そういえば、ちょっと前に「木星の骨」 フェイ・ケラーマン を読みました。
最近のこの作家のこのシリーズとしては、後半の展開とスピード感が良く、なかなか面白かった。

リナもあんまりでしゃばってこなかったし。

あれ?こんな作風の人だっけ?
と思ったり。

しかし、刑事ものとしては、家庭のこととか、ティーンエイジャーの息子の成長やら性的な心配やら、異色な作品では。





そこから、全然本を読んでません。
既読の古い本を取り出してきて、あっち読んだり、こっち読んだり。


昨日寝込んでいる間に、「左岸」(上) 江國 香織 を読んだ。これは先日ボーイフレンド君との待ち合わせの時間つぶしに買ったから。

喪失の話なせいか、何なく読了。読み返したりもした。

でも、何だか下巻も、対である 辻 仁成の「右岸」にも進む気がしない。


備忘録的メモ。

コメント

美藤
2012年3月19日20:30

フェイ・ケラーマン、「水の戒律」「聖と俗」はとても良かったですよね。ミステリ部分のお話はもう覚えていないのですが、主人公ふたりの葛藤が印象に残っています。シリーズ、ずうっと続いているんですねぇ。

はにゃ。
2012年3月21日11:54

>美藤さま、
そうそう、作家自身もかなり敬虔なユダヤ教徒としての生活をしていると聞いた記憶がありますが、異色の設定でとても興味深く読みました。

ケラーマン夫妻は揃って作家で、米国ではご主人のジョナサン・ケラーマンの方が売れているけれど、日本では奥さんの方が全然売れているらしいです。今でもそうかな?ジョナサン・ケラーマンも結構読みましたが、私もあまりピンときませんでした。ははは。

シリーズ、もう結構長いですね。シリーズ主人公の2人が結婚して、その娘がもう幼稚園ですから~!

この前作、前々作辺りは少しだれて来てというか、奥さんのリナの力加減がちょっと鼻についてもう読むの止めようかと思ってたのですが、今作はなかなか面白かったです。

美藤
2012年3月21日22:50

ジョナサン・ケラーマンも読みました。アレックス・デラウェアのシリーズ。「大きな枝の折れる時」はもう20年以上前ですから、まだ小児臨床心理医という主人公の職業も、心理学的な素材も新鮮で2作目の「歪んだ果実」くらいまで面白く読みました。子供に対する愛情とか社会的責任という意識が根底にあるようで、良心的な作家なのだなぁ、という印象でした。

こちらもシリーズ長いのですねぇ。けっこう頑張って読みましたが「パラダイスの針」で、う~む・・となって終わってます(笑)。

そうそう、サラ・パレツキーのヴィクも好きだったんですが、最近読めてないです。ヴィク、まだ怒りまくってるのかなぁ(笑)

はにゃさんとは手に取る本が被ることも多いようで、はにゃさんのブックレヴューで近作の状況を教えてもらってます。

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