映画 「わたしを離さないで」
女友達(通称四姉妹!笑)とそれぞれ原作を読んでから、観賞。

まるで課題図書みたい。ふふふ。


原作は長編だし、それを映像で表現するとなるとどういう切り取り方なのかなぁ、とさして期待もせずに出掛けたのでした。

(ボーイフレンド君は原作読まずに見たら、ちょっとイマイチだったと言っていたし。)


原作の淡々としたトーンはそのままに、とても瑞々しく恋愛映画に仕立ててありましたね。


寄宿舎での空気。コテージでの散歩。そうして3人で見に出かける船。

手を繋ぐ。キスをする。


切ない風景。


原作の設定を知っているから、そういう結末/運命を淡々と受け入れている主人公たちを受け入れられるけれど、原作読まずに見たらイマイチ解らないだろうなぁ・・・、とも思ったり。



結末は解っているし、恋愛映画だし。途中からみんなでボロ泣き。女友達と恋愛映画見てみんなでぐすぐす泣いてるっていうのも、なんか良いね。うふふふ。


キャシー(キャリー・マリガン)がとにかく可憐で可愛らしい。ソーシャル・ネットワークで好演していたアンドリュー・ガーフィールド君が、癇癪持ちの少年トミーの成人の役で、ちょっと落ち着きのない感じなのもこれはありだなって感じでした。


原作でカップルになる時期はもう少し年を取った時の様に想像していたのだけれど、若い2人でその辺りを表現しているのも、瑞々しさがあったのでありでしたね。


シャーロット・ランプリングのお姿、久しぶりに拝見したなぁ。

想像していた程にはイギリス英語訛りが強くなくて、聞きとりやすかった。



※原作には多分無かった最後の台詞: 「私達が救ってきた命と、私達の命と。何が違うのだろうか?いや、何も違わない。」

あのまとめは必要だったのか、どうか・・・。

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