セブンが非常に印象的だったデビッド・フィンチャー監督のゾディアックを、先日見たので、その感想をちらり。
ストーリーとしては原作ありきの限界なんだろうなー、と思いますねぇ。実際に犯人は判明していないのだから、謎は解けないままになるわけで。そういう意味でサスペンス映画として見たら、ちと物足りないかな。
作品紹介で「ゾディアックに取り付かれた男達の人間ドラマ」的な表現がされていましたが、そちらの方が力点なのでしょう。
当時のサンフランシスコを復元した美術は凄い、と思いましたねぇ。あれ、凄くお金が掛かっているんだろうなー。その後何かの番組(いわゆる映画の宣伝ですね)で、フィンチャー監督のディテイルへのこだわりっぷりが紹介されていて、新聞社はもう何から何まで当時のままに復元されているそうで。社名入りのメモ帳まで作ってランダムに机の上においてあったり、電話はちゃんとリアル感が出るように、線がつながっていた(実際に使えた)そうです。うんうん、細部に神は宿る、なわけですね。
個人的に2時間半は長くなかったな。全体的に映像が作りこまれているせいでしょうか。後半に一応追い込みがあったせいでしょうか。
ただ警察の捜査の駄目っぷり、とかねぇ。やっぱり最後まで結論には到達しない、とかねぇ。何でそんなことがそもそも最初の段階で解ってないのよー、みたいのとかねぇ。これらは脚本が悪いというよりは事実にイライラしてしまう部分ですね。
脚本に難あり、と思われるのはあれだけCMなどで使われていた暗号についての説明が少ないとか。奥さんがいきなり切り札みたいな情報持ってきたり、は何で???って感じだったり。ロバート・ダウニーJRが演じた記者は、「ゾディアックに取り付かれた」から、人生を転げ落ちて行った、と言うには説明不足な感あり。それが無くてもアル中で転げてたんじゃない?と思うのはイジワル?ははは。
それからくだらないのですが・・・・。ワタクシ、ゲイの友人が多いので、普段からゲイダー(ゲイを見分けるレーダーのことねん)が非常に発達しておりまして。テレビ番組見てても、映画見てても、あらこの人ゲイっぽいなーと、思ったりすることが日常生活の基本なんですね。なので地下室のシーンは良くできていたシーンのひとつだと思うんだけど、この人そういう設定なのかなー、といらんこと思ってました。すんません。
率直な感想としては、まぁまぁ、でしたね。フィンチャー監督はやっぱりセブンが突出して優れている気がします。
ストーリーとしては原作ありきの限界なんだろうなー、と思いますねぇ。実際に犯人は判明していないのだから、謎は解けないままになるわけで。そういう意味でサスペンス映画として見たら、ちと物足りないかな。
作品紹介で「ゾディアックに取り付かれた男達の人間ドラマ」的な表現がされていましたが、そちらの方が力点なのでしょう。
当時のサンフランシスコを復元した美術は凄い、と思いましたねぇ。あれ、凄くお金が掛かっているんだろうなー。その後何かの番組(いわゆる映画の宣伝ですね)で、フィンチャー監督のディテイルへのこだわりっぷりが紹介されていて、新聞社はもう何から何まで当時のままに復元されているそうで。社名入りのメモ帳まで作ってランダムに机の上においてあったり、電話はちゃんとリアル感が出るように、線がつながっていた(実際に使えた)そうです。うんうん、細部に神は宿る、なわけですね。
個人的に2時間半は長くなかったな。全体的に映像が作りこまれているせいでしょうか。後半に一応追い込みがあったせいでしょうか。
ただ警察の捜査の駄目っぷり、とかねぇ。やっぱり最後まで結論には到達しない、とかねぇ。何でそんなことがそもそも最初の段階で解ってないのよー、みたいのとかねぇ。これらは脚本が悪いというよりは事実にイライラしてしまう部分ですね。
脚本に難あり、と思われるのはあれだけCMなどで使われていた暗号についての説明が少ないとか。奥さんがいきなり切り札みたいな情報持ってきたり、は何で???って感じだったり。ロバート・ダウニーJRが演じた記者は、「ゾディアックに取り付かれた」から、人生を転げ落ちて行った、と言うには説明不足な感あり。それが無くてもアル中で転げてたんじゃない?と思うのはイジワル?ははは。
それからくだらないのですが・・・・。ワタクシ、ゲイの友人が多いので、普段からゲイダー(ゲイを見分けるレーダーのことねん)が非常に発達しておりまして。テレビ番組見てても、映画見てても、あらこの人ゲイっぽいなーと、思ったりすることが日常生活の基本なんですね。なので地下室のシーンは良くできていたシーンのひとつだと思うんだけど、この人そういう設定なのかなー、といらんこと思ってました。すんません。
率直な感想としては、まぁまぁ、でしたね。フィンチャー監督はやっぱりセブンが突出して優れている気がします。
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