ISBN:4101001561 文庫 村上 春樹 新潮社 2007/11 ¥420

村上春樹氏の短編集。らしい、作品集、かなぁ。

Wikipediaによりますと:
・「偶然の旅人」(2005年『新潮』3月号)
・「ハナレイ・ベイ」(2005年『新潮』4月号)
・「どこであれそれが見つかりそうな場所で」(2005年『新潮』5月号)
・「日々移動する腎臓のかたちをした石」(2005年『新潮』6月号)
・「品川猿」(書き下ろし)

の5作品。

ハナレイ・ベイが好きです。品川猿が、凄く村上春樹っぽいと思う。

実は村上春樹の短編では、むかーし「ファミリー・アフェア」という兄と妹が出てくるのが凄く好きだったのですが。当時彼の作品で「家族」が題材のは珍しかったのだな。

「ハナレイ・ベイ」も母と息子の物語です。

ところで、誰の作品であれもうなるべく単行本は買わないようにしているのですが、この作品集でも1500円近い単行本価格は払いたくないな、というのが正直な気持ち。

以前は新作を出るのを待ちわびていた作家だったんですけどね。

もう恐らく単行本が出版されるのを待ちわびることは無いでしょうね。

でも文庫本なら全然OKです!この間の「アッコちゃんの・・・」に損した気持ちとは全然違う。


しかし、この価格感は何なんでしょうねー。

昔、自分の金銭感覚に、1ビール、という単位がありました・・・・。これは600円程度のこと。

大体お店で生ビールが600円前後で呑めた頃に、例えば、「1ビール以内の出費だから良いや」とかいう風に、換算しておりました。

最近は1500円〜2500円程度を1CDって換算してる時がありますね。

例えば、ネールサロンでネールを綺麗にケアして貰いたいなって思うときもあるのですが、あーそれでCD買えちゃうんだよなー、って思ってやめてしまう・・・、みたいなね。

家事をする身の上としては、爪はすぐ折れちゃうし、マニキュアは剥げちゃうから、(多分、何度も聴ける)CDを買った方が良いなって思ってしまうんだよねぇ。

逆に2000円前後だったら、(CDじゃなくても)失敗しても良いかって買ってしまう、とかね。CDも「あちゃー、つまんなかった」みたいのがあるし。

オトナになって、自分の無駄遣いに許せる金額の単位が上がったのでしょうかねぇ・・・・。

でも、最近以前に比べたら随分と外食や外呑みの回数が減ったから、いわゆる「お小遣い」というかそういう出費は減ってると思う。

だって、生活掛かってますもん、自分の肩に。

でもねぇ、子供がいるわけじゃないし、まぁ、結構いい加減ですね。稼いでくれる旦那もいないし(←自爆?)。あはは。

コメント

砂姫
砂姫
2008年1月9日16:03

単位の話、そういえば私も学生の頃は「これは文庫本一冊ぐらいだな…」とか思ってました。単行本ぐらい(1500〜1800円?)の値段だと買うのを躊躇したり…(笑)。
当時の文庫、創元SF文庫とかハヤカワ文庫SFとかは一冊500円前後だったと思います。コバルトなんかは400円きってたし。…えらい小さな単位で考えてたんだなあ(^^;。

はにゃ。
はにゃ
2008年1月13日10:42

>砂姫さん、
遅レスごめんなさーい。そういえば文庫本を目安にしてた時期も、(随分昔ですけどーー苦笑)ありましたねー。高校生から大学の前半くらいかなぁ・・・・・・。

その後大学生の後半くらいになると、文庫落ちするまでなんて待てないなんて、バイト代で単行本を買っては読む位に変化していたのを覚えています。(ほら、若い頃ってむやみに生き急いでいるみたいな感覚ってありません?今思うと青いなぁって思うけど)

そうして、ビールに変わると。解りやすいなぁ。あははは。

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