KARATETS @ 本厚木Cabin

本日ははるばる本厚木まで、お初のKATATETSを聴きに行ってまいりましたよ。遠征しない主義のワタクシとしては、本厚木の時点で十分遠い（涙）。

でも、以前KAMOMEのセッションで何度かお見かけしたことのある川崎さん。エゴのライブでもカッコ良かったので一度彼のジャズのライブを拝見したいと思ってたんだよねぇ。

本日のメンバーは：

川崎太一郎(tp)、渡辺健士(as)、秋田ゴールドマン(b)、石田衛(p)、みどりん(ds)　

川崎さんと渡辺さんが一緒に演奏する場合に、KARATETSという名前を使われているそうで、それ以外のメンバーはその都度違う模様。で、今日はやっぱり、秋田君とみどりんが入っていたので行ってきたわけです。おほほ。

KARATETS名義のライブはKAMOMEでも聴けるけど、秋田君とみどりんが入っているというのは、無かったからねぇ。

何でもこの5人は皆さんそれぞれがもう長いことお互いにあれこれ一緒に演奏しているということだけれど、この5人で共演するのは初めてなんですって。

お店に着いて開演するまでに皆さんが話している様子も、まるで同窓会の様にとても愉しそう。


で、ライブがねぇ、愉しかったのよねぇ。

しのごの理屈はいらない、愉しいライブだったよ、と。心から思えるライブ。

すごくリラックスして、気持ちが良くて・・・・・。久々に「ライブ中にあまりに気持ちが良くて眠くなる」という現象が起きましたわよ。

これワタクシ個人的に相当気持ちの良いライブのときにしか起きないんだけどね。

だって、ライブも色々行くけどねぇ。毎回「あー、愉しかった。」って思えるわけじゃないからね。


考えてみればジャズ・クラブでのジャズのライブはちょっと久しぶり。秋田君のジャズのライブもかなり久しぶり。

この数ヶ月、割りに色々なタイプのライブに行ってたので、リラックスして聞けるジャズの音が聞きたかったという自分的状況もあったのでしょうけれど。

メンバーの皆さんの音が鳴り始めた時から、変に力んでいない、明るい音だぁ、と、楽しくなる。

うふふ。良いんじゃない〜〜、とにんまり。


今日はすべて川崎さんのオリジナル、だったんだけどね。また彼のオリジナル曲が良かったなぁ。

ファンキーだし、メロディアスだし。良い意味で耳障りでないし。

それから、ホーンの二人の息がすごく合っていて、リズム隊の二人の息が合ってるから、それはそれは気持ちが良いわけですよ。

ピアノの方もオトナな演奏だし。

Cabinという箱がまたサイズが丁度良くて、小さすぎず、大きすぎず、アットホーム。管の音がマイクを通さずに聞こえるって良いよねぇ。（改装する前のJazz isをちょっと思い出しました。）

すべてが丁度良い、ホントウに気持ちの良いライブでした。

ところで、サックスの渡辺さん。爽やかな色気のある音だねぇ。見た目そのまま。

見た目と音が必ずしも比例するわけではないと思うけど、音には人となりが少なくとも反映されていると思うからねぇ。

と、いうことを、最後にちょこっと秋田君とお話しているときに言ったら、秋田君は川崎さんに「変態」と何度もMCで言われてたから、「俺は変態っぽい音？」と笑ってました。

あはははは。さて、どうでしょうね。