Keith Jarrett Solo Tour @ 神奈川県民ホール
2008年5月15日 ライブThank you for your trust.
昨日はKeith Jarrettのコンサートに行ってきました。
ソロとしては、3年ぶりの来日、とどこかで読んだ気がします。今検索してたら、トリオでは昨年来日してるんですね。
ネットで見つけた昨年の来日の際の記事。
『33年間、165回公演!
キース・ジャレットが初めて来日したのは1974年のこと。以来32年間、彼がこの国で行ったコンサートは通算160回。世界各国で公演を行ってきたキースにとって、他の国とは比べものにならない程の膨大な回数は、日本の観客との間の信頼関係の強さを表している。33年目の来日公演となる2007年春、 165回公演を迎える。』
で、冒頭のキース・ジャレットのアンコール時の、言葉になるわけですね。拍手の音で全部聞き取れなかったけど、「途中キャリアも色々あったけど、信じてくれてありがとう」という様なニュアンスに聞こえました。キース君、日本のオーディエンスに好感情を持ってくれているのですね。
昨日は今回のソロ・ツアーの初日でもあったので、万雷の拍手に思うところがあったのかもしれません。
コンサートそのものは、「キース・ジャレットと言う名前の総合芸術」と、思いました。
キース・ジャレットの脳で繰り広げられる想念が、腕や指に伝えられて、ピアノという楽器で紡がれる音。
そこで、紡がれているのは、ピアノの音なのだけれど。
音楽ではあるのだけれど、音楽を聴くというよりは、まるで即興のライブ・ペインティングを見ているかの様に、現代舞踏を見るかの様に、「芸術」が今作られているのを「体験」している、と言う風に思える。
体をくねり、中腰になったり立ち上がったり、うなったり、足を鳴らしたり・・・・・・・・。まるでキース・ジャレットとピアノのダンスを見ている様でもあるし。
その音を聴いていると、次から次へと自分の心の中湧き上がってくる様々な風景や想い・・。こちらのイマジネーションも喚起するその音。
人馬一体ではないですが、ピアノと一体になった「芸術表現」で、キース・ジャレットの姿から目が放せずに見つめ続けてしまいました。
結果として:
第一部:1曲(35分程度だったかな)
第二部:2曲
あとは延々アンコール:4曲?
で、7時ちょっと過ぎに始まって、終演は9時半近くだったと思う。
行く前に、感動して涙が出ちゃったりするのかなぁ・・・、なぁんて思ったり、してたんですけどね。
本当に、美しくて涙が出ましたよ。第二部の2曲目の後半や、アンコールの2曲目あたりだったかなぁ。
美しいの。本当〜に美しいんですよ。
人間は美しいものを見たり聴いたりすると、やっぱり涙が出るんだよなぁ・・・・・・。と、妙なことに感心。
ピアノの生音で、神奈川県民ホールを鳴らせるんですねぇ・・・・。
終演して、放心状態ですぐに立ち上がれませんでした。
超満足、大満足な経験。
あー、東京公演にも行きたいー。
昨日はKeith Jarrettのコンサートに行ってきました。
ソロとしては、3年ぶりの来日、とどこかで読んだ気がします。今検索してたら、トリオでは昨年来日してるんですね。
ネットで見つけた昨年の来日の際の記事。
『33年間、165回公演!
キース・ジャレットが初めて来日したのは1974年のこと。以来32年間、彼がこの国で行ったコンサートは通算160回。世界各国で公演を行ってきたキースにとって、他の国とは比べものにならない程の膨大な回数は、日本の観客との間の信頼関係の強さを表している。33年目の来日公演となる2007年春、 165回公演を迎える。』
で、冒頭のキース・ジャレットのアンコール時の、言葉になるわけですね。拍手の音で全部聞き取れなかったけど、「途中キャリアも色々あったけど、信じてくれてありがとう」という様なニュアンスに聞こえました。キース君、日本のオーディエンスに好感情を持ってくれているのですね。
昨日は今回のソロ・ツアーの初日でもあったので、万雷の拍手に思うところがあったのかもしれません。
コンサートそのものは、「キース・ジャレットと言う名前の総合芸術」と、思いました。
キース・ジャレットの脳で繰り広げられる想念が、腕や指に伝えられて、ピアノという楽器で紡がれる音。
そこで、紡がれているのは、ピアノの音なのだけれど。
音楽ではあるのだけれど、音楽を聴くというよりは、まるで即興のライブ・ペインティングを見ているかの様に、現代舞踏を見るかの様に、「芸術」が今作られているのを「体験」している、と言う風に思える。
体をくねり、中腰になったり立ち上がったり、うなったり、足を鳴らしたり・・・・・・・・。まるでキース・ジャレットとピアノのダンスを見ている様でもあるし。
その音を聴いていると、次から次へと自分の心の中湧き上がってくる様々な風景や想い・・。こちらのイマジネーションも喚起するその音。
人馬一体ではないですが、ピアノと一体になった「芸術表現」で、キース・ジャレットの姿から目が放せずに見つめ続けてしまいました。
結果として:
第一部:1曲(35分程度だったかな)
第二部:2曲
あとは延々アンコール:4曲?
で、7時ちょっと過ぎに始まって、終演は9時半近くだったと思う。
行く前に、感動して涙が出ちゃったりするのかなぁ・・・、なぁんて思ったり、してたんですけどね。
本当に、美しくて涙が出ましたよ。第二部の2曲目の後半や、アンコールの2曲目あたりだったかなぁ。
美しいの。本当〜に美しいんですよ。
人間は美しいものを見たり聴いたりすると、やっぱり涙が出るんだよなぁ・・・・・・。と、妙なことに感心。
ピアノの生音で、神奈川県民ホールを鳴らせるんですねぇ・・・・。
終演して、放心状態ですぐに立ち上がれませんでした。
超満足、大満足な経験。
あー、東京公演にも行きたいー。
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