何となーく、最近つらつらと思ったこと。
ちょっと自慢みたいに響くかもしれないけど、そういうつもりではなく。
備忘録的に。
10月から、カルチャーセンターでスペイン語のレッスンを始めました。
「アルファベットからの初心者向け」というタイプで、週に一度で、クラスメートは私を含め現在3名(ちなみに全員私と同じ年頃の女性)。
今日はその何回目かのレッスンです。
私は20歳の時に交通事故にあって、10カ月入院して、結局杖無しで歩けるようになるまで1年半掛かったのでした。大学は2年留年。
今もこの辺りは変わりは無いけれど、日本の就職は新卒一本やり。
女子で留年してると分が悪かったし、脚も悪かったし。
一応英文科だったので、卒業したら取り敢えず英語をもう少しうまくなれたら良いかなぁと思って、アメリカに留学したのです。
この頃景気が良かったから、のんきと言えばのんきな時代でしたけど。はは。
語学学校に入って、学部の授業を取って、大学院に受かって授業を受けて・・・・・。
でも、選んだ専攻が、もう全然肌に合わなくて。
これまたのんきに、辞めて日本に帰ってきちゃったのでした。
トータルでアメリカにいたのは2年程。
その後、またのんきにしばらくぼーっとして、地元の外資系の小さな会社に就職したのでした。
輸入製造の会社だったので、仕事上、毎日ファックスや電話で英語のやり取り。
海外出張もあったし、海外からのゲストもよくいらしてました。
その会社を辞めて、今の会社に移って。
今の会社は全く違う業種だけれど、やっぱり海外とのやり取りやゲストがあるので、考えてみれば、まぁ随分と長いこと仕事で英語は使ってきたのですね。
仕事上で英語は不可欠だったと言っても、まぁ、過言ではないかな。
英語はツールだと、よく言われますけれど。
私も経験上、本当にそう思います。
仕事で英語を使うならば、仕事が出来ることがまず第一。
仕事上で伝えたいこと、確認すべきこと、相手の真意を汲み取ること、など、など。
日本語で仕事上必要なことを、英語というツールを使ってコミュニケーションする、ということが仕事の上での英語の意味。
もちろん非日本人との仕事の場合は、その背景にある考え方や仕事の進まり方(変な言い方だけど、彼らの仕事の進め方、ね)を理解することは当然必要だけれど。
プライベートで旅行に行って、やっぱり英語が使えると便利なことが多いし。
何かで知り合った外国人と仲良くなることもある。
はにゃ。さんは英語が出来るから良いねって、よく言われてきたけれど、自分では「まぁ、そうねー。そうかもねー。」位にしか思っていませんでした、正直言って。
私がよく例えるのが、100mを早く走れる人やフルマラソンが走れる人がいれば、絵がとても上手に描ける人もいるし、数学が得意な人もいれば、太陽の位置を見て方角や大体の時間が解る人もいる。私はその中のどれ一つとしてできないけれど、まぁ英語は何となく苦労せずに使える様になったんだよねー。こういうのを、向き不向き、あるいはちょっと大袈裟に言うと才能と言うんだと思う、と。
どれだけ一生懸命努力しても英語が苦手だと言う人がいるのは当然だと思う。誰もがフルマラソンを走れない様に、「向いてない」ものは確かにあるのだから。
でね、最近相次いでツィッター等で、まぁプロフェッショナルな分野で活動している同世代だろうなぁと思われる女性が複数、「もうやっぱり英語を何とかしたい」と書かれているのを拝見して。
どうやら、グローバルな環境において、自分が伝えたいことを自分の口で直接普通に伝えられないことに対するフラストレーションの結果、の様でした。
「あぁ、そうか。英語が出来るって便利なんだな、本当に。」って、実は初めて思ったかもしれない。
何となく心のどこかで、「仮に日本を離れることになったとしても、まぁ英語が通じる環境ならなんとかなるだろう」って、確かに思ってはいたんだけれど。
苦労して英語を習得した実感が無いから、自分の中であんまりそのことを評価していなかったのかもね。
それで、第二外国語となるスペイン語のレッスンを、この年になって始めてみたら、もう脳みそは固いし、初めて聞くフレーズが覚えられないこと、覚えられないこと。
もう、仰天!って言って良いくらいに、覚えられません。とほほ。
年取ったのかなーって思いますよ、ホント。ははは。
人生初の単語帳を作って、電車の中で眺めたりしています。笑える、自分で。
