今日一人でお昼ご飯を食べてる時に、何故か前職で同僚だった女の子のことを考えていた。

前職から離れてもうすぐ9年。前職には11年いたけれど、離れて随分と経ったもんだ。


彼女は今でもバリバリと、そこでおやぢ的サラリーマンをやってる。8時、9時まで働いて、毎日の様に職場の人たちと呑みに行って・・・・・。

昭和みたいだね。ははは。


彼女とは普通に仲の良い友人としてつきあっているから、そんな職場の話しを良く聞くんだけどさ。詳しく聞くにつけ、私はしみじみ前職は辞めて良かったなぁ、と思うんだよねぇ。


確かに前職では後半はビジネスクラスで海外出張にも行かせて貰ったし。美味しい仕事メシも随分と食べさせて貰った。仕事も仕込んで貰ったし、中間管理職の辛さも味わった。中小企業に働く女性としては、よく働かされて、そうしてそれなりに良い待遇だっただろうなぁ、とは思う。

今私が違う会社で働いていられるのも、前職で鍛えられたお陰だと感謝はしている。それは本当。



でもさ、毎日毎日上司の帰社時間や状況によって、急に資料を出せだの、電話でお叱りを30分も1時間も聞かされたり、上司より先に帰るなんてもっての他だったり。

平日の予定なんて、とてもじゃないけど立たなかった。

急な出張に行ったり、接待をしたり、上司の夕食のお供もしょっちゅうだったし。



今だったら、平日に開催される半年先の海外アーティストのチケットも、買える。

今の会社でも有給休暇が取りやすいとは言えないかもしれないし、ライブの開場時間にはほとんど間に合わないけれど、それでも平日でもライブには行ける。行きたければ必ず行ける。

ちょっとしたお付き合い的お食事が発生しても、「ちょっと用事が・・・・。」と上司に言える!(これは前職では有り得なかった!!!)

上司が打ち合わせをしていても、「お先に・・。」と帰れる!(これも有り得なかったなぁ。)

休日出勤だってあるけどさ、代休は取れるし、会社のおぢさんとしょっちゅう呑みに行く必要も無い。

この「会社の人としょっちゅう呑みに行く」っていうのは習慣になってしまうと判らないんだけれど、今の生活になってから思い起こすと、私の個人的感覚では不毛なのだよねぇ。

会社の愚痴がほとんどなんだから。いや、もちろん、ご本人たちが愉しいって言うのなら何の文句もございませんが。


「呑みニケーション」を否定はしないし、実際に今でもあるけれど、それは極くタマで済んでいる。

今だって上司の気まぐれに振り回されることだって、ある。


でも、少なくとも今の平日の私には、一人でビール呑んだり、友人に会ったり、本読んだり、音楽の話しをしたり、なんて時間を作れるのだ。



時々前職に戻って働くことが自分的に可能だろうか(戻りたいという意味では無い)、なんて自問することがあるけれど。

無理ですね。イヤだなー。


やっぱり辞めて正解だった。そう思えるだけでも、今の自分は幸せな気がする。


サラリーマン。

みんな大変だよね。

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