思いきや、必ずしもそうではないわけですな。(ボーイフレンド君は、偶然にもと言うべきか、友人歴が長かったので必然的にと言うべきかこれらの“好きなこと”がかなり共通しているので、いつも「話が尽きない幸せ」を感じさせて貰っておりますが。えへへ。)



最近、自分の生きてきた中で作られてきた人間関係やその人たちとの相性という様なことを、ふと考えてしまうことが増えたんでしょうねー。

若いうちは、恐らく一緒にいて愉快であれば良かったんだけど、年を経るにつれて、沢山の友人はいらないけど、なるべく価値観を理解しあえる人と(だけ、とは言わないけど)いたいなぁ・・と、しみじみと想うのかねぇー。

例えば、同窓会。あんまりきちんとした同窓会には行ったことないんだけど、今年の秋に大きいのがあるんだよね。行こうかどうしようか迷ってるんだけど、行って話すのも過去の話だけだよなぁ。共有しているのは過去だけだし、行っても愉しくない様な気がするなぁ、って思ってみたり。

でも、この間前職の友人たちと会えば、もう環境も生き方も、恐らくは価値観も異なっているのだろうけれど、一緒にいると寛げるということもあるわけで。

でも旧友の場合、一旦作り上げられた人間関係でもしばらく会わない内に、あるいはふとある局面にとても違和感のある発言があって、「あれ・・。こんな人だったんだっけ。」なんて思うこともあるしね。

よく言われることだけれど、若い頃は持って生まれた見てくれで作られていた顔が、中年になるとその「人となり」が現れるものなわけで。

顔も、人間性も、自分が作っていくものだよなぁ・・・・・・・・・と、しみじみ思うわけで。

前職では出張が多くて、よく上司と一緒に国内・海外を問わず一緒に出張に行ったんだけど。その上司がとにかく新聞と雑誌しか読まない人で。で、ビジネス雑誌とかごくまれにビジネス書を読んでうんちくを言うのが、薄っぺらーーーーーーー!っていつも思っていてねぇ。ははは。

別に、本を読むのが、小説を読むのがエライわけでもなんでもないけれど、私は何となく「本読み」が好きで。「恋人にするのは小説が好きな人が良いなぁ・・・・・。」って、その昔、よく思ったものでした。でも、「本を読めば良いってわけでもないんだよなー。」という、ある種の幻想を打ち砕いてくれたという意味でも、読書会に行ってみて良かったかもしれない(笑)。

私の父は小説読みで、私の母は雑誌しか読まない人で。
昭和の普通の家庭だったので、悲しいかな、親から文化的なことって教わってないなー。
父が小説をよく読む人なんだって気付いたのも、彼が定年退職して図書館から沢山本を借りているのを見て気付いた位だし。そういえば、定年までってどうしていたんだろう。

姉も私と全く性格が違うので、何も影響受けていないしなー。

かといって、小説読みだからって、父は人嫌いみたいな性格だから、彼みたいな人と例えば友達になりたいかっていうと、そういう訳でもないのよね、別に。

はは。微妙ー。


そういう、何となく連なってきて、でももうあまり価値観が合わない人とは、今後はあんまりお付き合いしたくないなーって思っているのかな。そういうお付き合いに疲れたのかもしれないなー。


草食男子などの命名で知られる深澤真紀さんの著書の『自分をすり減らさないための人間関係メンテナンス術』って、以前読んであんまり面白くなかったんだけど(ヲイ)。

でもまぁ、自分の中で人間関係を整理整頓したいのかもねー。

だから、ぶつくさと、こんな文章を記しているのかもしれませんなー。


【追記】というか、自分に諦めなさいっていう指令かも。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

日記内を検索