でもね、英語の時は、もう忘れていたけれど、大学院に入る為にTOEFLの勉強は確かにしたし、アメリカの高等教育の宿題ってハンパ無いから。
母国語でもない英語の教科書を、「次回までに何百ページも読んでくる様に」って毎回宿題が出て。
泣きそうになりながら、深夜の図書館で読んだなぁ、そう言えばって。
思いだしました。キャンパスの夜の雰囲気と共に。ふふふ。
そう思うと、一応切羽詰まって勉強してたのよね。
で、それを踏まえると、趣味の外国語のレッスンって、資格を取るわけでもないし、試験を受けるわけでもないし、気が楽だなーってね、思うわけです。
仮にフレーズが何度も何度も練習しても覚えられなくても、せいぜい使うのは旅行に行った時位だから、仕事で取引に失敗するわけでもないし。
そう思うと、愉しいなー、ってね。
日本人の中年女性が3人集まって、平日の夜、仕事が終わって疲れているのに、“Buenas noches!” とか「rの発音ができなーい。」とか「この単語解らない。」とか言い合ってるんだもーん。
ずっと長いこと、何か第二外国語やりたいなぁって思っていて、今回タイミングが丁度合って始めてみたスペイン語ですが。
仕事に必要だから修得しなさいって言われて始めたのなら随分と気持ちが違うと思うけれど。
自分の愉しみのために、単語帳めくっているのは割に幸せです。ははは。
しかし、最近よくある「会社の公用語を英語にするから全員英語の勉強して、TOEIC700点だか800点だか取りなさい」って仕事上言われた人って、本当に大変だろうなぁ・・・・・・・・・と。
自分がスペイン語を始めてみて、思いますねぇ。
私だって、仮に「仕事で必要だからフルマラソン走れ。」って言われたって、そんなもん走れないもん。
ちょっと自慢みたいに響くかもしれないけど、そういうつもりではなく。
備忘録的に。
10月から、カルチャーセンターでスペイン語のレッスンを始めました。
「アルファベットからの初心者向け」というタイプで、週に一度で、クラスメートは私を含め現在3名(ちなみに全員私と同じ年頃の女性)。
今日はその何回目かのレッスンです。
私は20歳の時に交通事故にあって、10カ月入院して、結局杖無しで歩けるようになるまで1年半掛かったのでした。大学は2年留年。
今もこの辺りは変わりは無いけれど、日本の就職は新卒一本やり。
女子で留年してると分が悪かったし、脚も悪かったし。
一応英文科だったので、卒業したら取り敢えず英語をもう少しうまくなれたら良いかなぁと思って、アメリカに留学したのです。
この頃景気が良かったから、のんきと言えばのんきな時代でしたけど。はは。
語学学校に入って、学部の授業を取って、大学院に受かって授業を受けて・・・・・。
でも、選んだ専攻が、もう全然肌に合わなくて。
これまたのんきに、辞めて日本に帰ってきちゃったのでした。
トータルでアメリカにいたのは2年程。
その後、またのんきにしばらくぼーっとして、地元の外資系の小さな会社に就職したのでした。
輸入製造の会社だったので、仕事上、毎日ファックスや電話で英語のやり取り。
海外出張もあったし、海外からのゲストもよくいらしてました。
その会社を辞めて、今の会社に移って。
今の会社は全く違う業種だけれど、やっぱり海外とのやり取りやゲストがあるので、考えてみれば、まぁ随分と長いこと仕事で英語は使ってきたのですね。
仕事上で英語は不可欠だったと言っても、まぁ、過言ではないかな。
英語はツールだと、よく言われますけれど。
私も経験上、本当にそう思います。
仕事で英語を使うならば、仕事が出来ることがまず第一。
仕事上で伝えたいこと、確認すべきこと、相手の真意を汲み取ること、など、など。
日本語で仕事上必要なことを、英語というツールを使ってコミュニケーションする、ということが仕事の上での英語の意味。
もちろん非日本人との仕事の場合は、その背景にある考え方や仕事の進まり方(変な言い方だけど、彼らの仕事の進め方、ね)を理解することは当然必要だけれど。
プライベートで旅行に行って、やっぱり英語が使えると便利なことが多いし。
何かで知り合った外国人と仲良くなることもある。
はにゃ。さんは英語が出来るから良いねって、よく言われてきたけれど、自分では「まぁ、そうねー。そうかもねー。」位にしか思っていませんでした、正直言って。
