THEATRE BROOK 2007「変革旅行」 @ Liquidroom
久々のTheatre Brookのワンマン。しかも、2年間活動を休止する彼らの休止前のラストライブ。

例えば、Wind Blowでの彼らのライブを見ていたりすると(2日目のオープニング、代表曲3曲のみ〜確か〜の演奏)、今を生きてない感、過去の遺産で活動が続いている感が多少あったので。

休止というのは止むを得ない選択肢なのかな、とは思う。

それでも、ここ4〜5年の私のライブ通いのまさにコアなバンドがTheatreBrookとSOIL & "PIMP" SESSIONSなので、寂しいといえば、やっぱり寂しい。

ちなみに今記録を見てみたら初めて彼らのライブを見たのが2003/6/22の新宿Liquid。長い階段を登って見に行ったのだねぇ。もう4年以上前だよ。

これですっかり好きになって、その後は特にワンマンなら行ける限りは行きました。

2003年が5本、2004年が7本、2005年が5本、2006年はたった1本、そうして2007年が2本、で合計20本。

(比較して、SOILはあれこれユニットがあるから、御本体、SOIL & "PIMP" SESSIONSだと、2003年が2本、2004年が3本、2005年が4本、2006年5本、2007年が3本で合計17本。)

シアターが2004年には新宿Loftでマンスリーをやったり、ライブ本数が多かったというのもあるけれど、自分の中での比重がいかに大きかったのかが解るってもんです。(このLoftでのマンスリーの頃に、毎月テーマを決めて好きなミュージシャンのコピーをやるというのがあったのですね。Princeとかジミ・ヘンとかPink Floydとか。それを今回Official BootlegとしてCDで販売していて懐かしかったよー。)

ライブとしては、結果としてはいつも通り2部構成。7時半ちょっと過ぎから始まり、途中15分程度休憩を挟んで2部。

実は最初にライブが始まったときに、「あれ、何だかシアター、いつもの勢いが無い気がする。」と思ったのですよ。

最近SOILやエゴやGalacticやら、疾走感のあるライブを見ていたから、妙にこじんまりとしていて、抑制の効いた演奏な気がして・・・・。

バンドとして疾走していない状態の演奏ってこうなっちゃうのかなぁ・・・・、と。

大好きなタカドラムもいつもの爆音じゃない気がする、とか。小技が効いて、色々な意味でコントロールが効いてはいるのでしょうが。

全体の音も、小さめというか、小さくまとまっている感じがするというか。

でもね、休憩を挟んで2部になる頃には、勢いが増してきて・・。

あー、シアターだ。タカドラムだ。タイジ君のギターだ。うぅ、愉しいよー、っとね。踊る、踊る。

でもね、心のどこかで、これがしばらく聴けなくなっちゃうんだなぁ・・・・・、と、ちょっと覚めた、ちと寂しい気持ちがあってね。

何となく、最後まで「没頭」は出来なかったかもなぁ。

「シアターブルックが予定調和的になってしまうよりは、敢えてこの(休止という)大きな決断をした」と、タイジ君、MCで言っていましたが。

そうして、その決断には賛成なんですよ。

バンドを続けてゆくということは、様々な問題が生まれては克服してゆかないといけないことでしょうから。休止でよりパワーアップしたシアターブルックが見れれば、ファンとしては申し分ないわけだし。

途中、「今は変革の時だ」とか。「頑張りましょうとか言ってる場合じゃない、耐えるときなんだ」とか。「意図があるわけですよ。」とかとかね、あれこれおっしゃってましたけど。

「俺は(エレカシの)宮本君でもスガシカオでもないからね。言いたいことは言い続けてゆくから」と。

うふふ。まー、商業主義とは別のところで、タイジ君には音楽をやっていって貰えたら本当に良いなって思いますよ。

アンコールがあって、アンコールが終わって、会場に音楽が鳴り始めても拍手が止まなかったら、ダブルアンコールでした。

終わったのは11時過ぎだったねぇ。休憩があるにしても演奏そのものは3時間強のステージ(全体としては4時間弱)。いつも通りのパワフルなライブだったよ。

この4年間魅せてくれて、本当にありがとう。2年後にも、今より強力なライブを見せてくれると良いなぁ。

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