鈴本演芸場

2010年6月28日ヲトナ道

この週末も、盛り沢山の週末で、たっぷり愉しく遊んできました。

まずは、映画「Iron Man 2 」。

最近の Robert Downey Jr. が妙にツボなワタクシ。

荒唐無稽なアメコミの世界をビール飲みながら楽しんでまいりました。１の方が良かったとか、２はもう少し捻りが欲しかったという様な感想をネットで見ていたのですが、そもそもあの手の荒唐無稽な映画ですから。なぁーーーーーーーーんも期待せずにおりましたので、期待を裏切られるということもなく。

でもさ、CGもよく出来てたし、娯楽としてはかなり良い出来だと思いますよー。もちろん、後に残るものも何もありませんが。あはは。

ちょこちょこっとした小ネタやあれこれ、きちんと楽しませてもらいましたわ。むふ。

ロバート・ダウニー・ジュニア。あのしゃべり方といい、女ったらしの駄目ぷりといい、何だろうねー、イケるわー。実生活では絶対に周りにいて欲しくないタイプだけど（笑）。

そこから延々千葉駅まで移動して千葉市美術館で行われている「伊藤若冲　アナザーワールド」へ。

混雑を警戒して夕方遅めの時間に到着するように行ってみました。

結果、大成功。

全然混んでいなくて、若冲の屏風も視界を遮られることなく見れるなんて、贅沢～～～♪

っとにこにこしながら、鯨と象の屏風と野菜の屏風に再会！

もうね、この二つが見れただけで嬉しいってもんです。象のお顔が綺麗なんだよなぁ・・・・・。

それから議論になっているらしい枡目描き。「樹花鳥獣図屏風」と「白象群獣図」

議論はこちらの朝日新聞ドットコムで見れます：
http://www.asahi.com/culture/news_culture/TKY201005010144.html

確かにねぇ・・・・。そう言われてよくよく見れば、「樹花鳥獣図屏風」は荒いですねぇー。真偽の程は解りませんが、そう分析したくなる気持ちは解ると思いました。

でも、いずれにしてもあのモチーフは素敵よね。（ちょっと銭湯の壁みたいだけどね。ははは。）

今回は水墨画が中心だったのですが、もちろん素敵な鶏がたくさんありました。

お連れと話していたのですが、若冲ってきっと変わり者であんまり人が好きじゃなかったんだろうねー、と。

人を描いた作品は特にこれと言って特筆すべき魅力は感じられないのに、鶏と野菜を描かせたらあんなに素敵なんてね。

お連れの「今回改めて絵って３００年も後にもこうやって人に感動や何かを与えることが出来るんだなぁと思った。」という趣旨の言葉に納得。確かにねぇ・・・・・。

初めて行った千葉という町で、館山の郷土料理を出すという居酒屋でなめろうやら地ダコやらカツオの刺身やらを食べながら、愉しい夜は更けてゆくのでした。

なめろう、美味しかったなー。

明けて日曜日は「鈴本演芸場」に参りました。

前から寄席には行ってみたかったんだけどなかなか機会に恵まれなくて・・・・。今回連れて行ってもらってデビューです。きゃーー。

寄席、愉しい。

落語でげらげら笑うという行為は当然愉しいのだけれど。奇術のアサダ二世とか、ロケット団とかもと～～っても愉しい。

昼間からビールだらだら飲みながら、こんなに笑わせて貰うなんて贅沢だーーーーー。

弁当を遣いながら落語を聞いて、半日楽しませてくれるなんて、良いねぇ・・・・。（私はビール飲んでただけでお弁当は頂きませんでしたが。）

と、欲張りにもしっかりと遊んだ週末。雨も降らなかったし、サプライズな偶然の出会いもあったし、愉しみました。ふふ。

これで一週間真面目に働きなさいという、神の思し召しでしょうか（笑）。

何の神様かよく解らないけど、ありがとう～～～っとお礼を述べたいと思います。ははは。