私がよく例えるのが、100mを早く走れる人やフルマラソンが走れる人がいれば、絵がとても上手に描ける人もいるし、数学が得意な人もいれば、太陽の位置を見て方角や大体の時間が解る人もいる。私はその中のどれ一つとしてできないけれど、まぁ英語は何となく苦労せずに使える様になったんだよねー。こういうのを、向き不向き、あるいはちょっと大袈裟に言うと才能と言うんだと思う、と。
どれだけ一生懸命努力しても英語が苦手だと言う人がいるのは当然だと思う。誰もがフルマラソンを走れない様に、「向いてない」ものは確かにあるのだから。
でね、最近相次いでツィッター等で、まぁプロフェッショナルな分野で活動している同世代だろうなぁと思われる女性が複数、「もうやっぱり英語を何とかしたい」と書かれているのを拝見して。
どうやら、グローバルな環境において、自分が伝えたいことを自分の口で直接普通に伝えられないことに対するフラストレーションの結果、の様でした。
「あぁ、そうか。英語が出来るって便利なんだな、本当に。」って、実は初めて思ったかもしれない。
何となく心のどこかで、「仮に日本を離れることになったとしても、まぁ英語が通じる環境ならなんとかなるだろう」って、確かに思ってはいたんだけれど。
苦労して英語を習得した実感が無いから、自分の中であんまりそのことを評価していなかったのかもね。
それで、第二外国語となるスペイン語のレッスンを、この年になって始めてみたら、もう脳みそは固いし、初めて聞くフレーズが覚えられないこと、覚えられないこと。
もう、仰天!って言って良いくらいに、覚えられません。とほほ。
年取ったのかなーって思いますよ、ホント。ははは。
人生初の単語帳を作って、電車の中で眺めたりしています。笑える、自分で。
でもね、英語の時は、もう忘れていたけれど、大学院に入る為にTOEFLの勉強は確かにしたし、アメリカの高等教育の宿題ってハンパ無いから。
母国語でもない英語の教科書を、「次回までに何百ページも読んでくる様に」って毎回宿題が出て。
泣きそうになりながら、深夜の図書館で読んだなぁ、そう言えばって。
思いだしました。キャンパスの夜の雰囲気と共に。ふふふ。
そう思うと、一応切羽詰まって勉強してたのよね。
で、それを踏まえると、趣味の外国語のレッスンって、資格を取るわけでもないし、試験を受けるわけでもないし、気が楽だなーってね、思うわけです。
仮にフレーズが何度も何度も練習しても覚えられなくても、せいぜい使うのは旅行に行った時位だから、仕事で取引に失敗するわけでもないし。
そう思うと、愉しいなー、ってね。
日本人の中年女性が3人集まって、平日の夜、仕事が終わって疲れているのに、“Buenas noches!” とか「rの発音ができなーい。」とか「この単語解らない。」とか言い合ってるんだもーん。
ずっと長いこと、何か第二外国語やりたいなぁって思っていて、今回タイミングが丁度合って始めてみたスペイン語ですが。
仕事に必要だから修得しなさいって言われて始めたのなら随分と気持ちが違うと思うけれど。
自分の愉しみのために、単語帳めくっているのは割に幸せです。ははは。
しかし、最近よくある「会社の公用語を英語にするから全員英語の勉強して、TOEIC700点だか800点だか取りなさい」って仕事上言われた人って、本当に大変だろうなぁ・・・・・・・・・と。
自分がスペイン語を始めてみて、思いますねぇ。
私だって、仮に「仕事で必要だからフルマラソン走れ。」って言われたって、そんなもん走れないもん。
コメント
こんにちは。
あははは。英語が嫌いじゃないというのも、きっと「特技」ってことになるんでしょうねぇ。御親戚にアメリカ人が2軒なんて、羨ましい~。スペイン語留学に行きたいくらいです(笑)。
でも、実は外国語にも嫌いな言葉がありまして、音の響きがどうしても駄目な言葉とか、あるんですよねぇー。言語の習得が割に向いているタチだとは思うのですが、音が嫌いな言葉は勉強する気にならないので、日本の第一外国語が英語で良かったです。あははは。
Muchas gracias!えへへ。なかなかねー、固くなった脳みそ君は覚えが悪くて凹むこともありますが(笑)。ボーイフレンド君にも「入試じゃないんだから愉しんで頑張って。」と言われ、「それもそうだよなぁ。」と、ぼちぼちとやってます。
来年の夏安みには、是が非でもスペイン語圏へ行かなくては!ははは。